long & deep X'mas

・FLEXさん

このレビューを書いているのは梅雨真っ盛りの、6月であるにも関わらず、クリスマスを
感じる事が出来ます。もっと言えばこの曲を聴く度に、2002年12月のクリスマスライブに
行けずに仕事をしていたのを思い出してしまいます。
アーティストにとって、聴く人がこの曲を聴いていたあの時期に何をしていたのかを思い出させる
曲を作る事が出来るのって、素晴らしい事だと思います。今まで多くの曲を聴いてきましたが、
「聴いた事有るけど、この曲って誰の曲だっけ??」みたいな曲が多すぎる中で、聴く人の歴史に
なれる曲は素晴らしいと思ってしまいました。

・BLUESさん

クリスマスライブの最後を飾った美しいクリスマスソングですね。
一度聴いただけで耳に残る印象的なメロディーライン。クリスマスという季節の雰囲
気を優しい気持ちで包み込み、でも恋人たちのドキドキは伝わってくる…。極上のク
リスマス・ナンバーですよね。
曲が曲なので、季節感を大事に、めったな事では歌わないだろうな…。と勝手に妄想
しながらクリスマスライブの時はじっくり聴いていたわけですが、年が明けて初めて
路上を観た時、最初に聴いたのがこの曲でした(笑)。
03年4月現在の路上でのメニューで欠かせないレパートリーになっていますね。
「街のネオンが消えてしまわないよに ずっと
どうか もう少し 昇らないで 朝日よ」
と歌われるこのフレーズ、以前自分でも似たような詩を自分でも書いたことがあり
(笑)、そういう部分でもこの曲は好きです。この曲が最後に入ってることで、個性
的な楽曲が並ぶ3rdの質がさらに上がっている。と感じています。