2009年10月24日 「未来は今」 上映会イベント
「川嶋あいとぼくらが考える震災」座談会
@関西学院高中部礼拝堂(兵庫)

・演奏曲目

旅立ちの日に・・・
大丈夫だよ

・レポート(温泉博士さん)

近い!60km程である。
のんびりと10時過ぎに出発するが、予想通り渋滞に巻き込まれる。
GPSのガイドからわざと外れ、遠回り覚悟で目的地へ。
結果、1時間半弱で目的地到着するが、
ここは住宅地ということも影響してか、駐車場が・・・・・
駐車をするのに50分を要した。

12:15、関西学院高中部礼拝堂前に到着。
あれれ・・・知り合いの4人だけ???
14時半開場で、15時開演のイベントですよ・・・
14時過ぎかな???おかしなアナウンスが聞こえた。
「整理券を持たれていない方は申し出て下さい」???
普通、整理券があるから来ているんじゃないの???
前日16時まで期間延長をして受付をしていた事実はこれである
宣伝不足も否めないでしょう

時間が経過し、厳かな礼拝堂に、ほぼ定刻に入場出来ました。
ステージには大きなスクリーンが設置されていて、
グランドピアノは左端に追いやられている。
本来なら8人掛けのイスにほとんどが6人で腰掛けで座る。
各イスの前には聖書まで置いてある。
観衆は150人ほどか・・・

たぶん、これも定刻の15時から88分のドキュメンタリー映画上映会。
NHK震災特集「未来は今」
震災14年の特別番組のナレーション収録に臨む俳優・森山未來。
NHKが森山未來に託したわずかな発言
『あの日を決して忘れてはならない』
森山未來はこの言葉を拒む。
脚本を作成した人と、自らが被災者である森山未來、しかし被災者であっても
自分はつらい経験もせず、いつも暖かな家族に守られてきた。
しかし同じ神戸でもまわりに亡くなった人がいる被災者の方もおられる・・・
自らが被災者であるがための、そして若者であるがための感性との葛藤。

16:48?上映会は終了
休憩をはさみ、トークセッション「若者たちと語る”震災”」

16:56、NHKアナウンサー西堀裕美が再登場し、
「ここからは、川嶋あいさんを招いてのトークセッションに入ろうと思います。」
川嶋あいさんの紹介
「福岡生まれで、中学を卒業と共に上京。」
「その後は皆さん知っておられると思いますが・・・」???
「ここのところ5年間、震災復興ライブを続けられています。」
「なぜこの震災復興ライブを続けられているのですか?」
※ 以下は書き取れた部分だけですので、会話になっていない部分があると思います。
川嶋「きっかけは、長田区の商店街から呼んで頂いたことなんですけど、
私も上京してから絶望感の中で生活をしていたことがあって、
神戸の街とも重なる部分があるので、メッセージを伝えて欲しいと依頼された。」
「前向きなことを伝えていきたいと思います。」

西堀「私は高校生の時、大阪に住んでいて他人事ではないのですけど・・・」
川嶋「現地の人の生の声を聞くことによって、自分の音楽に還元できればと思っています。」
西掘「先程のドラマを観られての感想などは・・・」
川嶋「森山未來さんは、前から素敵な方だと思っていた。」
「ドラマなのか、ドキュメンタリーなのか解らなくなった。」
西掘「ここからは学生を交えてのトークセッションです。」

入場時に袋が手渡されていて、中に4色の画用紙が封入されている。
桃色・黄色・黄緑色・水色
※ 以下は色が異なる可能性があります

設問1 「貴方の年齢は?」
 (1)20歳未満・・・水色
 (2)20代・・・・・黄緑色
 (3)30代・・・・・黄色
 (4)40代以上・・・桃色
こんな感じで、自身の回答を旗揚げ?するアンケート

設問2 「今日、来られた目的は?」
 (1)震災被災者が身の回りにいて興味があるから・・・・水色
 (2)ヒューマンサービスセンターに興味がある・・・・・黄緑色
 (3)森山未來さんが好きだから ・・・・・黄色
 (4)川嶋あいさんが好きだから ・・・・・桃色
悩んだ結果、水色と桃色を揚げたような気がする
たぶん、私の右に座っていた○ち○くさんも同じだった様な気がする。

設問3 「現在の気持ちを色で表すと」
私は物事を冷静に考えたいとの理由から 水色 を選択。
偶然にもこの色は、川嶋あいさんのイメージカラーでもありますね(笑)

この後に別の設問が準備されていたようであるが、機器の調子がよくなく、あえなく中止。

1【命の重さについて】
西堀「語り継ぐにあたっての葛藤について、どう思われますか」
川嶋「震災復興ライブを始めたとき、私は震災を体験していないし、
TVを通じてしか見ていなかったが、そういう行動をしていくことによって、
同じように行動してくれる人が出来たり、
アクションを興していかないと未来は開けないと思った。」
自身の子供さんを亡くされた人
「当時は生きることの罪悪感を感じた。」
「子供が高校生?になって、今年の1月17日にボランティアをしたいと言いだした。」
「息子と同年代の学生さん達をみて、がんばって生きて欲しいと思った。」

2【今、僕らに出来ること】
西堀「現在、川嶋さんは海外の恵まれない地域に学校を建てるなど、
社会的貢献活動をされていますが、きっかけはどのようなものだったのでしょう?」
川嶋「中学の時、将来的に何かをしたいと思っていた。」
  「高校の時、NGOの方と話をする機会があって、教育の大切さを学んだ。」
西堀「19歳の時にアフリカのブルギナファソに建てられたのですよね。」
川嶋「現在、6校目を建てています。」
自身の子供さんを亡くされた人?
「話をしたい人と、話をしたくない人がおられるので、そこを判って欲しい。」
「人によっては、心の傷の深さが異なると思う。」

3【最後に】
西堀「このようなイベントをどう思われますか?」
川嶋「学ぶものがたくさんありましたし、
若い世代が伝えたいことを発信していて、すごいと思いました。」
  「まずは知ること、そして伝えていくことだと思います。」

この時点で、時間は18時(終了予定時間は18時)
ライブは時間的に厳しいです。
グランドピアノで弾き語りを2曲。

1 旅立ちの日に
今日は、非常にゆっくりとした演奏のような気がした。
いつになく冷静に聴き入っていたように感じる。

Mcで、12月発売のCD「大好きだよ」の紹介。

2 大丈夫だよ
先程と違い、弾き始めのタッチが力強く感じた。

18:24、終演

(2010.08.16掲載)