2006年6月4日 HEY!HEY!HEY!公開録画
@東京メディアシティ(TMC)

・演奏曲目

見えない翼

・レポート(ジラルデリさん)

6月1日の木曜日、16時近く。
学校で給食を食べたときにかばんに入れたままだったauの携帯を見た。
メール着信あり。
誰からだろう。
hiroさんからだ。
件名は川嶋あいメールマガジン。
内容は、HEY!HEY!HEY!に川嶋あいが出演、そして公開収録を行う。
期日は6月4日(日)、場所は東京メディアシティ。
募集を急な話なので先着順で行う。
歌とトーク。
大変だ。
思わず、声が出た。
hiroさんからのメールは13時台。
docomoの方も見るとその少し前にメールマガジンが来てる。
しまった。
こんなときに限って携帯を体から離していた。
あわてて、仕事そっちのけでトークの方に申し込みメールを出した。
一安心して、よく本文を読み直すと、歌は160名、トークは30名だ。
この時点の申し込みではトークはヤバいんじゃないの。
HEY!HEY!HEY!はトークだと思ったのでトークに申し込んだのだが、
行けなけりゃしょうがない。
仕事が終わって、帰り道で歌に変更してくださいとメールした。
大丈夫かな。

7時すぎ、帰宅してパソコンメールのチェック。
確かに13時少し前にメールマガジンが来ている。
その後を見ると何と16時頃に
ファンクラブからも優先先着募集を行うとの知らせが来ている。
何かわけがわからないけど、改めて歌で申し込みした。
とにかく、4日は三郷と川崎の谷間の日で東京にいるのに空きだった日。
すばらしい話がまいこんできたものだ。
行ければの話だが。

翌日、職場でみんなに5日にHEY!HEY!HEY!を見てくれと宣伝する。
自分、出るつもりなのでと言う。
もう、当たるつもりだ。
応募の締め切りはファンクラブが2日の15時、メールマガジンが18時。
夕方には結果が出ているだろう。
2日、7時すぎ帰宅。
パソコンを開く。
来てない。
翌日の三郷への準備をしながら、たびたびチェックするがメールが来ない。
かなり、落ち込んでくる。
もし、2日じゅうに来なかったらどうしよう。
来るならパソコンメールだから、
3日は三郷に出発してしまうので受けることができない。
23時すぎ、翌日に備えて寝た。
するとhiroさんから電話が。
23時少しすぎに当選メールが来たそうだ。
あわてて飛び起きパソコンを立ち上げる。
来てる。
やった!
歌で当選。
先着順のはずなのに抽選でと言うのが変だが、とにかく当たったのでいい。
これなら、トークでも当たったかもしれないと馬鹿な考えを起こすが、
それはぜいたくと言うもの。
とにかく、安心して寝た。

翌日、3日新幹線で出発。
この日は三郷でツアー初日を終えた。
4日朝、hiroさんとホテルを出て小田急線の祖師ヶ谷大蔵へ向かった。
東京メディアシティへ向かう。
地図を持参して行ったのだが、結構わかりにくかった。
会場前にはすでになべだいさんたちが。
私たちは10時半集合なので1時間ほど間がある。
しゃべりながら待つうちに知った顔が続々と登場する。

10時半ごろ、4,5人の黒い背広姿のスタッフが現れる。
まず、ファンクラブの人。そして一般の人と列を作らされる。
私たちだけではないのだ。
丹念に受け付け名簿とチェックしている。
私たちは黄色い入構票と言う番号が書いてあるカードをもらう。
これはすぐに回収し、以後はその番号で管理するので番号を記憶するように言われる。
かなり、待たされたあと、スタッフの誘導で敷地内に入る。
大道具がいっぱい置いてある中を通って、建物の裏手にある入り口から入る。
階段を上り3階へ。
廊下を通って3つ目の部屋のリハーサル室3と言う部屋へ通される。
少し、椅子と机だけがある部屋。
ここで、貴重品以外の手荷物を置けと言う指示。
帽子も不可。
やっぱり、テレビだからね。
トイレにも行けないと言う話。
どうしてもなら許可するが、並び順が不利になるかもしれない。
それじゃ、とても怖くていけない。
すぐに終わるので、我慢するようにと言う指示。
と言いつつ、次の指示が来ない。
かなり立って、移動の指示。
最初にもらった番号順にスタッフの先導で来た階段を降りる。
階段で少し待たされ、再び建物の外へ出て、大道具の間を通ってスタジオへ。
暗幕をかきわけて入る。
結構広い空間だ。
正面には海をモチーフにした、グリーン主体の壁。
HEY!HEY!HEY!のセットだ。
テレビでは何度も見ているが、こういう風になっているのね。
かなり、感動しちゃう。
その前にステージがある。
まず、女性を列の前に持ってくる。
そして、その後ろに男が並ぶ。
男では最前列になった。

ディレクターと思われる人が現れ、説明。
今日は川嶋あいの出演。
前の女性たちがどよめいた。
一般枠の人たちは、誰が出るか知らないで来ているんだ。
ディレクターから、川嶋あいが登場したらキャーとかホーと叫んでくれとの指示。
曲は「見えない翼」。
さらに、曲中に手拍子をする。
それも、頭上で。
テレビでも、観客が頭上で手拍子しているが、やはりそう言う指示だったんだ。
こりゃ、きびしいな。
何度か練習する。

そして、いよいよ川嶋あいさん登場。
衣装はテレビでご覧になったでしょう。
指示通り歓声で迎える。

ディレクター
「御待たせいたしました。本番まいります。
 音まで10秒前、8,7,6,5秒前、4,3」
数字が抜けてるのは、本当にこういう風にしゃべってるんです。
カラオケ伴奏流れ、「見えない翼」。
メインカメラ、ステージ前のレールカメラ、
頭上のクレーンカメラ、手持ちの小型カメラの4台が縦横無尽にとりまくる。
こちらも必死に手拍子。
頭上で手拍子を打っていると、そこに当たる高さでクレーンカメラが通りすぎる。
手をかすかに引っ込めてよける。
独特の雰囲気で興奮する。
テレビ用のワンコーラスで終了。

歌い終わって、拍手と指示通りの歓声。
ディレクターから何か指示。
「ワンスモアだそうです。」
笑い声と拍手。
「昨日の三郷にいらしてくださった方、いらっしゃいます?」
迷わず、手をあげる。
他にもかなり手が上がった。
「こんなにたくさん、ありがとうございます。」
「じゃ、明日の川崎も行くと言う方?」
これも、迷わず手をあげた。
これは少ししかいない。
「あっ、本当にありがとうございます。」
このセリフは本当に感謝の気持ちがこもっていたようで感動した。
「皆さんはホームページを見て応募したんですよね?」
みんなうなずく。
「皆さんは本当にラッキーですよ。」
「結構、たくさんいらしてますね。」
「何人くらいいらしてるのかな。」
「と言うことで、ネタが無いですね。」
笑い声。
「静かに待ちましょう。」
ディレクターから指示。

川嶋あい
「皆さんにお願いがあります。」
「世界で一番から見えない翼と言う
 最初のさびのところで手拍子打たないでもらえます。」
「テンポがわからないでテンぱっちゃったので。」
「見えない翼と歌い終わったら打ち始めてください。」
「元気よく。」
なるほど、それでずれてリテイクになっちゃったのね。

ディレクター
「本番まいります。音まで10秒前、8,7,6,5秒前、4,3.」
今度は最初のさびは手拍子無し。
「見えない翼」の後から手拍子開始。

歌い終わって、
「皆さん、どうもありがとうございました。」
と言ってステージを降りた。
ディレクターが確認しているので少し待ってくださいとの指示。
疲れた。
もう1回と言われたらたまらない。
hiroさんが「声、かすれてたから、もう1回ありますよ。」
なかなか、OKが出ない。
スタッフが集まって相談しているので悪い予感。
やっぱり、もう1回。

再び登場。
「また、戻ってきました。」

ディレクター
「すみません。御待たせしました。
 本番まいります。音まで、10秒前、8,7,6,5秒前、4,3.」
3たび「見えない翼」。
今度は前より少しいい感じ。
こっちも必死だ。
でも、普通のライブよりずっと興奮する。
手拍子も普段の見えない翼のライブのときより2倍のピッチだし。
いわゆるオフビートも一緒に叩いている。
歌い終わって、ディレクターの指示を川嶋あいさん待つ。
OKが出た。
「皆さん、何度もありがとうございました。」
と言って、ステージを降りていった。
スタッフの指示で来た道を戻り、荷物を置いたリハーサル室に行った。
そこで記念品をもらい解散となった。
疲れた。
でも、すごい充実感。
貴重な経験をさせてもらった。
このあと、みなで食事をして、解散と言うところだけど、解散せず、
また東京メディアシティに戻ってきて、トーク参加組を見送ってしまった。
最後が私たち、怪しかった(笑)。

(2006.06.07掲載)