ガラスの中の私

・BLUESさん

1stの1曲目にして、完成されている川嶋あい、渾身の1曲。
知り合った当時の真夏の暑い最中、ハチ公前で歌っていた制服姿の可憐な女の子か
ら500円で購入し、サインをしてもらい、その日の夜家で聴いてショックを受けた曲
…。
イントロから聴く人の耳を惹き付け、いやおうなしに歌へ導入されて行く。
「絶望の夜 迎えた日…」という、1曲目のアタマから「なんでこんな若いコがこん
な重たい詩を…」と、その時の私はメロディーと詩の裏側にある、16歳の女の子のセ
ンスに驚かされたのだった…。
「何がいけない? 何が悪い? わからないまま時は過ぎて」
「過ちを犯して初めてわかる想い忘れない」
このふたつのフレーズは20年くらい前、自分が高校時代に抱いた思いであり、20歳も
年の離れたコとリンクする部分があるなんて…。ということでも非常に惹き付けられ
た曲ですね。
透き通る様なあいちゃんの声がまた印象的。ピアノのみの伴奏、というのもとてつも
なくキました。
絶望の夜、という言葉で始まる曲ですが、希望を持って曲は終わって行くので気持ち
は沈みませんね。
あいちゃん自身もこの曲を「大事な曲」として捕らえていた様で、大事に大事に歌っ
ていましたが、02年11月30日の恵比須ギルティのステージを最後に今は聴けなくなっ
てしまいましたね…。

・愛知県に住むひろこさん

私がこの曲を聴いて感じたのは、この曲の中にでてくる人は壁に突き当たってから一 皮むけたまでの気持ちかなぁ〜と思いました。
1番初めの歌詞が「絶望の夜から・・・」ってはじまって、ここの部分を聴いてると 「どうしたらいいの〜」って聞こえてくる感じで、自分もこういう時は孤独で辛かっ たなぁ〜って(涙)
・・・ そして、1番の後のサビの「Ah・・・」の部分は自分に言い聞かせてる感じで「ジー ン」としちゃいます。
2番は引き続き落ち込んでるみたいで、そういう時って誰からも言葉も耳にはいらな いですよね。
ここでの「過ち」は側にある光=友達の言葉。に私は感じました。
2回目の「Ah・・・」は前向きになった姿が浮かびました。
そして、「今熱い・・・」からは、辛くても負けずに、自分は自分らしく生きよう !って言ってるように感じました。
誰にでも壁に突き当たる時ってありますよね?
私はそういう時に聴けば何か感じるものが得られるかなぁって思います。
普段聞いても 勇気を貰えますよ(笑)