路上の歌

・BLUESさん

公式ファンクラブの「入会特典」として届けられたシークレット・ナンバー。
サウンド的には「旅立ちの朝」のオケとメロディーを借りて、
自分の路上時代を赤裸々に歌っている、聴いていて胸が熱くなる曲…。
詩的には4thに収録の「路上から…」の続編になるんだろうか。
でも、あいちゃんのことだからファンクラブのために、
きっと書き下ろしたに違いない(笑)

この曲を聴いていると、あいちゃんと出逢った頃の事、
公式BBSでいろいろな人と出逢えた事…、様々なことが頭をよぎります。

「自分が歩む道は誰にも頼るものじゃない そうだとわかってマイク握ったんだよ」
経験したからこそ、歌えるこのコトバ。この若さでこんなことが言えるなんて…
川嶋あいというアーティストはなんてコなんだろう。
自慢、と言われるかもしれないが、
そこにいたことで歌詞がとてもリアルに、この胸に迫ってくる。

「路上に立ったことはわたしの一番の誇り」
自信を持ってそう言える、アナタにはその資格が充分にある。
あいちゃんが路上に立たなければ、今のあらゆる人間関係はなかったのだから。

「次の夢に向かうよ」と歌われるあいちゃんの「次の夢」を、
一緒にまた応援して行く。
応援のカタチはいろいろあっていいと思う。
そこに「川嶋あい」というアーティストがいれば…。

今、改めて思う。
川嶋あい。
キミと出逢ったことを、誇りに思う。

(2004.7.3掲載)