2003年8月20日 〜旅立ちの朝〜
@渋谷公会堂

・演奏曲目

ガラスの中の私
シャングリラ
未来への道
どんなときも
3年後の都会(まち)で…
旅立ちの朝
海辺の手紙
525ページ
天使たちのメロディー
10 最後の夕日
11 瞳を閉じて
12 夏を待ちわびて
13 Never stop singing !
14 twelve seasons〜4度目の春〜
15 このままの2人なら
16 「…ありがとう...」
17 旅立ちの日に…

レポート(BLUESさん)

ついにこの日がやってきた。
2003年8月20日。
あいちゃん本人はもちろんの事、川嶋あいの歌を愛し、応援する人たち=私達ファン
にとっても特別な意味を持つ唯一無二の最大のイベント。
「渋谷公会堂公演:旅立ちの朝」
個人的に、去年8月28日の最初のライブハウス『ギルティー』での「来年、渋谷公会
堂でコンサートします!」という当時16歳の女子高生の宣言に「マジですか?」と客
席から声をかけてから丸1年。知り合ってからは13ヶ月が経とうとしてる中で、
「本当にここ(渋谷公会堂)まで来たんだね」
という想いでこの日を迎えたのでした。

前日までは、あまり実感が湧かなかったのですが…。
まず、いつものCenturyの仲間に会うことで「いよいよだな」という気持ちになって
きました。
ファンクラブの「渋公直前出陣式」というイベントのため、地方からおいでの方と初
めてのご挨拶をしたり、一度会ったきりのファンの方々に久しぶりに再会したりで、
「ホントに今日、演るんだ」という気分にだんだんなってきました(笑)。

その後、渋公に移動。スタッフの方々がテレビのクルーに囲まれているところ、
Centuryから贈らせてもらったお花を発見。
他からのお花と比べても見劣りしてないことに感動(笑)。みなさんありがとうござ
いました。
開場までの間にCenturyのお花の前で記念写真を撮る。。。その後テレビの取材を受
けた方、御苦労さまでした(笑)

さて、そういう入場前の賑やかさも、開場したことで一気に緊張へ変わり、ドキドキ
をやや含みながら会場内へ…。
数年ぶりに入る渋谷公会堂は、とても広く感じました。
ステージ前にはビデオカメラ用のレールが轢かれているし、PAはプロユースのものだ
し、「これはそうとう気合いが入っているな…」と感動することしばし。
考えてみれば、『渋谷公会堂』ですからね。

6時50分。ほぼ埋まった客席のざわめきを諭すように予定より20分ほど遅れて場内の
アカリが落ちる…。
ついに始まるんだ、1年待ったこのコンサートが…。
ステージに降ろされたスクリーンに、あいちゃんの子供の頃からの写真がスライド上
映される。BGMは「ガラスの中の私」のオルゴールバージョン。…ズルイ、これだけ
でキてしまう(^^;)
やがてスライドとオルゴールがフェイドアウトするとスクリーンが上がって行き、青
白いライティングの中で「ガラスの中の私」のイントロが流れ出す… 「そう来たか!
」という感じでした。
大事な渋公のオープニングは、自分が大きな一歩を踏み出した1stアルバムのオープ
ニングナンバーだった…。
実に去年の11月に『ギルティー』で聴いて以来の「ガラス…」だったのですが、完全
にこの曲でステージに釘付けになり、個人的に大好きな曲であるので、曲の間中、こ
の1年がフラッシュ・バックしていました。
青白いライティングの中、白い衣装に身を包んだあいちゃんは大人っぽい髪型で、神々
しくもあり…。
曲途中では結構刹那的な部分も垣間見られ。。。こんなカタチで「ガラスの中の私」
を聴く事になるとは想像もしていませんでした。
新しくファンになられた方はこの曲を聴くのはもちろん初めてだったと思いますが、
それでも充分惹き付けられたと勝手に想像しています(笑)。
「ガラスの中の私」の余韻を残しつつ、あいちゃんは「シャングリラ」を歌い出す…。
これまた「キター!」という感じの私。ファンクラブの会報に「あいちゃんのベスト
盤」という企画がありますが、そこでセレクトした曲が2曲も続くなんて!
5月の高田馬場のイベントで聴いた時も「ライブ栄えする曲」だと感じたし、今回聴
いてもやはりそう思いました。
左からギター、ベース、ドラム、キーボード、コーラス、ギター、という今までで最
多のバックバンドの方々をあいちゃんはその透き通った声と声量でどんどん引っ張っ
て行く。 その時思ったのが …このライブ版を正式に出して欲しい…(^^;)
ある種この曲は「川嶋あい」の世界を完成させた曲。と勝手に思っているので、感慨
ひとしおだったわたしです。
2曲終わったところであいちゃんのMC。
ついに渋公のステージに立った事、路上活動を始めて549日目、回数にして路上ライ
ブ731回目が渋公になった事。
「1000回目が渋公でなくすみません」と謝っていたけれど、謝る必要なんてないと思っ
た。。。
1年半精一杯走り続けて来た結果、730回も路上をこなして多くの人を魅了し、そして
ちゃんとこうして渋谷公会堂へ辿り着いたのだから、胸をはって欲しいくらいだった。
「数少ないわたしのノレる曲ですよ!」
という一声で始まったのは「未来への道」! うおお、コンサートの序盤で1stの曲
を2曲も!!
しかも「踊って!」というあいちゃんのMCで会場はオールスタンディングに!
この曲も去年の11月のワンマン以来の御披露になるのだろうか。しかし、1stの曲を
こうして渋公で聴けるなんてたまらない気分。
そう思っているうちに、早くも曲は4曲目に突入。
それが「どんなときも」だったりする。うーん、かなりサービスしまくりの今日のメ
ニュー(笑)
個人的には、初めて『ギルティー』でちゃんとあいちゃんの歌を聴いたとき、1曲目
がこの曲だった(らしい)ので渋公でもオープニング・ナンバーであって欲しかった
のですが…。
渋公まで様々な曲がライブのオープニングを飾り、その都度わたしたちを驚かせて来
たあいちゃんですが、「どんなときも」でオープニングのケースが多かっただけに
「オープニングナンバーの定番」みたいな部分はありましたよね。
この日は「ガラスの中の私」にその座を譲ったとはいえ、人気の高い曲。場内もいい
感じで乗って来たな、という感触。
グリーンの照明が曲の雰囲気に合ってた様に思うし、曲間で入るフェイントも新しい
アレンジで面白かったですね。
「どんなときも」を歌い終えて再びMCを入れるあいちゃん。
新曲を演ろうとバンドの方々と話しあってきた、という話から、「自分も路上で歌っ
てみよう!」と思うキッカケになったという「ギター1本で歌っていた」という方の
お話…。
その人にメールを送ろうとHPにアクセスしたら「ありがとう」という言葉と共にHPが
閉鎖されていたと。
「人ってタイミングが大事なんですね」とあいちゃんから象徴的な言葉が漏れる。そ
して、
「その人の事を考えながら書いた曲なんです」という事で、8月21日発売の1st マキ
シ・シングルから「3年後の都会(まち)で…」を披露してくれた。
この時点ではまだ購入したばかりのCDを聴いていないので、曲をライブで先に聴いて
しまったことになるわけだけど、詩を「観て」聴いたわけではないので、その時の率
直な感想としては「素直なラブソングだな」だった。
しかし、家に帰ってからCDを改めて聴いてみると、なるほど、あいちゃんの言う「わ
たしを路上に立たせてくれた人」の事を考えながら書いたのだということが納得出来
た。いい曲ですね。
引き続き「新曲コーナー」は続く…。この日唯一曲名紹介がなかった(?)6曲目が
続いて披露される。
コンサートのタイトルにもなっている「旅立ちの朝」。。。
ライブの時に曲名を聴かないで漠然と聴いてたので、印象が散漫になってしまってい
てCDを聴いて「こんな曲だったかな…」という頼り無いコメントしか書けないのが情
けないのですが(^^;)、メロディーの高揚が実にあいちゃんらしい曲だと感じました
ね。
新曲を2曲歌ってくれたところでMC。
福岡の音楽学校の先生方のお話から、「やっぱり東京へ行かないと!」ということで
上京したお話、勇気を出して路上に立った時、学生カンファレンスの人たちという最
高の「スタッフ」と出逢ってここまで来たこと…。
スタッフ諸氏に向けて「ありがとう!」と深々とお辞儀をしたあいちゃんの姿が印象
的。
そんなお話を経て曲は7曲目、つい最近発売されたばかりの6th「歌い続けるから…」
からオープニングの「海辺の手紙」。
アルバム同様、静かに静かに、曲を愛おしむように、語りかける様に歌い出すあいちゃ
んは、やはりすごいと思った。
17歳でこんな難しい曲を書くということもそうだけど、これだけ難しい曲を情感たっ
ぷりに歌えちゃうのだから…。
ボサノバ・タッチのリズムが心地よく、バンドのサウンドも幾分スウィングしてる様
な気がした曲だった。
続いてあいちゃんがコールした「525ページ!」という曲。。。
ピンク基調のライティングがすごく合っていたこの曲…聴いてる時はまったく意識し
ないで聴いていたのだけど、いざこの原稿を起こす段階になって「???」ってなっ
た。
「ど、どのアルバムにも入ってない???」(^^;)
どういう曲なんだかわからなかったので、仲間数人にメールしてみたところ、
「7thとして発売されるはずだった『天使たちのメロディー/旅立ちの朝』が1stマキ
シとして発売されることになったので収録曲が5曲から4曲に削られたので、その削ら
れた1曲がその曲です」
とNGCさんと一九さんから教えてもらいました。なるほど、すでに「幻の1曲」だった
わけですね…。
そんな曲を渋公で歌った、ということでかの「餃子の歌」の様な伝説の曲になるので
しょうか(笑)。

さて、ここでのMCであいちゃんから重大なお知らせが…。
わざわざわたしの稚拙な文章で説明することもないと思うので、この部分は公式HPの
「message」であいちゃんの直接のコメントをお読みください。(恥ずかしい話です
が、20日の深夜、家に帰ってリニューアルなっていた公式HPであのメッセージを読み、
涙が出ました。)
お知らせの流れで事務所をクビになった話(まるでビートルズをオーディションで3
回も落としたイギリスのレコード会社デッカの事みたいですね…今頃そうとう後悔し
てると思われ…)、路上に立つ勇気の事、メジャーでCDを出す事で路上が出来なくな
り、ひいては渋公もダメになるなら「やらない」という決断…。
「わたし九州の女なので、『頑固』なんですよ! …がんばりたいんです!」と言っ
てやっと笑顔を見せてくれた。
そのMCが終わるのを待つようにステージ左手からストリングス四重奏の方々が登場。
「路上に出た時、初めて歌った歌」として紹介されたのは「天使たちのメロディー」
のシングル・バージョン。
告白が済んであいちゃん自身、心の中がスッキリしたのか声がすごく出ている。
8月21日発売のニューアレンジの「天使」はピアノアレンジが変わり、さらには美し
い弦楽四重奏までが奏でられ、リフレインのあとの最後の歌詞は新しく書き直されて、
まさに渋谷公会堂に「歌う天使が降りて来た」という錯覚を起こさせた…。
誇張が過ぎるとは思わない。白い衣装に身を包まれたあいちゃんが、実際そう観えた
のだ。
…と、同時に、それまで感じていたどんなあいちゃんより、遠い遠い存在として感じ
たのもまた事実。。。

弦楽四重奏の方々がそのまま残り、一時は路上で弾き語りもしてくれた「最後の夕日」
へ。
そもそもこの曲はストリングス系の音がイントロに入ってる曲だけど、やはりホンモ
ノのオーケストレーションはいいですね。
もともと美しい曲にさらに磨きがかかった、という感じでしょうか…。
この日歌われた2ndアルバムからの唯一の曲を歌い終わると、演奏だけを残しあいちゃ
んは衣装替えにステージ袖に消えた。

クリスマスの時同様、衣装替え後は黒いパンツ姿で再登場。「ダンスパート」の予感
…(笑)
ストリングスの方々を御紹介のあと、「あと数曲ですよ!」とあいちゃんが言うと
「瞳を閉じて」のイントロがスタート!
それに合わせてダンスのおねいさん達も登場!やっぱり!(笑)
それにしてもファンサイトのレビューに
「ワンマンを演ったら「アンコール前、あと3曲!」とかってポジションで是非聴き
たい(笑)。」
と書いたら、残り4曲目で聴けました(笑)
「瞳を閉じて」の勢いそのままに、曲間ナシで5thの「夏を待ちわびて」に突入。
実は「瞳を閉じて」も「夏を待ちわびて」もライブでは初めて聴いた曲になるわけだ
が、さすがにバンドが付いているとこういう曲はやっぱりイイですね。
ここでダンサーのおねいさん方を御紹介、そのままおねいさん方はお引き取りになっ
たのだが、ステージに残ったあいちゃんは渋公のステージを右に左に走る。歌ってる
曲は「Never stop singing !」。
仲間うちでは歌詞の内容が内容なので「オープニングになるかもね」と予想する人も
いたけど、タテノリナンバーは13曲目に置かれていた。曲途中でメンバー紹介を挟み
つつ、コトバが溢れ出す様に歌うあいちゃん、かっこイイ。
「瞳を閉じて」「夏を待ちわびて」「Never stop singing !」…タテノリ3連発、い
い流れです! こういうの大好き(笑)
3曲目の「未来への道」で「数少ないノレる曲」と紹介があったけど、気が付いたら
こんなに勢いのある曲があるんだよね。
あいちゃんの場合、この日歌われなかった「祈り」とか「時雨」とかどうしても叙情
的な曲に耳が行ってしまうので、案外気が付かなかったりしてしまう自分が情けない。
そして14曲目、「最後の曲です…」の紹介でキーボードだけの演奏をバックに、ここ
最近の路上のメインでもあった「twelve seasons〜4度目の春〜」を歌ったのだった。
どうせならストリングスを入れればよかったのに。とちょっと欲張りなことを考えて
はみたのだけど、自分のバンドでアンコール前、どうするか? ってなったら、自分
もやっぱりギターだけ、とかピアノだけ、とかにすると思ったので「これはこれでい
いなぁ」と。
逆に、余計な音がまったくない分、声とメロディーの良さが浮き彫りになり、改めて
あいちゃんの声質・上手さに感動させられたのでした。。。

あいちゃんが引っ込むと同時に、客席からは「アンコール」の声が。。。クリスマス
の目黒の時とはさすがに規模が違うのですごいことに(^^;)
その声に押されてあいちゃんが登場。6thに入っている「このままの2人なら」を歌い
出す。
個人的な好みで言うなら、もっと古い曲で渋公で歌ってもらいたい曲はイッパイ他に
あった。
けど…あいちゃんが「渋公の」アンコールに選んだ曲。そこに何か言いたいことがあっ
たわけで…。
それが何かは、自分の胸の中にしまっておけばイイかな… などと考えた一瞬だった。
MCがはいって「一生忘れられない日になった」と。そして、最愛の人のために、8
月20日に渋谷公会堂のステージに立つことに決めたのだと。その人のために歌いたい、
と「…ありがとう...」を歌い出した…。
さすがに胸に来ました。何も言う事はありませんでした。こちらこそ「ありがとう」
な時間に思えた。。。
ステージには開演前に降りていた幕が再び降りてきて、ステージを隠してしまったの
わけだが、嵐の様なアンコール・コールの中で、もう一度、その幕をスクリーンにし
てスライドが投影され始めた。
「『明日への扉』には元になった曲がある
卒業・旅立ちを歌った私の原点。
今、ここでその曲を歌う。」
確かこんな内容のテロップがあいちゃんが路上演奏をしているシーンに挟みこまれ、
いつも路上に出る時自分で台車を押して移動してる写真がスクリーンに写し出される。
…と?
ステージ袖から学生スタッフのPさんと共に、あいちゃんが路上と同じく制服姿で台
車を二人で押して出て来た!(笑)
そしていつもの様にキーボードをセッティングし、いつもの様にマイクスタンドの位
置にかなりこだわり、いつもの様に、うつむき加減で歌い出した。
曲は「旅立ちの日に…」。
この曲があったからこそ、多くの人が路上で足を止めた。多くの人が共感してCDを買っ
た。多くの人が応援を続けた。
あいちゃんの生での弾き語りでこの曲を聴くのはそうとう久しぶりである…。泣かな
い、と思っていたが、やっぱりこの曲を聴くにつけまた泣いてしまった。あまりにも
いろいろな事が曲に詰まり過ぎているので。。。
もちろん、この日初めて聴いた人の方が多かったはず。1stが完売している今、勿論
入手は困難だし。
あれが1年前「天使たちのメロディー」と肩を並べる路上のメインだった。そう考え
ると、最初からあいちゃんって、やっぱりすごかったんだ、と…。改めてそう思っ
た17曲目のラスト・ナンバーだった。
1年前、最初の『ギルティー』でもラスト・ランバーだった「旅立ちの日に…」
この日は完売している1stから4曲も歌ってくれた。あいちゃんなりのプレゼントだっ
た気がしてならない。

1年前と同じラストナンバーで、あいちゃんは涙を見せず、本当に旅立った。

時に8時42分。約1時間50分の「渋谷公会堂」公演は静かに終わった…。


涙が引くのを待って、ロビーへ出た。そこで春先にスタッフを卒業した「マルちゃん」
に再会!
すでに涙でボロボロになっていたが、声をかけると
「ブルースさん、本当によく1年ついて来てくださいました!これからも、川嶋あい
を、よろしくお願いします!」
と何度も何度も頭を下げる。その姿にまた…。
1年前、最初の『ギルティー』の時、誰もいない受付にぽつんと一人座っていたのが
彼女。
「川嶋あいさんのスタッフの方ですか?」って声をかけて「路上でCD買って観に来ま
した」と話をしているところに当のあいちゃんが通りかかり、あいちゃんを呼び止め
てくれ「路上でCDを買ってくれて、今日わざわざ来てくださったんだって。ちゃんと
ご挨拶しなさい!」と、当時からあいちゃんのお姉さんの様なコだった。
でも、そういう事があったから、あいちゃんは割と早くわたしの顔を覚えてくれた。
ワンマンの時のファンのオフ会にもあいちゃんと一緒に乾杯にわざわざ駆け付けてく
れ、一番親しいスタッフさんでもあり、おじさんとしては彼女のがんばってる姿を観
るのも好きだった。
そんな彼女が仕事を休んでスタッフのお手伝いに来ていた。
わたしだけでなく、他のCenturyの仲間と顔を合わせる度に泣いて、お辞儀を繰り返
して…。
そんな姿を観ているうちに、また胸が熱くなってしまい、不覚にもそこで泣いてしまっ
たというわけです(^^;)。

川嶋あい。
ファンだけでなく、スタッフまで号泣させるとんでもなく素晴らしい17歳(笑)
路上から、ステージから、CDから、「夢は信じれば必ず叶う」ことを身を持って教え
てくれたアーティスト。
「あきらめない」こと「希望を持つ事」がどれだけ大事な事か、おじさんに気付かせ
てくれた女の子。
最初のギルティを観た帰りに「いつかきっと、あいちゃんは遠い存在になる」と確信
して、そうレポートにも書いたわけですが、1年後に本当にそういう場面をこの目で
観る事になろうとは…。
「そういう風になっている」のだと、公演終了後、缶ビールを飲みながら帰宅したの
でした。。。
大きな共通の目標がとりあえず終わったわけですが、あいちゃんが何か変わったわけ
ではないと思ってます。
ただ、今は渋谷公会堂が大成功で終わったことに安心を覚えると共に、妙な淋しさが
ありますね。
次… 次にあいちゃんは何をわたしたちに見せてくれるのでしょう。
静かに、待っていようと思います。。。

PS
今回のこのレポートは、わたしBLUESの1年分の想いを込めて書き込んだものですので、
長い上にかなり読みにくいモノになったと思いますが、御容赦ください。


DVD『2003.8.20 渋谷公会堂 〜旅立ちの朝〜』感想まとめ