2008年11月03日 東京電機大学 理工学部・鳩山祭
@東京電機大学鳩山キャンパス 学内 ホール(埼玉)

・演奏曲目

旅立ちの日に・・・
太陽電車
もっと!
カケラ
lover
my way
見えない翼
福岡〜 The Rock'n Roll 〜
My Love
10 crying
11 12個の季節〜4度目の春〜

・レポート(ひいらぎさん)

昨日の事を書こう。

キーボードを弾く川嶋さんとバイオリンの、二人だけの編成によるライブ。
いろんな良さが、あったと思います。
音楽的なことだったり、ビジュアル的なことだったり。
そこに生まれるバランスだったり。

でも、究極的には、たった一つの点において、わたしの心をとらえています。

演奏する直前、川嶋さんは左を向き、その視線で、バイオリン奏者へ意思を伝える。
それはほんの一瞬の出来事ですが、この光景こそ、わたしの好きな川嶋さんの瞬間なんですね。

歌う子供たちを気遣い、耳を傾け視線を向けるチュランクポーの大地で、
合唱する私たちを思い、演奏しながら時折こちらを見やる神戸のホテルで。

川嶋さんの意思の感じられる瞬間に触れられるときが、
嬉しいですね。

光の広場でのライブ、そこでのひととき、わたしは忘れないでしょう。





今日のライブ、東京電機大学。
盛り上がりましたね。
わたし的には、一昨日とは比較にならないくらい、いい時間が過ごせました。
センターに、居れたからかな。

学校の話。
この学校の印象が、良かったんですよ。
川嶋さんがライブを行うというポスターが、駅前に、バス停に、廊下の窓に、
いろいろ貼ってあって、大きな看板があって、垂れ幕があって、
川嶋さんへの寄せ書きを綴るボードがあって。
歓迎の気持ちが、好ましいんです。
(昨年秋の大阪樟蔭女子大学のような、愛を、感じたいですよね。)

女の子の話。
わたしの後ろに座った女の子が、開演を待ちながら言うんです。
「川嶋あい呼んで、会場が一杯にならなきゃ失礼じゃん!」
なんでもない発言なんでしょうが、わたしは嬉しかったんです。
そう言ってくれる子がいて。
彼女はライブ中、川嶋さんにあわせて、嬉しそうに歌い続けるんです。
わたしはそれにすら、愛を感じましたよ。
ずっと、好きでいて欲しいって。
川嶋さんの夢が、ずっと届いていて欲しいって。

今日は、わたしを取り巻くすべてを含めて、
素敵な時間でした。



そういう優しい気持ちに包まれながら、
「太陽電車」を、聴く。
しっかりと、この気持ちを忘れないように。




今日も叶う。
川嶋さん、ありがとう。
もう、冬が近付いてますね。
(2008.12.24掲載)