2012年6月23日 路上10周年記念〜The Starting Point〜
@渋谷eggman(東京)

・演奏曲目

時雨
12個の季節〜4度目の春〜
大丈夫だよ
一緒に
僕らのOn The Street
飛べない鳥
blessing-祈り-
絶望と希望
旅立ちの日に・・・
10 空色のアルバム
11 天使たちのメロディー

・レポートその1(BLUESさん)

渋谷という街。
10年前そこで、人と出逢った。
制服姿で渋谷駅前の雑踏の中でも驚くほど通る声で歌う女の子。
路上で歌うその女の子から生まれた「人の環」は、
10年経ってかけがえのない「絆」となっていた。

2002年6月23日、
そのアーティストは「キーボード弾き語り」のスタイルで
「路上で歌う」ことを始めた。
自分が出逢ったのはその約1ヵ月後の7月20日。

2012年6月23日。
そのアーティストが魂を込めて歌って、10周年。

川嶋あい。

そのアーティストと10年、一緒に歩いて来るとは10年前予想もしてなかった。。。

なかなか聴きに行けない時期もあった。
仕事が忙しくて誕生日ライブ、カンボジアの学校開校式
…同行出来ないもどかしさもあった。

が。
なんの因果なのか、10年目の今年はなかなか社会復帰出来ず
時間に余裕はたくさんあり(笑)
数年ぶりに誕生日ライブに参加し、こうして
「路上10周年ライブ」にも参加出来たのは何故?(笑)


とにかく。
「始まりの場所」へ、
帰ってきたんだ。


渋谷駅に着いたときは、「雨降るんぢゃね?」てな空だったが…
NHK前に着いたときには雲が切れて陽が射し始めていた。
うむ、あいちゃんは「雨おんな」ではない(^^)
「eggman」の開演は2時半だが、しろひげさんにチケット渡す関係で
ちょいと早く渋谷に集合した。
ママさんや、かあみん氏とダベっていたのだが…
腹が減った(笑)
なので、野外ステージあたりのテキヤさんへ行ってお好み焼きなぞを食べる(^^)

で、のんきにNHK前に戻ってきたら…
なんか隅っこでキーボードなんかセッティングしてるぢゃん Σ( ̄□ ̄;)
おー、なんだやっぱ「記念路上」やるんかぁぁぁ
よく見たら発電機の発電にあいちゃんが戸惑っている(笑)
うーん、これ、10年前と全然変わってないなぁ…(^^;)
当時も発電機のスターターをいっくら引っ張っても始動せずw
「あいちゃん。おじさんにやらせてくれよ」と何度言ったことか(笑)
そのたびに「ダメですっ!ファンの方にそんなことさせられません!」
って断られたもんだが。。。
まぁ、スタッフさんが駆け寄ってすぐに発動したけどね。
横を見たら吉永社長がおられたので、ご挨拶。
いつもお世話になってますっ m(_ _)m

「みなさんこんにちは。
私は10年前の6月23日、ここで“キーボードの弾き語り”
…というスタイルで“路上演奏”を始めてから、10年が経ちました…。
今日はその想い出の場所で、もう一度路上をしようと…」
とMCで語る。
屋外のイベントでは歌っていても、モロに「路上」は久しぶりなのかな。
若干の緊張も伺えるが、観てるこっちも、多少のドキドキが(^^;)
「路上1000回目の時、2曲歌おうと思ってたんですが
時間の関係で1曲しか歌えなくって。
でも、これを歌い終わったら、終わりなんだって思うと淋しくて
なるべくゆっくり歌ったんですけど… その歌を歌います」
そう言って、おそらく路上でイチバン歌われたであろう
『天使たちのメロディー』を歌う。
1000回目の映像を観るたび、あいちゃんの横に自分が写ってて
「…間抜けだなぁ…」 と思うのだが…
あの日もあいちゃんの「背中」を見ながら「天メロ」を聴き、
こみ上げる熱いものを感じながらも
「新しい扉を開くんだなぁ…」と感じていたのを思い出した。
今日も、その感覚に近いかもしれない。
そんなことを思いながら歌うあいちゃんの横顔を見ていた。

「あの頃、あるファンの方に
“あいちゃんは、何かと戦ってるような感じがするよね”と言われました。
そうかもしれません。自分自身と戦ってた…
これからも“炎のように”ありたいと思っています」
なるほど、そんなことを言われたことがあったのか…
まぁ、確かに、あいちゃんは自分自身の「ココロ」や
「孤独」と、誰よりも強く、激しく戦ってたかもしれないな、
あの頃。

「もう1曲、想い出の曲を歌わせてください」と
『旅立ちの日に…』を。
ひところ封印されてた時期もあったし、これを弾き語りで聴くと
知り合った頃の路上やら、なにやら色々な“想い”が交錯し
必ず涙腺が緩んだ時期があった(笑)
まぁ、最近はわりとどこででも歌ってくれるので、
あまりそういうことは無くなったが…
それでもやはり聴けば当時のことを思い出さずにはいられない。
「明日への扉」へ続くこの曲にはそれなりにドラマがあるしね。
これからも大切に歌ってくれたらいいと、思って聴いていた。

しばしそうやって自分の世界に入ってたら(笑)
撮影のカメラさんがちょっと移動するのにあたしが邪魔になってたので
はっ として我に返り(^^;)
あいちゃんは集まったファンに深いお辞儀を繰り返し、目の前の
「eggman」へと戻って行った。
残った我々ファンはあいちゃんのキーボードを撮影(≧∇≦)

そのあとママさんのご紹介でもってfukuyanさんとご挨拶。
なんかお互い、結構同じ場所に居たみたいだが初めてご挨拶した(笑)


さて、いよいよ「eggman」へ入場するため、列に並ぶ。
並んでるところへツネバスさんがやってきて…
お久しぶりでした(笑)

この箱へは、バンドやってた頃、メンバーの知人がワンマンライブする。
…ってんで来たのが初めてだったかな。
その後も1度か2度しか来てはいないね。
整理番号が40番で、イス席ギリギリだった(^^;)

しっかし、なんだろう、開演前のこの微妙なテンションは(笑)
「何歌ってくれんだろ?」というワクワク感、…でもないし、
「あー10年か。。。」という感無量な感覚でもない。
かと言ってこの日を楽しみにしていなかったわけでは決してない。
もちろん、路上時代の曲を多く歌って欲しいに決まってる(^^)
でも自分自身、うまく説明のつかない「微妙」なキブンだった(笑)

14:38、開演時間を押しての(笑)スタート〜。
雑踏のSEが流れて、10年前の「路上」を彷彿とさせる…
その雑踏の音がフェイドアウトすると…
Tシャツに長いスカート姿のあいちゃんがキーボードで
『時雨』を歌って、「10周年記念」ライブがスタート。
…若干スモーク多すぎないか? の中、ブルーとパープルの証明がキレイ。
この季節の雰囲気にちょうどいいかもしれないね。
「時雨」という言葉自体は俳句では「冬の季語」らしいけどさ…
この曲も結構よく路上で歌ってたんじゃないかなぁ…
4thの【雪に咲く花のように…】が発表された2003年3月くらいから
最初の渋谷公会堂公演前の路上では、セットのメインになってたはず。
『時雨』に痺れてあいちゃんのファンになり、
キャップに『時雨』と刺繍を入れてる人がいましたっけね(^^)

「“路上10周年記念ライブ”へようこそ! 川嶋あいです!
10年前の6月23日、わたしは学生スタッフとNHK前で
キーボードの弾き語りというスタイルでは初めて路上をしました。
今日10年目をむかえ、新たなスタートラインに立った感じです。
みなさんと一緒に新しいページを作って行きたいと思います!」
というMCの間に、ギターのながじぃがさりげなく登場(^^)
カレも10年間、変わらずあいちゃんのサポートをしてくれた、
あいちゃんを語るときには欠かせないメンバーだよね。

「この曲を歌うと、歩いている人も足を止めて聴いてくれることもあって、
あたしの“勝負曲”みたいな存在なんですけど(笑)」
そう言って『12個の季節』を歌ってくれた。
この曲もよーく路上で聴いたものだ。
歌詞を意識したかのようなオレンジ基調のライティング…
シングルとして出たときに、ミュージック・ビデオに
路上を一緒に観てたこんちゃんや、あすかちんも出てるし…
そんなこんちゃんも9月に結婚するんだよね。
10年経って、おじさんは当時高校生だった仲間に先を越された(´▽`;)
おめでとう。

「2002年6月23日、スピーカーの破れたギターアンプ、
壊れかけたキーボード、チラシ、そしてCDを持ってNHK前で歌ったんですが…
隣で“わかば”さんて方が大勢のお客さんの前で楽しそうに歌ってたんです。
でも私はなるべく音を小さく… みたいな感じで(笑)
そのうち誰かが言ったんですね。
“このままじゃダメだ。移動しよう”って。それでハチ公前に行って…
2曲歌ったんですけど、持っていたCD19枚がすべて売り切れたんです。
細かい描写までよく覚えているんですけど、
打ち上げで誰かが“もう大丈夫だね!”って言ったんです。
私は“がんばれ”って言葉より“大丈夫”って言葉が好きなんですが
あの頃からこのコトバが好きだったのかもしれません」
そんなMCに導かれるのは、最近のイベントでも必ず歌ってる
『大丈夫だよ』
…なるほど… 
ここ最近、こだわって歌って来たのはそういう理由もあったのか。
被災地の方に向けてだけでなく、自分とも向き合っていたんだねぇ。

歌い終わってあいちゃんはマイクを持って前に出てきて
「ライブにはメリハリが大事ですからね。
元気の出る時間にしたいと思います(笑)
で、そう言っておいてちょっと“残念なニュース”なんですが…
最近、いつも来てくれるファンの方が少なくなったなぁ…
と思ってたんですけど、某握手会をしている
“A”とか“S”とか“N”とか、もしくは“乃”のつく団体の〜
コンサートとかイベントとか握手会とかに、行ったことある人!!(笑)」
こういうMCに場内は爆笑(^^)
しかし手を上げてる人は微妙(笑)
「はい、今手を上げた人のお帰りはこちらですからね!(笑)」
場内はさらに爆笑(≧∇≦)
「まーねー、男って浮気ものですからねぇ〜
いいんですよ、最後は私がイチバンだと思ってくれれば。
宇宙のような広いココロですからね!!(笑)」
さすが10年選手(^◇^) MCも上手くなったなぁ(笑)

こーゆーMCの間に、バイオリンのまるちゃん、
パーカッションのサッチンが登場し…
「えっぐまん! 盛り上がってますかっ!」と煽るあいちゃん(^^)
「新曲を歌います!『一緒に』」
この曲はこの日発売の、ライブ・コンサート会場でのみ販売するCD
【The Starting Point】に収録された新曲。
あいちゃんの「新しい曲」を聴くのは久しぶりである。。。
「My Favorite Songs 〜旅立ち〜」も実は買ってないし(汗)
しかし、どうだろう。
なんか今の「肩の力の抜けた、無理のない川嶋あい」がそこにいた。
…そんな気にさせる佳曲だと思った。
シンコペーションを使っているのか、流れるようなメロディーは
ココロを穏やかな気持ちにさせて、聴いているうちに何故か涙が…
なんか自分の中の琴線に触れたらしい。
続く『僕らのOn The Street』はマラソンにはまってる、
あいちゃんの息遣いのような(笑)
スピード感のある楽曲に仕上がっており、そのノリはそのまま
『飛べない鳥』へとつながって行く。
この曲は2ndミニ【はばたける日まで…】に収録される前から
時折路上で歌われてた曲でもあり、最初のワンマンでの
アンコールで歌われた曲でもある(^^)
改めて聴いてみて、10年経っても楽曲の鮮度は色褪せず、
10年前にこんな曲がすでにあったんだよなぁ…
と周りで手拍子している方々を「客観的」に見て
しみじみと「ああ、やっぱすごい子だったんだなぁ」と納得する(笑)

「わたしが路上で手売りしてたミニアルバムには
“ルール”がありまして… それはマイナーな曲を1曲入れるということ。
1曲目の『時雨』なんかでもそうですが“昭和歌謡”みたいな感じのですね。
これから歌う曲はそのルールで作った曲なんですが、
そうとう、ひさしぶりに歌います」
というとちょっと「にひっ」って感じで口元を上げた。
「ん?なに?」と思ったら…
これも『飛べない鳥』同様、2ndに収録されている名曲
『blessing -祈り-』。
確かに、「そうとう久しぶり」だ…
自分もいつ最後に聴いたのか、まったく記憶にない。
LIVEMANIAで調べてみたら、2007年渋谷公会堂でのクリスマス・コンサート。
それが最後のようだ。
この曲は… 2ndが出た頃は路上のセットの
「天メロ」「飛べない鳥」「ガラス」そして「祈り」と
4曲のメインのうち3曲を入れ替えで歌ってたと思うんだが…
(「旅立ちの日に…」が封印されてこの4曲になったのではなかったか?)
まぁその辺も10年経つとかなりあやふやなのだが(^^;)
当時、秋口や冬になってから、この曲を路上で聴くと
聴いてるこっちも実に切なくなった。
…そんなことを想い出したら、やっぱ泣けたよ…
まぁ、この日のアコギ・バイオリン・パーカッション。
って編成のアレンジも良かったせいもあるけどね。

「10年というこの月日はいろいろなことを思い出させてくれます。
路上時代の思い出というのは、たくさんありすぎて…
食べきれないくらいのカロリーメイトの差し入れ、
大きなストーブを持って来てくれた方、
コートでも買ってね、と封筒を渡してくれた方、
…あの頃路上で私を支えてくださった暖かい方々があって
今の私がある。そうずっと想っています」
実に懐かしい話だ…(・´ω`・)
「10年前、路上で売ったCDの金額は1934円。
それは今でも自分の家のたんすの奥のほうに大切にしまってあって
苦しいときに見てがんばってきたんですが…
天国へ行くときに一緒に持って行きたいものの一つですね。
私はまた道端から始める覚悟もあります」
そう力強く語ると、路上1000回を達成したころの名曲
『絶望と希望』
この楽曲にも、メロディーラインの持ってるシンプルさ、力強さがあって、
何年経っても色褪せない魅力を持っていると思うんだ。
あいちゃん自身がキーボードへ戻って弾いてたのもいいよね。

「メンバーを紹介します!
パーカッション、サッチン!
バイオリン、まるちゃん!
ギター、ながじぃ!」
メンバーを紹介したら、メンバーは引っ込んでしまった(笑)
サッチンのコーラスの声、かわいいんだわ(^^)

「最後の曲を歌う前に… 名前が元に戻った渋谷公会堂で
8月20日にまた歌わせてもらうことになりました。
ただただ、感謝の気持ちでイッパイです。
実は、さっきそこのNHK前で路上を演ってきたんですよね。
1001回目、ではないですけど(笑)
10年前の6月23日、“弾き語りスタイル”として初めて路上で歌った曲
聴いてください。
『旅立ちの日に…』」
本日2度目の『旅立ち』である。
…スモークたきすぎ(^^;)

この曲が、その後のあいちゃんの人生も変えてしまったのかもしれないなぁ…
まぁ、この曲を路上で聴いてた私達もある意味では
「人生変わった」わけだけどねぇ(笑)
当時34歳が、なんの接点もない大学生・高校生と路上で会話し、
メールアドレスを交換して、あいちゃんの路上情報を流し合う(笑)
おおよそ、そんなことは普通の生活では考えられぬ(^^;)
そう考えると、不思議でもあるし、また「そういう風になることになってた」
って気がしないでもないんだよね。
10年を経て、川嶋あいは、次にどこに「旅立つのか」。

歌い終わってあいちゃんは楽屋へ一度引っ込んだ。
が。
すぐに出て来た(^^)
アンコール1曲目は『空色のアルバム』。
これも結構路上で聴いた曲だったなぁ…
2003年のよみうりランドのイベントで初めて聴いて
あいちゃんが曲名を言わないので(^^;)
買ったばかりの【雪に咲く花のように…】をその場で開けて
曲名と歌詞を確認したっけ(笑)
そんなことももう微笑ましい想い出なんだわね。

「ファンの方同士で飲みに行ったり、ご結婚されたり、
そういう人のつながりって魂を生み出しますよね。
少しでも生まれるタイミングが違っていたら
私がAKBのセンターになってたかもしれないし(笑)
天文学的な数字の中で出会って、私にとってムダな出会いってなくって…
10年前、私は3つの目標を立てましたが、
10年1日目ということで新しい目標を3つ立てました。
1つは、これからも歌い続けること。
路上に戻ったとしても、何があっても歌い続けます。
そして… あとの2つはもうひとつ大切な日がありますので
そこで言いたいと思います」
場内から静かな拍手があって…
「1000回目の時に歌った曲なんですが…
1000回目が終わるのが嫌でスローで歌ったんですよね。
…今日も同じような気持ちで…」
その『路上1000回』で歌い、『路上10周年』のこの日
の「スターティング・ナンバー」だった
『天使たちのメロディー』

なんだろう、久しぶりにあいちゃんの声に「包まれた」
…あの感覚をこの『天メロ』で感じた…
路上でこそ若干の緊張を感じないこともなかったが、
今日は声も実に良く出ていたと思う。
なので、リフレインのところは箱も小さいんで
「オフマイク」で歌ってくれたら、もっとキモチが伝わったかもしれない…

ま、贅沢な欲求ですけどね(笑)

自分自身はあまりこの「10周年」と「1000回達成」のあの日を
つなげて考えてはいなかったんだけど、
…でもこうして『天メロ』で
「始まり」と「終わり」とをシンクロされると
やっぱりまぁ「あいちゃんの分身のような楽曲」として
つながってるんだなぁ… と思ってしまうね。

2ヵ月後の「10回目の8月20日」、
過去9回居合わせてきたファンとしては
2003年の「渋公の再現」とまでは行かないまでも、
『ガラスの中の私』や『シャングリラ』や『最後の夕日』
…と言った滅多に歌わない珠玉の名曲たちを聴きたい。
そんなふうに「密かに」思っている(笑)
もちろん、この日に合わせてライブ会場のみで発売されたCD
『The Starting Point』に収録された2曲
『一緒に』と『僕らのOn The Street』は歌われるんだろうけど。
(年末くらいには、そろそろオリジナル・アルバムが聴きたいのだが〜w)

ネーミングライツが取れて「渋谷公会堂」に戻った渋公に
あいちゃんが帰ってくる。ということ。
これもめぐり合わせの「必然」なのかな(^^)

10年前と変わったことと、変わらないもの。
きっと、川嶋あいという「人間」は何も変わらず走り続けているんだろう。

まだ自分自身の先行きは不透明だけど…
8月20日に渋谷公会堂で、また一緒に新しい時を刻みたい。

(2012.06.25掲載)