シャングリラ

・NGC

私にはすごい深い曲です
毎回のように伝わってくる思いが変る
5thアルバムを象徴するような感じの曲です
あいちゃんの思い描く理想郷なのでしょうか?
失恋した叶わぬ恋なのか、切ない片想いなのか
遠く離れた恋人を想う叫びなのか
聞く人のその時の心の中を写す鏡のように・・・

切ない恋の想いが聞くたびに違った叫びになって
伝わってくる素敵な曲です

・BLUESさん

あいちゃんのCDが「店鋪限定」とはいえ、大手CDショップで販売されることになった。
これは凄い事ですよね。メジャーへの足掛かり?(笑)
さて、そんな大切なアルバムの冒頭を飾るこの曲。発売前日、昼休みを利用して渋谷
まで行ってアルバムを入手、会社に戻ってソッコーでポータブルCDプレイヤーで聴い
たわけですが、最初の印象としては「『時雨』を発展させた様な曲だな」って事でし
た。ところが聴き込んでいくうちに全く違う印象に変わって来ました。
イベントで聴いた時、バックバンドが付いていて「なんかライブ栄えするな、この曲
」って思ったのも一つの理由です。
上手く表現出来ないけど、詩・曲共に、ソングライターとしてのあいちゃんの成長が
くっきりと伺える楽曲に仕上がっているので、聴いていて「時雨」とは違う切なさが
伝わってくるんですね。
「時雨」は自分の心模様を唄うことで独特の切なさを表現してくれてたわけですが、
「シャングリラ」は周りの風景を詠う事で心情をそこに映し出してる…。
「遠く竹の葉が揺れている 呼ぶ声は誰?」
「かもめよ切ない翼で どこへ飛んでゆくの?」
スゴイです。簡単な表現ですが、マネの出来るものではないと思います。
好きな一節があります。最後のリフレインのところです。
「失ったものは過去へ行く 守りたいものができたから わたしのシャングリラ」
17歳でこんな詩が書けるなんて、改めて歌詞カードを観て感動したのでした。
あいちゃんの「守りたいものができたら」というコトバに「それはなに?」と問いか
けたくなる自分がいました。