Never stop singing!

・NGC

「夏の終わりの浜辺」というオムニバスの映画
それぞれの歌をバックに4つの甘く切ない夏の恋が
頭の中で映像化して本当に映画のように物語を
作り出していくそんな素敵な6thアルバムの
エンディングロールを飾りちょっと沈みぎみな心を
癒し明るくさせてくれる作品
映画のエンドロールでいろんな格好をしたあいちゃんが
楽しそうに動いているそんなエンディングが目に浮かびます

あいちゃんのこれまでのアルバムタイトルや
曲の題名、歌詞の一部を使ってこんなに素敵な歌が作れるって
本当にすごいと思いました 
あいちゃんのこれからの決意や歌に対する情熱が伝わってきました
「歌いつづけるから…」って
もし6thの最後にこの曲がなかったら単に綺麗な少し暗めの
恋の歌特集になっていたんじゃないかって思います
そんな意味でもこの曲が6thの中で1番好きなのかもしれません
「川嶋あいの世界」が着実に広がっているのがわかります

これまでのあいちゃんとの思い出がフレーズごとに蘇ってくるのも
この歌のもう1つの魅力だと思います
あなたは 何人のあいちゃんに出会えるでしょうか(笑)

・BLUESさん

7月の頭に代々木公園の石畳を歩いてNHKホール前まで来た時に、こんちゃんから携帯
にメールをもらいました。「ハチ公前にいますよ!でも試験なので帰ります!」と。
さっそく走ってハチ公前に行くとあいちゃんが歌っていました。
こんちゃんに「サンキュウ」と返信をするとさらに「眠気の醒める歌を6thに入れる
ように言ってください」って返信がありました。「録音終わってるんじゃねーかな?」
と思いつつ休憩に入ったあいちゃんに
「こんちゃんがね、タテノリの曲を6枚目に入れてくれって。録り終わってるよねぇ?
」と聞くと
「録音は終わってますよ(笑) …あ〜、でも、そういえばあるんです、タテノリの
曲! ノレると思いますよ! ゼヒ、期待していてくださいネッ!」
あいちゃんは満面の笑顔でそう言いました。…この曲のことだったんです(笑)
aiBBSに於いて、ツネバスさんが「キャンディーズの『微笑がえし』みたい」とコメ
ントを寄せておられましたが、やはりわたしも同じことを考えていました。
歌詞の中に、やはり自分達の歌ってきた曲のタイトルが鏤められて、それがちゃんと
ひとつの物語を形成しているんですね。曲を書く人間なら一度はやってみたいコトで
す(笑)
キャンディーズの「微笑がえし」は解散が決まっていた時期にリリースされたものな
ので、結構鼻の奥がつん。とくる作品ですが、あいちゃんのは「これからの決心」を
歌った正反対の楽曲。
しかも渋谷公会堂のチケットに記されたコメントに呼応するように、1stアルバムの
タイトル・収録曲から並べられたそれぞれのタイトルを「溢れ出るコトバ」のごとく
次々に歌い、その最後で
「I can sing a song this place forever...
So I never stop singing forever...」
と日本語を大切に歌って来たあいちゃんには珍しくエイゴで決心をリフレイン。
これがまた耳に残るんですね。
渋谷公会堂公演に於いてもクライマックスであいちゃんはマイクをもってステージを
右へ左へ走り回り、路上とは違う姿を魅せてくれた…。
5thで完成をみたあいちゃんのサウンドは、この曲を含む6thで新しい可能性を切り開
いたのかもしれませんね。