2012年7月15日 公益社団法人日本青年会議所 近畿地区協議会
2012年度近畿地区大会天理大会  会い・LOVE・近畿フェスタ
@天理教 北大路乗降場(奈良)

・演奏曲目

見えない翼
My Love
明日への扉
12個の季節〜4度目の春〜
上を向いて歩こう

・レポートその1(ひいらぎさん)

なんて気持ちのいいライブだろう!!!

夏の、
野外の、
濃密で爽快なひとときを、
川嶋さんは見せてくれる。

今年も、夏が、始まったんだなって思った。
気持ち良かったなあ。




暑い日差しを浴びながら、開場を待つ。
天理教北大路乗降場という広大な敷地には、
巨大なステージが組まれていた。
立ち上がっても、それより高い位置にあるだろうステージ、
野外でこのスケールが、気持ちを高めてくれる。

たくさんの出店ブースが並び、
家族連れや若者や子供たち、何千という人が来場しているという。
すごい賑わいだった。
マーチングバンドや、地元オーケストラや、子供たちの合唱が、
ステージを盛り上げている。



やがて陽も落ち、夜の賑わいに、
ステージがライトアップされる。

康兵さん、長澤さん、若森さんが、準備を始める。
もうすぐだ。


川嶋さんが登場する。
「こんばんは〜っ、川嶋あいです。」
拍手と、歓声。

「楽しんでいきましょう!」
川嶋さんが手拍子を促す。
タンタンタタタン、
見えない翼だ。

会場全体の、何百何千という人たちの手拍子、
すごく一体感がある。一気に盛り上がる。
見えない翼で始まるライブが、
盛り上がらないわけがない。

この盛り上がりに相応しいスピード感、
爽快なスタートだった。

大きな歓声が上がる。
この感じが、いい。

今日は、集まった人たちが、ほんといい感じだった。
川嶋さんが歌い終え、間奏に入る度に、
拍手と、歓声と、口笛まで、聞こえてくる。

歌い終わると、また大きな歓声。
「あいちゃ〜ん」っていう声
「可愛い〜っ」っていう声



「みなさん楽しんでますか〜っ」
「おお〜っ」
「盛り上がってますか〜っ」
「おお〜っ」
すごい反応だ。

「奈良では久しぶりに歌わせてもらって、」
「天理には初めて来たんですが、」
「のんびりして、いいところですね。」

「私、さっき健康ランドに行ってきまして、」
っていうところでは、会場に微笑ましい笑いが広がる。
これも、いい感じ。

「一生懸命歌うので、」
「最後まで楽しんでいってください。」
「My Love!」

これでまた歓声があがる。
とにかくノリがいい。
盛り上がりが加速する。

康兵さんのキーボードも、
とてもリズミカルで、
気持ちがいい。

スタンドマイクから、マイクを外す。
この巨大なステージを、
川嶋さんは、右に、左に、
たくさんの人たちに応えていた。
跳びはねながら手拍子する感じも、いい。

たくさんの彩りをみせるステージライト、
川嶋さんが、輝いている。

川嶋さんは、
そのステージが大きくなればなるほど、
キラキラと輝きが増すほど、
それに相応しい、パワーを発揮する。
しかも今日は、夏の、夜の、野外だ。
気持ちがいい!



「みなさん、あいのりって見てました?」
「は〜いっ!」
ほんと、いい反応。

そして、いろんなところから、何度も何度も、
「あいちゃ〜んっ!」とか
「可愛い〜っ!」とか、声が止まず、
川嶋さんもなかなか歌い始められない。
いい雰囲気だった。
川嶋さんも嬉しそうだった。


そして、
明日への扉

拍手と歓声が、一段と増す。

みんなが知ってる、
みんなが聴きたい歌。

イントロ、
なんて嬉しい、なんて優しげなメロディーだろう!

しかも今日は、この巨大なステージで、迫力が違う。
若森さんの刻むリズムが、全身に響いてくる。
この感じ、伝わるだろうか。

”光る汗 Tシャツ 出会った恋”

気持ち良かったなあ。



メンバー紹介の後、
キーボードへ。

「今日は本当にありがとうございました。」
川嶋さんは、路上での始まりを話し、
たくさんの支えがあった事を伝えた。

「夢を叶えるには、」
「自分の小さな一歩と、」
「周りにいるたくさんの人の思いやりが必要です。」

「ここにいるみなさんも、」
「夢をもって、一歩踏み出してみてください。」

12個の季節

この12個の季節が、また凄かった。
あの大きなステージで、
弾き語りで、
でも、
どこまでも響くような、力強い歌声で、
大きな音量でも、この歌、本来のせつなさを秘め、
本当に爽快な、12個の季節だった。

あれだけ盛り上がっていた会場全体が、
じっくりその歌を聴いている。

なんて素敵な瞬間だろう!



素晴らしい時間だった。
想像してみて欲しい。
巨大なステージで、
康兵さん、長澤さん、若森さんで、
川嶋さんの登場とともに、
見えない翼→My Love→明日への扉、
そして、12個の季節。
この圧倒的なスピード感と、凝縮された高揚感。

それは、
会場からアンコールの声が上がったほどだ。

素敵な時間と想いが、
たくさんの人たちに伝わっていた。

まだ見たい、
まだ聴きたいと思わせる、
歌、
想い。
川嶋さんの元気一杯な感じが、
やっぱり素敵だったな。



イベントの最後、
上を向いて歩こう
ステージ上には百人近い人たち、
その中央に、川嶋さんが再び登場、
会場全体で合唱。

こういう雰囲気も、
すごく良かった。





今日みたいな日を体感すると、
まだまだ楽しみが広がってゆく。
川嶋さんは、
これからどんなライブを見せてくれるんだろう。


本当に、楽しかったな。

ありがとう。

(2012.07.18掲載)