2008年5月4日 FM愛媛公録イベント
@フジグラン松山グランドーム特設ステージ(愛媛)

・演奏曲目

Dear
オリビアを聴きながら(カバー)
絶望と希望
見えない翼
旅立ちの日に…

・レポート(ひいらぎさん)

愛情を、感じますよね。


昨日に引き続き、そして、単独ではないイベントライブ。
ステージ脇には買い物客が絶えず行き来するような小規模なもので、
本人も体調の悪さを、伝えている。
私は松山に前日入りしながらも、楽しみではありながらも、
大きな期待はしていなかったと思います。
昨日の今日だし、セットリストは同じか、
それから何曲か減ってしまうだろうか。
夜の松山の繁華街を、
そこにたむろする若者たちの姿を時折視界に入れながら、
そんなことを考えてもいました。
ちょっと、疲れていたんでしょう。
それでも私は、川嶋さんの歌う姿を見たくて、
やはり積極的に、その場所へと向かっていました。



予想は大きく裏切られます。
とても、とても、良い方に。
それは幸運とすら言っていいような感じで。



登場した川嶋さん。衣裳が違います。
その色彩、その光景ですら、私を大きく刺激します。
ジャケットでややカジュアルな感じを出しているとはいえ、
紫のドレス風ワンピースにヒール、
川嶋さんの美しさを、引き立てます。
美しい、川嶋さん。

1曲目、「Dear」。
これまでも何度か私、1曲目の「Dear」に心奪われていますが、
先のとおり、今日はまったく心の準備がなかったので、
震えましたね。
今日、この場所で、この歌が聴けるんだな、と。
今日のライブは、この時点で、
私の感動はかなり振り切っていたと思います。
そしてこの曲を不意に聴いたライブでは、
私、とても感傷的に、なってしまいますね。
川嶋さんの”ありがとう”の響きが、そうさせるんです。

そして、「絶望と希望」。
これも聴けてしまうんだな、今日は。
最近随分聴いていなかったような気もしますが、
私が足を運んできたライブにはいつもこの曲があって、
いつでも”始まり”を感じさせる、”未来”を予感させる、
その高揚感を伴うメロディーが、本当に嬉しかったです。
この歌も、痛烈に響きますね。
今日の私には、本当に”希望”が見えてくるような、
そんな感覚を覚えました。
嬉しかったなあ。

さらに、「見えない翼」。
川嶋さんが積極的に盛り上げるように歌う姿、
私、本当に好きです。
嬉しいんですね。
川嶋さん自身が楽しそうに歌っている感じが、
それが、みんなに伝わる感じが。

そんなところに、愛情を、感じるんです。

「オリビアを聴きながら」や「旅立ちの日に…」の
美しい旋律、美しい歌声も、
もちろん私には深く、深く、浸透していて、
今日の”幸福感”は、ちょっと稀でしたね。


今日のセットリスト、嬉しかったんです。
川嶋さん、一つ一つのイベントでも、
ちゃんと歌う歌を、考えてくれているんだな、と。
それは、必ず、伝わります。(と、思います。)
愛情を、感じますよね。


告知はなかったように思いますが、サイン会。
嬉しいですよね。
いいこと、ありますよね。
(ちなみに私にとっての川嶋さんライブは、「Dear」に始まっているので、
先の感想のとおり、私のこの歌に対する思い入れは、
ちょっと違うのです。
それは私の始まりであって、私の背景であって、
今日この歌が聴けて、だから私「Dear」に、サインしてもらいました。
私の記念です。「Dear」の川嶋さん、可愛いですよね。)


川嶋さんの優しさを感じた、一日になりましたね。
嬉しい、一日です。
いい、感じです。
(2008.12.24掲載)