2015年8月20日 Ai Kawashima Concert 2015
“ノスタルジック メロディー”
@渋谷公会堂(東京)

・演奏曲目

ガラスの心
天使たちのメロディー
どんなときも
マーメイド
海辺の手紙
シャングリラ
飛べない鳥
Just after the rain !
見えない翼
10 sky
11 My Love
12 3年後の都会(まち)で…
13 流れ星
14 明日への扉
15 I Love Your Smile
16 とびら
17 「…ありがとう...」

・レポートその1(BLUESさん)

2003年の「奇跡の」渋谷公会堂公演から数えること13回。
途中、会場をざまざまに移りながらも、
最終的には、いつもこの場所へ帰ってきたわけですが
その「思い出のホームグランド」も、
この秋でなくなってしまう。。。

その「最後の渋谷公会堂」公演、
3月の終わりころだったか、
「プレミアムシート」の申し込みと抽選。
とかってメールがファンクラブから来て。
まぁ何がプレミアムなんだか知らないが申し込んでみるか、と。
なんでも「特典CDが付いてくる」っていう…

そんで抽選の結果、当選はしたんだけど、
チケットを発券したら、
『9列目』… orz

9列目で「プレミアム」って、なんやねん# と(笑)
そんなん言うなら
「特典CD付き限定チケット」
とか銘打ってもらった方がよっぽどわかりやすいし
スッキリするわ!
…としばらくの間、憤りが収まりませんでしたが(笑)
別に、一番前で観たいわけじゃないんだけどね。
ま、「8月20日」を思い出の渋谷公会堂で観るのも
最後になるだろうし、今や「年に1回」くらいしか
ナマで川嶋さんのコンサートを観ることもなくなったので
休みをとって渋谷公会堂へ赴きました。

開演前、例によって例のごとく、
ドトールの前にたむろっておりましたが、
友人わんちゃんがムスメのゆずたんと一緒に来て
小さい頃の雰囲気をそのまま残しながら、
今高校生に美しく成長したゆずたんに
何年かぶりで会って、
「ああ、自分もおじさんになったもんだなぁ〜(^^;)」
と妙に実感しましたね(笑)
なんせ、来月9月でわたしも「48歳」、
“BLUES48”になりますのでww


開演ギリギリで入場し、グッズには目もくれず席へ(笑)
荷物を置く前に、最前列のあいちゃんのご両親の遺影に
手を合わせに行く…
こんな行為も、もう13回目、なんですね。

隣の席の長年の友人、trash氏は仕事で遅くなるので
昼間チケットを渡して一緒に食事。
まぁそんなことすらも久しぶりだったわけですが。
自分の9列目の席につき、改めて渋谷公会堂。
…という会場を見渡す。
かつてディスクガレージの社長さんが
「渋公には“神”がいる」
と語った、アーティストにとっての
「聖なる空間」。

そんなことを思っていたら、2階の左ライティングポイントに
吉永社長を発見。
しばらくぼーっと見ていたら、社長も気がつかれた?(笑)
会釈をしてみた。
社長も、会釈を返してくれた(と思うw)
なんだろう、あの感覚は…
最後の渋公へ向けての、スタッフとファンの、
エールの交換の様に思えた。
…なんとなく(笑)


18:37、場内が暗転。
さぁ、「最後の渋公」が始まるぞ…

緞帳がゆっくり開き、そこに観えたのは、
白い衣装・大きな花(?)の髪飾りの川嶋あいと
右後ろの高い場所に、弦楽四重奏。
歌う楽曲は、「ガラスの中の私」。
いや、毎度のことだけど、正式なセットリストには
「ガラスの心」と記されているだろうが、
ロートルにとっては、この曲のタイトルは
いつまでも「ガラスの中の私」なのですよ。
路上で手売りしてた「この場所から…」の冒頭を飾る、
彼女を“象徴”した楽曲なのでね。
オリジナルはピアノだけで聴かすヘビーなサウンドですが
この日は柔らかい、しかし時にせつない、
ストリングスの音色に包まれ、
会場を声で包み込まんばかりのあいちゃんの声。
13年前の渋公が、いやでもフラッシュバックしますね。
…というか、13年分の想いを乗せて、
あいちゃんが歌っていた。
…ということなのだと感じる。

場所を移動し、エレピまで移動する。
イントロは、路上で
「もう、いいです(笑)」
というほど聴いてきた、彼女の分身、
「天使たちのメロディー」
蒼・白のライティングは、当時の路上の空を思い起こさせる。
のびやかに歌うあいちゃんの声は、絶好調。
やはり、このへんの楽曲を聴くと、
2002年、知り合った夏から、
覆面グループ“I WiSH”での活動の葛藤を経て
自分で企画した目黒でのクリスマスコンサート…
そういった、「濃い期間」を思い出さずには、
いられない空気がよみがえりますね。。。
まぁ、コンサートのタイトルが
「ノスタルジック・メロディー」なので
そういう意味では、2曲目にして大成功。
というところでしょうか ┐(´-`)┌
客席後方からの拍手がやたら早くて、
若干、興ざめしましたが(^^;)

2曲歌って、MCに。

「13回目の8月20日、全力で歌って行きたいと思います。
今の2曲は、おごそかな感じになってしまいましたが
みなさん、咳とかガンガンして大丈夫ですよ(笑)
では、次の曲では、手拍子などしていただけたら嬉しいです」

とピアノへ移動して歌いだしたのは、
「どんなときも」
初期のあいちゃんのライブは、概ねこの曲で始まった。
2002年11月の最初のワンマン(渋谷7th floor)でも
この曲からだった。
まぁ失礼な言い方だが、この日の演奏を観ていて
「ああ、『どんなときも』をあいちゃんが
自分で弾き語るんだなぁ」
と感心した(笑)
かつてこの曲はマイクを握って立って歌ってたわけだけど、
しかし、そういうバンドサウンドではなく、
弦楽四重奏とピアノでも、十分である。
…という証明にもなっているわけで…
ほんと、ライブというのは「生き物」ですね。

「どんなときも」が終わってMC。
「今年で13回目の8月20日。
ここで歌えることを心から嬉しく思っています。
みなさんの時間の中に、私との時間が
いい思い出として残りますように。」
そう語るあいちゃんのうしろ、サポートメンバーが登場。
コウヘイくん、ながじぃ、サッチン。
長年、川嶋サウンドを支えて来た素晴らしき面々。

「せつない恋の歌を聴いてください」
印象的な照明の中、始まった曲は
「マーメイド」。
「切望と希望」を軸とする、この時期の
あいちゃんの楽曲を今でも
「お気にいり」に挙げる友人は数多い。
実際、この「マーメイド」などは
あまりステージで歌われた記憶は薄いのだが、
歌が始まれば、一緒に歌える(笑)
パーカッションのリズムと、アコギのタッチが心地よく
アレンジの勝利か、とも思う(^^)
夏向きなので、もっと歌ってもいいんじゃないかな。

ガットギターにチェンジしたながじぃのイントロは
波の効果音に乗って、実に心地よい空間を生み出す。
「路上集」のこの楽曲をちゃんと聴いたことがないので
コメントを書けないんだけど、
ボサノバでもなく、かと言って泥臭くもなく…
もともと楽曲が持っている魅力は
この日のアレンジで十分引き出されていたと思う。
しかし、当時から好きな楽曲ではあるけど、
17歳が書いた曲としては完成された楽曲だし、
年齢を重ねたあいちゃんの表現力には
さらに磨きがかかっている。と感じましたね。

初期の名曲たちをじっくり堪能しながら、
さらに決め打ちの様に6曲目
「シャングリラ」。
初めてこの曲を聴いた時は、驚きと感動を覚えたのを
会場で思い出しましたね。
まぁ、あいちゃんの初期の楽曲には、
それぞれ思い出があるので仕方ないんだけど(笑)
黄昏を思わせるライティングは、
そういう抒情性を煽り、ふと、こみあげてくるものが。
ながじぃのギターソロの間奏は実にしぶかった。
楽曲の世界感に引き込まれましたね。
ここでも曲終わりの拍手が早くてまいったけど(^^;)

MCが入る。
「何度も言いますが、ここからの景色は最高です。
13年前は自分の席をスピーディに探す人が多かったですが
今はみなさん落ち着いておられてね。諸行無常ですね(笑)
歳を重ねると話題が健康面のことばかりになりますねw
今日は“ノスタルジック・メロディー”ということで
私の懐メロをアコースティックでお送りしています。
14年前、スカパーで、路上で歌う私を取り上げてくれました。
母は、そのたった5分の映像を観るために
スカパーと契約し、チューナーを買い、番組に電話までしました。
でも、その番組の放送後、1ヶ月で亡くなりました。
結果的に、私が東京で歌っている姿を母が観れたのは
その5分の番組だけでした…」
この番組は、静岡のNGCさんが当時路上を観に来た時に
撮影をしていたという話を聞いた覚えがある。
番組は5分だが、延々とこの曲を歌っていたそうだ。
それは、7曲目「飛べない鳥」

カラフルな照明の下、「16歳の気分に戻って」歌っている。
確かに、2ndミニ「はばたける日まで…」に収録前から
路上で聴いた様な気はする。
最初の渋公成功後も、路上で「天メロ」同様、
夏の日も冬の日も、回数多く歌われてきた。
当時はタブン、「数少ない、弾きながら歌える曲」
であったろうこの曲も、今や
「川嶋クラシックス」として外すことの出来ない楽曲ですね。
でも、渋公で歌ったのは、初めてかしら?
(調べる気力がないw)

続く曲は、このロートル泣かせのセットリストの流れでは
「おお、意外!」だった
「Just after the rain」
以前、自分のiPodの川嶋あいのプレイリストの
1曲目がコレだった(笑)
オリジナルは歪んだギターで始まるが
この“ノスタルジー”Verではコンパクトにアレンジされ
あいちゃんはここで初めてステージを右に左に歩く(^^)
客席で揺れるスティックライト。
そして、コウヘイ君の笑顔(笑)

MCで
「今日は私にとって、神、いえ神以上の方が来ているので…」
と語っていたが、だれ? …って空気のまま、
「リクエストコーナー!!」に突入(笑)
まぁ、毎度のことだけど
「アップがいい人!? バラードがいい人!?」
と客席に自由に言わせる、グダグダなコーナーww
もっとも、もう演る曲は決まっているのに
これをやらせることも、客席はわかってはいるわけだが(笑)
恒例「ながじぃへ無茶振り」も健在ww
結局のところ、
9曲目「見えない翼」のイントロへの導入であった(笑)

客席を煽って立たせて、ハンドクラップ☆
「世界でいちばん がんばっている
渋公のあなたが ス・キ!」
と客席とかけあい。
ま、毎度のことながら、そういう時の私は後ろを振り返り
客席がスティックライトで揺れていることを確認(笑)

そして、この流れなら、次の曲は
「“My LOVE”だな、間違いない」
とメモにも先どって、「My LOVE」と書いたのだが…
あいちゃんが歌い出したその歌詞は

「泣きたい夜もあったけれど…」

んんんん? こ、これは…

タイトルが出てこない(笑)

「青空へ 広がる 僕らの地平線は…」
とサビに来てようやく「ああ、『SKY』だ」
と思い出した(^^;)
3rdミニ「歩みつづけるために…」収録の佳曲で、
この曲にもそれなりの思い出がある(笑)
2002年、目黒のクリスマスコンサートで歌われたのだが
その時は「新曲」で、でもMCであいちゃんが曲名を言わずw
当時の公式HPにあったチャットでだべっていたところ、
あいちゃん本人が登場したので
「あの曲のタイトルはなんていうの?」
と直接たずねて
「SKYですよ」
と教えてもらった。
…というね(笑)

そういえば、「歩みつづけるために…」
は「どんなときも」で始まり、
この夏を感じさせる「SKY」と続き、
対照的な「冬物語」、そのものずばりな「春風を夢見て」、
最後は「long and deep X'mas」と
秋を感じる曲はないけど、季節を感じる
バラエティに富んだ名盤ですなぁ(^^)
(13年経って改めて感心しているw)

「SKY」のあと、11曲目はホントに
「My LOVE」でしたが(笑)
曲間でメンバー紹介を挟み、ノリノリで歌うあいちゃん。
それにしても、バイオリンのまるちゃんは
いつ観ても美人で変わらないねぇ(^^)

MCが入る。
「アコースティックバージョン、楽しんでますかっ(^^)
…次の曲は久しぶりに歌いますが、
私にとっては夢の曲で…」
と路上で歌うシンガーを観て、
自分も路上で歌う決心をした、有名な話を披露。
「誰かの夢がきっかけで、誰かの夢が動き出す。
私は彼の想いを引き継いで、これからも歌って行きます」

そんなMCで披露された楽曲は、
13年前もこのステージで歌われたあの曲。
「3年後の都会で…」
やはりこの曲は、やっとの思いで渋公へ辿りついた
あいちゃんの想いをカタチにした楽曲で
13年前の姿を思い出させるんだけども、
同時に、当時路上を一緒に観て、
共に「川嶋あい」を応援してきた仲間にも思いを馳せる。
そんな楽曲でもありますね。個人的には。。。
アコギのソロが泣けました。

またMCが入り、
「カンボジアで会った子供たちの目の輝き…
悲しみの連鎖がなくなりますように…」
と、これまた珍しい楽曲を。
13曲目「流れ星」
続けてこういう佳曲を歌うってのも、ちょっと意外でしたが。
何年ぶりかで聴く「流れ星」は、
発表当時とはまた違った意味を持って来ているかな、と。
テロやら、震災やらで世界中、
“悲しみの連鎖”は続いているわけで、
それを意識するうえでこういう楽曲を歌うというのは
とても意味を持っているんじゃないかと。
「川嶋あいが観てきたもの」が曲を通して
伝わってくるような、そんな気がしました。
ステージ後方、星空を模したライティングの中、
一瞬、流れ星が流れる演出も、よかったかも。

「何度も言いますが、13回目の8月20日、
ここからの景色は最高です。
心が震える瞬間。。。心地いいな、と思います。
このステージという場所に、立たせてくれた方がいます」
と、当時の渋公の館長氏に何度も直談判した話を披露。
この館長さんのことを「神以上の人」、と言ったのかしら?
「人とのぬくもりが、この場所にはあります。
そんな場所が“最後になる”と納得した時に、
歌いたい曲がありました。
路上で歌った曲は、母のお気に入りでした。
渋公へ、そしてみなさんへ。
この曲は私に人生のチャンスをくれました」
そういうMCだったので
「おっ これは、『旅立ちの日に…』か?」
と思いましたが、コウヘイ君のピアノから流れたイントロは
「明日への扉」

「えっ!? そっちかよ!(^^;)」と(笑)
MCの流れから、絶対「旅立ち〜」の方だと思い込みました(^^;)
しかしまぁ、確かに、「人生のチャンス」を
川嶋あいにくれた楽曲でしょう。
そして、ずっと彼女に葛藤をもたらした曲でしょう。
かつて「母が命と引き換えにくれた1位(になった曲)」とまで
MCで語ったことがある曲です。
渋谷公会堂は、13年前、同じこの場所で、
「私が“I WiSH”の“ai”です」
と告白した場所でもあります。
「I WiSH」であることを隠していることを
とても悩んで路上で歌っていたのも知っています。
なので…
コンサートから数日経って、自分のメモを読んで、
こうして文章にするにあたって
今、とてもこの選曲に納得が行きます。
あの時、なんだか「明日への扉」を聴いていて
妙にすっきりした感じがしたのは…
そういうことだったんだな、と今、わかりました。
ま、大げさな言い方すれば、
「Century」って団体が出来たきっかけの理由の中には
この曲も少なからず含まれていますしね(笑)

20:12、本編終了。
白いあいちゃんと黒いメンバーが横に一列になって
ばんざいのあいさつ。
…これは、1回目のアンコールが終了したとき、
でヨカッタ気もするが(^^;)

約4分後…
アンコールに今度は白いワンピースで登場したあいちゃん。
「10月21日に、やっとアルバムが出せます。
この日は… テレビから『明日への扉』が流れた日で
あの時のことは今でも忘れられません。
そんな大切な日だから、発売日に決めました。
シングルは1枚しか出してないので、ほぼ新曲(笑)
ねぇ、みんな聴きたい?(^^)」
と少女の様に笑う。
「初披露となりますが、一緒に歌ってください!
ららら〜、で練習しましょう」
と客席との練習を経て、
新曲を披露した。
サビにかぶるカタチで練習した「ららら〜」を。
「Say!」ってあいちゃんがマイクを客席に向けていたけど
「Singin'!」ぢゃね? …と余計なことを考えていたw
「Smile for me、Smile for you」と歌われるこの曲…
「また曲名を言わないんか(笑)」
と思っていたら
「『I LOVE YOUR SMILE』、という曲でした」
と紹介があった(笑)

そのまま、イチバン新しいシングルについて言及。
「東北の子供たちを取材して…
もちろんその全部を表現出来たわけではないけど…
心の強さってなんだろう?と。
もっと強くなりたい、と。
今日、この日からまた新しい扉を開けて、次へ向かいます」
とそのコメントの全部をメモれないほど、
たくさんの想いを語っていて。
正直、そのシングルも買ってないし(^^;)
CDショップへ行っても、
「川嶋あい」のコーナーもない店もあるんで
店頭で見た記憶もないのだが(汗)
その楽曲に乗せた熱い想いは感じました。
アンコール2曲目は、「とびら」
かつての「大切な約束」を彷彿とさせる楽曲ですね。
この曲のライティングが、またよかったな…

拍手がやたら早かった気がしますがね。
余韻に浸る。
…ってことを知らないのかね?(^^;)

2曲のアンコールで、またステージ袖に引っ込む。

20:37、例年同様、コウヘイ君だけを伴って
あいちゃんがステージに戻ってきた。
衣装が水色のワンピースに替わっていた。

「今年も集まっていただき、本当に本当にありがとうございます」

何度も、感謝の言葉を述べたのち、
お母さんとの想い出を語る。

…毎年のことながら、この先は、書かない。

この日の17曲目、最後の曲は
「…ありがとう...」

歌う直前まで、小さい子の泣く声が響いていたが…
外に出たのかな?
まぁ今年は一緒に歌うファンがいなかったし、
フライヤーやカバンをがさごそやるおばちゃんも
近くに座っていなかったので
あいちゃんとお母さんとの会話を、
じっくり、静かな気持ちで聴くことが出来た。
初めて観た、恵比寿でのライブで
自身の身の上を語ったことが思い出される。
あの夏から、13年か。
「母と過ごした時間より、母がいない時間の方が
これからどんどん長くなっていくんですね…」
とMCでつぶやいたことが、耳に残る。

最後の最後で、熱いものが自分の頬を濡らした。


20:51、歌い終わったあいちゃんは、
いつもの様に三方へ深いおじぎをし、
そして… 爽やかな笑顔でステージを去って行った。


終演後、「特典CD」を受け取った。
まだ、聴いてはいない(笑)
もしかすると、しばらくプレーヤーに入れないかもしれない。
でも、いいコンサートだったので
チケットの件は、忘れることにするw

終演して、10年来の仲間とちょっとだけ飲んだ。
来年も、こうして飲めるのかなー?
リストラされて、資格をとって福祉の仕事を始めてから
休みをとるのはシフトの関係で難しいこともあるんで
かつてはライブハウス通いをしてたけど
今、ほとんど出来てないし(^^;)

それと。
来年、渋公がない状態で、8月20日はどこで演るのだろう?
まぁもう決まってはいるんだろうけど、
個人的には、路上時代、歌ってた場所――
NHKホール前でよく歌ってたんで、
NHKホールで歌って欲しいな(笑)

もうひとつ。
このLIVEMANIAを打ち始めたのは、
公演から3日経った23日の夕方ですが
PCに向かって打ち始めた時、iPhoneにメールが来ました。
ママからで、
「Centuryの会長、十六夜さんが入籍していた」
という驚きの知らせ!(笑)
なんなんだよww
川嶋あいのLIVEMANIAを打ち始めたら
Centuryの会長の入籍のめでたい知らせってのは(^^)
「必然」かww



ハチ公前(つーか宝くじ売り場裏)は喫煙コーナーになり、
ライトオンの店頭スペースは駐車場になり、
新宿厚生年金会館もすでに駐車場と化して、
渋谷公会堂もなくなる。

でも、歌は残っていく。
この日、新たなアレンジで
最後の渋谷公会堂で披露された様に
いろいろな可能性も含めて。

そう感じた
「ノスタルジック・メロディー」


ありがとう。
渋谷公会堂。
いろんなドラマを生んでくれて。



(2015.08.25掲載)