2006年3月19日 川嶋あいコンサート 2部 ”旅立ちの日に…”
@恵比寿ガーデンホール

・演奏曲目

旅立ちの日に…
絶望と希望
Dear
525ページ
冬物語〜winter story〜
同級生
ByeBye
Never stop singing!
なごり雪(カバー)
10 制服(カバー)
11 卒業(カバー)
12 旅立ちの朝
13 見えない翼
14 この道ふらふら
15 12個の季節〜4度目の春〜
16 旅立ちの日に…

・レポートその2(良樹さん)

前日18日は僕の大学で卒業式が行われ、
大学を無事に(結構、単位が残っていた)卒業し、
同時に小学1年〜大学4年までの16年間の学生生活にもピリオドが打たれました。
4月からはいよいよ社会人になります。
そんな中、しかも僕の大学の卒業式の翌日に、
恵比寿で卒業ライブ『旅立ちの日に…』が行われる。
何と言うタイミングだ。
僕にとっては2日連続卒業式があるものだ(笑)。
勿論、参加です。

今回はお金がないので「のぞみ」ではなく、
JR線の普通・快速電車乗り放題の「青春18切符」を使い、
夜行電車「ムーンライトながら」で上京しました。
早朝4:40頃に東京に到着。まだライブまで14時間もある(笑)。
18切符の乗り放題の特性を活かして、電車に乗り潰して、時間を潰す。
それでも、午前10:00くらいに会場となる恵比寿ガーデンホールに到着。

今回は、18:30からの『旅立ちの日に…』の前に、
第1部として『合同卒業式』ライブもある模様。
僕は前日の卒業生なので、参加しても良かったのですが、招待券もなく、
果ては入場条件の衣装である学生服、またはスーツすら持参しなかったので、
残念ながら見送った。
ただ、知り合いがチケットを余らせていたので、
せめてスーツでも持参していたら、見ることができたのですが…
もっとも、参加できなくてもそんなにがっかりはしなかった。
(去年の僕だったら、意地でも「合同卒業式」に参加していたであろう)
この辺り、僕の段取りの悪さと、
すっかり薄いファンになってしまったことを実感する(汗)。

というわけで、その間は恵比寿と言えばビールを飲まないわけにはいかない(爆)。
「麦酒記念館」でビール飲み比べをしていました。
この後は「TSUTAYA」に行ったり、
展望から東京の町を見下ろしたり、
キャラメルマキアートを飲んでビール酔いを覚ましてたり(笑)、
ファン仲間と会話をしていたり
(なにしろ、東京なので沢山の方々にお会いした)…

そんなことしている内にようやく開演の18:30
(開場は18:00だが、指定席なので、開場時間は無視していました)
になったので、恵比寿ガーデンホールに入場しました。

入場時にはペンライトも貰います。
僕の席はF列の11番、つまり6列目の真ん中左寄りでした。
そして開演時間より15分過ぎた18:45にバンドメンバーとあいちゃんが登場。

あいちゃんの衣装は、蝶々らしき絵の入った黒のノースリーブに黒のズボン。
勿論、フルバンド形式でした。
そして今日のコンサートのタイトルと同じ曲
『旅立ちの日に…』で始まりました。
いつもは弾き語りで歌っていたので、バンド形式でこの曲を聴くのは初めて。
『絶望と希望』
『Dear』と続く。

「『旅立ちの日に…』へようこそ、川嶋あいです」
「今日は卒業ライブです」
「もうこの時期、冬の終わりを迎え、春風の吹く時期で、来週は桜も咲くそうですね」
「そんな特別の日のライブです」
「それでは、次の曲にまいります」

『525ページ』
『冬物語〜winter story〜』

「さぁ、今日は特別です」
「今日は特別企画です」
「『声援対決』を行います!」

一体、どんな企画なんだろう?以下のMCが企画内容です。
「今日は男女対抗戦でいきます」
「男の子は「あいちゃん日本一」…いや「あいちゃん世界一!」と言ってください」
「女の子は「あいちゃん宇宙一!」と言ってください」
「声援の大きい方が、企画のチャンスがあります」
「では、まず男の子からいきましょう」
「せーの」
男性客「あいちゃん世界一〜!」
「では、女の子いきましょう」
「せーの」
女性客「あいちゃん宇宙一〜!」
「明らかに女の子の勝ちですねぇ」
(女性客に「世界一」ではなく「宇宙一」
 と叫ばせる時点で勝負は決まっていたように思えますが 笑)
「これから女の子限定で、「川嶋ジャンケン」をします」
(「川嶋ジャンケン」って、いかにもあいちゃんらしい響きですなぁ 爆)
「勝った人は1人だけですけど、アイポッドのサイン入りです」
「世界にただ1個です」
(「世界にただ1個」これも、あいちゃんらしい響きだ)
「これは、私の自腹です(笑)」
「今月からおこづかい6万円にUPしました」
「心いっぱいです」
「それでは、女の子の皆さん、立ってください」
女性客スタンドUPします。
「せーの」
「♪川嶋とジャンケン・ジャンケンポン♪」
(何てジャンケンの掛け声だ 爆)
「勝った女の子は、ステージの前へ来てください」
勝った人数人が前に出ます。
その方々が更に
「♪川嶋とジャンケン・ジャンケンポン♪」をして、無事に勝者が決まる。
「あっ、これで1位が決まりましたね。」
「あっ、2位の方もちょっと待ってください」
「2位にはポストカードを差し上げます」
(2位もプレゼント貰えるんだぁ)
「1位には、今アイポッドが無いので、後日送りますので、名前を言って下さい」
(なんじゃそりゃ?! 笑)
1位の女の子とあいちゃんとでちょっとしたインタビュー。
その女の子は山形から来たようだ。
「これで終わりと思ってるでしょ?」
「まだまだチャンスはあります」
「今から私がボールを投げます」
「ボールを取った人は前に出てください」
「超豪華なプレゼントが貰えます」
「しかも16個用意しました」
「では皆さん、しっかり取って下さいね」

あいちゃんとバンドメンバーの方がボールを16個投げました。
自分の所には、ボールを投げてくれませんでした(涙)。
ともあれ、こういった川嶋企画(?)のイベントは、
なんかあいちゃんらしいというか、心が和みますね♪
歌も良いですけど、こういったイベントも楽しいですし、
あいちゃんライブの魅力の一つでもあるんですよね。

「ボール投げも終わったところで、紹介したい人が居ます」
「「めざましどようび」で審査員やって、
 晴れてその人が「つばさファミリー」になりました」
「それでは「僕道1号」です」

「僕道1号」さんは僕は初めて見ました。
今日の入場時に「僕道1号」さんの紹介文もありましたので、それによると
ボーカル宮田啓司くんとギターの岸本昴太郎くんとの純朴デュオ。
グループ名は「僕の道一直線」を意味するようです。
4月から「めざましどようび」のテーマソングが決定して
『名の無い色』という曲が流れるようで、
6月にデビューシングルとして「つばさレコーズ」からリリースされるようです。

僕道1号「がんばりますので、応援宜しくお願いします。」
その後、CDの紹介、あいちゃんへお礼。
今後、活躍されることを祈っています。

「それではお楽しみイベントも終了したところで、歌で盛り上がりましょう。」
「皆さん、準備OKですか〜?」
(イエ〜イ)
「まだまだですねぇ〜」
「皆さん、準備OKですか〜?」
(イエ〜イ)
「では、いきましょう〜!」

『同級生』
僕はこの曲をライブで聴くのは初めて。
アルバム『12個の歌』を買って聴いた当初は、
実は一番聴く頻度の少なかった曲(汗)でしたが、
ここ最近は、結構マイブームのあいちゃんの曲で、よく聴きます〜

『ByeBye』
『Never stop singing!』
観客もスタンドアップして非常に盛り上がります。
僕はあいちゃんの歌はしっとりと聴くのが好きですが、
たまにはこうやって盛り上がるのも良いですね!

「こないだ、嬉しいニュースがあって」
「オリコンで「卒業式に歌ってほしいアーティスト」で5位になったんですよ」
「ある雑誌で「卒業ソングランキング」があったので、
 『12個の季節』が5位、『旅立ちの日に…』が11位でした」
(観客の反応は、ちょっと大きめ?)
「なんですか?その微妙なリアクションは(笑)」
「まぁ、つまらない自慢話は置いといて(笑)」
「次からは特別に、卒業ライブ第1部でもやりましたが、
 卒業ソングのカバーを歌います。」
「「アイレボ」というポータルサイトに、
 私のコミュニティーサイトがあるので、学校生活とか書いてほしいですね」
「卒業ソングを歌っていきたいと思います」

『なごり雪』(イルカさんのカバー)
『制服』(松田聖子さんのカバー)
『卒業』(尾崎豊さんのカバー)

カバー曲を歌うのは良いのですが、知らない曲を歌われると焦ります(汗)
『なごり雪』と『卒業』は有名なのですぐ分かりましたが、
松田聖子さんの『制服』は初めて知りました(汗)
カバーを歌う時は、せめて歌う前に曲紹介はしてほしいですね。
尾崎豊さんの『卒業』の時、
歌い終わった直後に(まだ演奏中なのに)拍手があったのが残念だった。
フライング拍手を通り越し、明らかに早すぎるでしょ(汗)!
これは、ちょっと盛り下がってしまいました…
う〜ん、カバー曲集はちょっと辛口評価になってしまいました(汗)
しかし、それを吹き飛ばすくらいの出来事がこれから起こります。

「それではラストの曲を歌います」
「今日は特別に、久しぶりにこの曲を歌います」
一体、何の曲を歌うのだろう…
「みなさんにとって、大好きな人、大切な人と、
 これからもずっとずっと一緒に歩いていきますように…」
このMCの時点では『…ありがとう…』か『大切な約束』を歌うのかと思っていた。
しかし、この後のMC

「勿論、私の大切な人は、ここに居る皆さんです」
で、さっきの2曲ではないと分かった
(そうであるならば、「大切な人」=「母」と答えているはずなので)
だとすると、何なんだ??

『旅立ちの朝』
この歌を歌うと知って、ものすごい衝撃が走った。
僕がこの曲を聴くのは初めてだからだけではない。
(過去に、渋谷公会堂や2003年のクリコンで歌ったようだが、
 その頃は僕はまだ川嶋あいファンにもなっていなかったので…)
僕は『旅立ちの朝』があいちゃんの全楽曲の中で、最も好きな曲だからだ。
僕が2004年6月に『525ページ』を買って、
あいちゃんのファンになって間もない頃、
4曲が収録された『天使たちのメロディー』も購入して聴いた。
その2曲目に収録された歌に衝撃が走った。
歌詞やメロディーも素晴らしいのだが、惹かれたのは「あいちゃんの歌声」に尽きます。
特に「あなたのことが大好きよ ありふれているのかな」
というサビの部分高音の歌声が、気持ち良いくらいに素敵だ。
まさしく「天使の歌声」そのもの以外の何者でもない。
あいちゃんの楽曲に中で(I WiSHの曲も含む)、最も綺麗な歌声のように思える。
ハッキリ言って、この曲であいちゃんに大きく惹かれたと言っても、過言ではない。
それから、1年9ヶ月以上経ち、あいちゃんは素晴らしい楽曲を次々に作った。
それ以来、僕の好きなあいちゃんの曲は、どんどん変わっているのですが、
「『旅立ちの朝』が一番好きな曲」…というのは、未だに崩れたことはなく、
聴いた当初〜現在に至るまで、ずっと一番好きな曲だ。
これからも、ずっとそうであり続けると思う。

そんな僕にとって「特別」とも言える曲が、
実は今まで43回参加した(今日で44回目)ライブで
一度も聴くことができなかったのだ。
つまり「ライブで『旅立ちの朝』を聴きたい」と願い続けてから、
1年半以上も叶わなかったことを意味します。
好きな曲をライブでなかなか聴けないと、残念に思うだけでなく、
いかに一番好きな曲と言えども、
もうライブで聴くことはない…と半ば諦めてしまうんですよね。
それが、この日に急に歌いだした。
最初は、少し信じ難かったのを記憶している。
「ライブで一番大好きな曲を聴きたい」
その願いが1年半以上を経て、ようやく叶った瞬間だった。
もう感動なんてものではなく、猛烈に衝撃的だった。
これを泣かずに聴くことは、もはや無理な話だった。
聴いていて、非常に泣けました…
同時に最高の瞬間だった。
先日は12日兵庫加東市のライブではアルバム『12個の歌』で
一番好きな『夢で逢えたら』を初めて聴くことができたばかりだ。
それから、わずか1週間後に起こった今回の出来事。
ただ、あくまで「アルバムで一番好きな曲」なので、
今回の出来事はそれとは比較にならず、
僕にとっては『旅立ちの朝』を歌ったことは、最早「事件」とも言えますね(笑)。
こうして猛烈に感動した後に

「今日は本当にありがとうございました」
この後は勿論、アンコールです。
しばらくして、白のノースリーブ、
黒のロングスカートに衣装変えしたあいちゃんが登場。

「アンコールありがとうございました」
「アンコール一発目は4月19日リリースのニューシングルです」
「この曲は夢に向かって進んでいる皆さんの応援ソングです」

『見えない翼』
猛烈に感動した後なので、その次に明るい曲を歌われると良いですよね♪
リリース日も楽しみです。
その頃は僕は社会という厳しい世界に入っているので、
この曲にも大いにお世話になりそうです。

次の曲の演奏が流れて…
「みなさ〜ん、ペンライトを持ってください〜」
『この道ふらふら』です。

「ここでメンバー紹介〜」
「ドラム、ハッシー〜」
「ベース、オッシー〜」
「ギター、ようちゃん〜」
「マニュピレーター&キーボード、スズ〜」
「コーラス、ユッキー〜」
「キーボード&バンマス、KOUHEI〜」
ユッキーが「そしてボーカル、川嶋あい〜」
更に…
「さぁ、ここで一緒にコールしましょう!」
「私の後に続けて下さい」
「♪ラ〜ラ〜ララ〜 ラ〜ララ〜♪」
「まだまだ大きな声でいきましょう!」
「♪ラ〜ラ〜ララ〜 ラ〜ララ〜♪」
「後ろの方も大きく言って下さい」
「♪ラ〜ラ〜ララ〜 ラ〜ララ〜♪」
「良い感じです!」
「♪ラ〜ラ〜ララ〜 ラ〜ララ〜♪」
「良い感じ、良い感じです!もう1回!」
「♪ラ〜ラ〜ララ〜 ラ〜ララ〜♪」
「OKです、ラストいきましょう〜!」
「♪ラ〜ラ〜ララ〜 ラ〜ララ〜♪」
「ありがとう〜」
観客盛り上がります。
「ありがとうございます」
「それでは、今日のラストの曲を歌います」
「こないだ、あるお手紙をもらいました」
「その手紙を書いた方は、刑務所に居る人なんです」
「ぎっしりと7枚も書かれていました」
「その人は両親と呼べる人が居ません」
「いつも素直になれずに、涙を流すより、泣かせる人だったようです」
「私の本を読んで、傷つけることをやめたそうです」
「これからは、寂しさがいっぱいだけど、少しでも前に進みたい…と」
「私はすごく衝撃で、涙が出てきました」
「去年、自分のことを告白して、周りに声をかけられ、すごく勇気を貰いました」
「今でも誰かの中に入れ、前向きに行こうとしています」
「私の父は、その人の居るような刑務所や施設の人を更生させていました」
「自分の支えにしていました」
「母は施設の子供たちにプレゼントを贈っていました」
「父と母の優しさは、私が一番感じています」
「その愛を今度は私が届けていきたい」
「今もどこかで知らないところで、誰かが泣いたり、傷ついたりしているから」
「早くこの世界が、本当に沢山の笑顔で満たされる」
「一人ひとりが大切で、一人ひとりが生きていく」
「世界から戦争や暴動が無くなりますように」
「今から歌う曲は、とても大切な曲です」
「卒業なので、卒業の曲をやはり歌いたいと思います」
「今日は本当にありがとうございました」
長いMCでメモを取るだけでも大変。しかし、ジーンとくるMCでした…

『12個の季節〜4度目の春〜』

「今日は本当にありがとうございました」
あいちゃん、左に一礼、右に一礼、そして中央に一礼して退場。
ライブは終わりました

…と思ったら、再びアンコールが。
その間に、弾き語りスタイル(真ん中にキーボード)がセットされます。
そして、またまたあいちゃん登場します。

「2回目のアンコールありがとう」
「本当に皆さんの笑顔が素敵です」
「ペンライトを用意してすごく綺麗で、本当に嬉しいです」
「ありがとうございます」
「最後に心を込めて、この曲を歌いますので聴いて下さい」
このMCであいちゃんは声を詰まらせていました。
あいちゃん、泣いていたのでしょうか。
こっちまで、胸に来ます…

しかし、弾き語りで歌った
『旅立ちの日…』はあいちゃんは声を詰まらせることはなく、
しっかりと歌い上げました。
歌っている途中に、上から紙吹雪が…すごく綺麗だ。
まさしく卒業ソングを歌っている光景だ…
昨日、僕は卒業したばかりなので、尚更そう感じさせた。
歌い終えた後、あいちゃんは一礼して退場。
20:30前に、今度こそ終わりました。

僕が卒業式を迎えた翌日のライブ…
序盤の面白い企画…
セカンドアンコールであいちゃんが感動していたこと…
紙吹雪の中で弾き語りした『旅立ちの日に…』
なにより一番好きな『旅立ちの朝』をとうとう初めてライブで聴けた…
あいちゃんのライブでここまで感動したのは、本当に久しぶりだ。
今まで行ったライブでも、1位、2位を争うライブだったかもしれない。
あいちゃん、本当にありがとうございました。
現在は、すっかり薄いファンになってしまったけど、
あいちゃんが本命のアーティストではなくなってしまって非常に恐縮ですが、
それでもずっとあいちゃんファンで居たいと感じた。
あいちゃんファンを辞めることはできないと感じた。
これって、贅沢な願いなのかもしれないけど…
お金ないけど来て本当に良かったです。
素晴らしい気持ちに包まれながら、ファン仲間と食事をして、
夜行電車で家路に着きました。

(2006.03.24掲載)

・レポートその1(BLUESさん)

『路上1000回達成』から、およそ1年―。
2006年3月19日は、恵比寿ガーデンプレイスで、
2年振りの『合同卒業式』だという。
チケット発売当初は『旅立ちの日に…』
と銘打たれたコンサートだけだった様だが、知らないうちに
1部『合同卒業式』
2部『旅立ちの日に…』という構成になっていた(笑)

『合同卒業式』については、身内に卒業生がいるわけでもなく、
『制服』なぞはとっくに手許にないので当然申し込まずに見送った。
しかし、条件も揃わないのに申し込んだ人がいると知って、
呆気に取られた私だった。
世の中、いろんな人がいるなぁ。。。と…。

チケットの電話予約の日、
たっちゃんのマンションにtrashさんと朝までいた(謎)
私らは、三人で携帯電話をかけまくった(笑)
公式FCから告知されてた電話番号と違うようで、
テレビ番組連動の番号が正しいらしい(^^;)
つながらずに焦ったが、なんとかtrashさんのピッチでつながり、席を確保。
そんなドタバタを経て取ったチケットで、
ひと月前の「和光」でのコンサートとはひと味違う
「20歳の川嶋あい」
を自分は初めて観る・聴くわけだ。

天気は良かったが、なにせ風が強い。
洗濯モノを干してから部屋を出たが、
強風のために埼京線が約5〜10分も遅れていた。
都内某所(笑)で待ち合わせてた、
わんちゃんとたっちゃんのマブダチ二人と食事後渋谷に移動して、
ママさんからの頼まれものを購入。
そしてさらに恵比寿に移動した。
そこでしろひげさんと、すでに正装姿で(^^)到着してたひろゆきくん各氏と合流。
で。
「麦酒記念館」にてビールを煽る(笑)
コンサート前だが、誘惑には勝てない(≧∇≦)
良樹くんに会ったが、そこにしらたまさんもいたんですってね。
すみません、まったく気が付かずにビール飲んでました(^^;)
その後、ビレッジさんとプニプニさん、trashさんが到着、
あすかちんの「最後の制服姿」を観る為、また移動(笑)
公式FCのスキーツアーでCenturyの仲間になってくれた
こぶたさんとお母さんにもお目にかかった。
しかし、残念なことにななほちゃんは帰宅した後だった。
調子にのってビール飲んでる場合ではなかった(^^;)
ゴメン、ななほちゃんm(_ _)m

とか言いつつあすかちんの制服姿を「撮影会」したあと(笑)、
Centuryからのあいちゃんへのプレゼントを梱包。
その間、Centuryの人気モノ、ジラルデリさんをいじる(^◇^)
そんな長い半日を経て、ようやく入場。
trashさんがゲットしてくれた席は、ほぼ中央だった。
なぜかクリコンの時よろしく、
バラバラにチケットを取ったはずなのに偶然並びにあひるちゃんが(笑)
若干ステージが低いせいか、中央であるがゆえに前に人が座ると見にくそうだ。
すぐ近くで、あいちゃんの映画を監督された高橋さんが
ビデオを構えておられたので御挨拶に。

…さて。
前置きが少々長くなったが、18:43、場内のアカリがゆっくり落ちた。
その中をKAWASHIMA BANDのメンバーが各々のポジションにつく。
和光の時のバンドのメンバーと同じ。
左に陣取るコウヘイくんのピアノから流れて来るイントロは…
コンサート・タイトルの「旅立ちの日に…」。
あいちゃんは、黒っぽいノースリーブの服に、黒のパンツ姿で登場。
マイクスタンドを握りしめて「桜舞う…」と歌い出す。。。
なんか、調子悪そう? と思ったら、1番のサビでちょっと声をつまらせた。
過密スケジュールの上、今日は1部・2部と2公演。
コンサートに於ける集中力というのはハンパなモノではないし、
疲れも溜まっているのかと心配になる。
しかし、曲はCDをベースにした新しいアレンジで、
コウヘイくんのピアノに引っ張られ、2番から各楽器がフィルイン。
乾燥のアコギ・ソロがちょっと意表を突いて面白い、と感じる。
でも、なんで自分はこんなにこの曲で冷静なのか?
…“あいちゃんの弾き語り”では、ないからだな、きっと(笑)

「旅立ちの日に…」の余韻を引きずらないうちに、次の曲のイントロが鳴り出す。
2曲目は「絶望と希望」。
和光でのアコースティックなアレンジではなく、バンドアンサンブルのものだ。
CDでのアレンジに近いのかな。
なんにせよ、見た目には至極淡々と曲をこなしてる、という感じがした。。。
バンドのメンバーがこの曲を消化してる、ってことを言いたいんだけど(笑)
でも、ギターソロがCDとは全く違うのは、
ギターのようちゃん(?)任せなのかな?(^^)
その辺、ながじぃのスタイルとは全然違うので、聴いてて面白かったけど。
コウヘイくんの横から吹き出るスモークがステージを流れて、
グリーンのライトを揺らしてる。
スモークがコウヘイくんの頭を直撃してるみたいだったけど(^^;)

3曲目もほとんど曲間無しで、「Dear」へ。
今日はこんなポジションで歌うんだね。
PAのミキシングの加減の問題かなんだかわからないけど、
おっしーのベースがどーんと出て来る。
低音が響くことで、歌うあいちゃんの感情がそこに乗っている。
…そんな「錯覚」を起こす。  …錯覚?
あいちゃんはまだちょっと調子が悪そうで、途中声が辛そうだったが。。。
曲のリフレインでは、すっかり高音が伸び始め、
「錯覚」なんかではないことを実感。
そう、「あなたに出逢えて ほんとうにうれしいよ」。
この、気持ちだ。。。

3曲終わって、MCに。
「ようこそ 川嶋あい です! そろそろ桜も咲きますね。
 そんな桜の咲く季節の今日は特別なコンサートです。
 今日はみなさん、楽しんで行ってください!
 それでは早速次の曲を聴いてください、『525ページ』!」

短かめのMCは小気味いい(笑)
和光でもそうだったが、最近あいちゃんのコンサートの前半は、
MCは押さえ気味に感じる(笑)
ま、そんなわけで4曲目は「525」。
おそらく、和光で聴いたのと同じアレンジだと思う。
打ち込みのトライアングルの音がちょっとしたアクセントになっている。
MCをイッパツ入れて、気持ちも軽くなったかな? 
…と思っていたら、途中、声が裏返った…?
やっぱり、ちょっと調子が悪そうだ。

…と思ったのもつかの間、また曲間ほぼなしで、5曲目の「冬物語」に突入。
去年のクリコンからずっと歌われているテイクですな(^^)
アコギのソロもよいし、リフレイン後のゆっきーとのユニゾンもすごくいい。
けど、我々の前に座ってる女の子3人組は、
どーも最近ファンになったらしく、3人で顔を近付けては
「知ってる?」「…さぁ…?」
って感じで首をひねってる(^^;)
あー、そうか。。。「路上集1号」でも路上で売ってた2ndまで
しかリテイクしてないし、
3rdに入ってる「冬物語」は知らないんやね(´ε`)
アレンジを新しくして古い曲に新しい息吹を吹き込み、
それをステージで披露する。
なかなか自信がないと出来ないコトでもあるんだけども…。
aiBBSのけむさんの書き込みではないけど、
「プロらしい」ステージになってきたってことなんだなぁ…。
「全曲知ってないと、楽しめない」
みたいな(笑) 
…でも、それでいいって、そう思うね。

2曲終わって再びMCに。
「さぁ、今日は特別です! 新企画『声援ゲーム』です!」
なんだそりゃ?(^^;)
おじさんのソマツな頭の中では「声援」が「1000円」に変換されて
「『1000円ゲーム』、なんだそりゃ?」になってたぉ(=_=;)
ま、結局なにかっつーと、客席の男性・女性それぞれに
「あいちゃん世界一!」
「あいちゃん宇宙一!」
と言ってもらって、声の大きさで男女どちらが勝ったかあいちゃんが決め、
その後恒例の「川嶋ジャンケン」で勝者を決める、と(笑)
「会社の経費がなかったので(笑)、
 私の6万円のお小遣いの中から、サイン入りiPodをプレゼントします!」
と豪華なプレゼントを(≧∇≦)
まぁ、最終的には、山形から来たって言う
制服姿の女の子が勝ったので、良かったんじゃないかな〜(^_^)ノ
さらに、サイン入りのボールをバンドのメンバーと共に投げ入れ、
キャッチした人には終演後ゆっきーから景品がもらえると。
例によってあんまり物欲がない私は
一瞬かぶってた帽子を上にあげただけで、以下沈黙(笑)
「お楽しみはここまでです(笑)」のMCに続いて
「実はみなさんに紹介したい人たちがいます。
 私、『めざましどようび』の『めざうたコンペ』の審査員してたんですけど、
 そこで優勝した『僕道1号』さんを紹介します!」
そういうコールでステージ袖に現れた「僕道1号」の宮田くんと岸本くん。
テレビで観るのと違い、私服姿だったせいか非常に初々しく。。。(笑)
「『つばさファミリー』の一員になりましたからね☆
 今後が楽しみです。みなさんも、応援してあげてください!」
客席の拍手に送られて、「僕道1号」のお二人は退場。
しかしまぁ、今やあいちゃんは
「つばさファミリー」を支える中心ですからね。。。
大したものだ、と本当に関心しますです。

そして
「さぁ、歌で盛り上げたいですね! みなさん準備はいいですか!」
と煽りをかましながら6曲目「同級生」ね(笑)
まぁギターのおにいさんが「ファイヤーバード」にギターを替えた時点で
「あ、和光と同じ流れかな?」とは思ったけど(笑)
去年の「12個ツアー」で「福岡 〜The Rock'n Roll〜」をずっ
と歌ってたけど、今年は「同級生」で行くのかしらん?(^^)

そんな妄想をしながら、曲は「Bye Bye」に。
ゆっきーがマイクスタンドからマイクを外して、前に。。。
あいちゃんが歌に入るとおっしーも奥から前に出て来た(笑)
ゴメン、あいちゃん、「Bye Bye!」に合わせて飛ぶゆっきーがかわいい(^^;)
ギターソロではようちゃんも飛び出して来てソロ弾きまくり☆
…ながじぃはあんまりこういうの、なかったかなぁ…?

曲はそのまま「Never stop singing !」に突入!
客席も立ち上がってヒートアップしてきたね(^^)/
はっしーのドカドカいうドラムに乗って、
あいちゃんとゆっきーが交互にステージを入れ代わる。
そこに絡むコウヘイくんのホンキートンクなピアノがいいねぇ(^^)
バンドを自在に操ってる、って感じ(笑)
客席でも、入り口でくれたサイリウムが揺れる(^^)

3連発のあと、MCへ。
「最近、嬉しいことがあったんです。
 『オリコン』の『卒業式で歌いたい歌』で私5位になったんです(場内拍手)
 『12個の季節』が5位で、『旅立ちの日に…』も12位でした!
 (さらに拍手)
 …さて、今日は1部は『合同卒業式』ってことで
 いろんな『卒業ソング』のカバーを歌ってきましたが
 2部でも歌ってみたい、と思います。」
その前に水飲みますね〜 と水を飲んだあと、
スポンサーになってくれた「アイレボ」さんの宣伝。

「3曲続けて、聴いてください」
と歌い出したのは。。。 
おお、なんと「なごり雪」(≧∇≦)
2002年11月30日、あの、恵比寿ギルティーで時間が押して
1曲カットしたメニューの中にわざわざ残して歌った曲。
しかも、あの時は
「歌詞が曖昧なので、TSUTAYAで歌詞を写してきました」
と手書きの紙を見ながら歌ってた曲。
そして、サビは、かなりアレンジされてたあの時の「なごり雪」。
それが。。。「あ、ちゃんと歌ってる」(笑)
つい、口から出てしまった言葉だった(^^;)
隣のtrashさんがそれを聞いて爆笑してたけど(笑)
と、まぁ、3年も前の話しなのに、
それだけ印象深かったあの日の「なごり雪」。。。
あの時naoさんのキーボードだけで「制服姿」で歌ってた「少女」は、
今バックバンド6人を率いるアーティストに成長し、
3ヶ月に渡るツアーをするほどになっていた。
出来れば去年9月の同じ恵比寿ギルティーで聴きたかった曲ではあるけども、
その選曲に、あいちゃんなりの意図が含まれている様でなんか嬉しかった。
思えば、あの日に初めて顔を合わせたイッカソくんが、
この日のコンサートでは就職の為にスーツ姿で現れて…
3年という月日は、自分が思っていたよりも、
遥かに多くの時間が流れてるなぁ…と。。。
「去年よりずっと綺麗になった」という歌詞に、
「3年前よりずっと綺麗になった」あいちゃんがダブったおじさんだった…。

そんな気持ちを切り替えさせる様に、次の曲ははずむリズムで。。。
えーと、…。。。曲名が。。。(汗) 
いや、分かってるんだよ、CDも持ってるし、
松田聖子(呉田軽穂=松任谷由実)の書いた曲だということも分かってるんだ(^^;)
ど忘れしたね〜(;´Д`)
「『制服』だね」とたっちゃんかひろゆきくんが言うまで
タイトルだけ忘却の彼方だった(>_<)
aiBBSを読むと、みんな同じだったみたいだけど(笑)
まぁ、某所で「松田聖子さんが好きですよ」
と語っていた通りの選曲と言うことなんだね。
この曲については、例によってゆっきーのタンバリンがいいアクセントになっていて。
あいちゃんが歌うことで、
また違った「女の子らしさ」が出て来て面白かったね。

そして、2年前の新宿での『合同卒業式』でも歌ってた尾崎豊の「卒業」を。
20歳になった今だから、逆に歌う意味があったのかな?
2年前は「替え歌」でちょっと自分自身をチャカしてたけど、
熱く、言葉を噛み締める様に歌うあいちゃんは…
何か新しい「決心」を胸に秘めているかの様に見えた瞬間だった…。
コウヘイくんのピアノに乗って、文字どおり、あいちゃんは「熱唱」。
ただ、曲も終わらないうちからどこかで拍手が。。。
それで、すっかり冷めた。。。
曲が終わってから、拍手しましょうよ。 
それがマナーってもんです(-_-*)
長いギターソロの途中で「見事!」って拍手するのとは、意味が違うんだから…

ちょっとの後味の悪さを残し、あいちゃんのMCが入る。
「これから歌う曲は、特別な曲です。
 私には、これからもいつまでも一緒に歩きたい人がいます。
 …それは、みなさんです。
 そんな気持ちを歌います。『旅立ちの朝』」
…「おぉ…」と思わず口から声が。。。
何年振りだろう… 
どうやら2003年12月27日の豊島公会堂でのクリコン以来。 らしい…
何にしても実に2年振りか。
「なごり雪」にしてもこの「旅立ちの朝」にしても非常にレアだ(笑)
コウヘイくんのピアノに乗って、
すっかり声が出て来たあいちゃんの「声に包まれる」。。。
あの渋谷公会堂公演のタイトルにもなったし、
個人的に非常に想い入れのある楽曲で…
あいちゃんの声に抱かれてる様な気持ちになったとき、
不覚にもいろんな想いが胸をよぎって熱くなり、涙がこぼれた…。
それはきっと人に説明の出来ないモノで。
2年分のあいちゃんの想いと、
自分の想いが「旅立ちの朝」で交錯した瞬間だったのかもしれない。
とにかく、この曲を選んで、歌ってくれたこと。そのことに感謝したい。
ありがとう。

曲が終わり、深いお辞儀のあと、あいちゃんはステージ左に消えた。
まぁ、お約束通り、アンコールがかかり。。。(笑)
数分後、白い服に、黒い長いスカートに着替えたあいちゃんが登場☆
かわいいね(^^)

「4月19日に発売されるニューシングルを歌います!
 この曲は夢に向かっているすべての人への応援歌です!」
と『見えない翼』を、どーんと(笑)
バンドのメンバーも飛び跳ねて、ノリノリ☆
客電を少し明るくして、客席との一体感を演出(^^)
サビでのブレイクでは、頭の上でクラップ・ハンド☆ 客席を煽ってくれる。

そして、14曲目、
例のクイーンの「WE WILL ROCK YOU」のイントロを思わすバスドラから(笑)
「この道ふらふら」へ。
ここ最近の「アンコールの定番」として落ち着いたか?(笑)
まぁ歌詞に説得力があるから、
アンコールイッパツ目の〆にはもってコイではある。
しっかし。。。スモーク出し過ぎ。
コウヘイくんの頭をスモークが直撃してる(^^;)
そんな中、曲の間でメンバー紹介を経て、客席と掛け合い。
…またしても前に座ってるコ達は
「…こんなコトすんの?」って顔で顔を見合わせて首ひねってる(^_^;)
初めてあいちゃんのコンサート来たみたいですね(笑)
そんな客席の事情はお構いなしに。。。延々と続くエンディングへ☆
やっぱり改めて思ったけどさ〜 この曲はあいちゃんにとっての
「ビートルズの『ヘイ・ジュード』だよ」
って(笑) 「ら〜ら〜らら〜」がどうしてもダブってくるんだもん(^^;)
あいちゃんがビートルズを知ってるかどうかはシラナイけど(笑)

「この道ふらふら」が終わって、MCに。
「…最後の曲を聴いてください。
 この間、ある人から手紙をもらったんです。その人は囚人でした。
 刑務所から便箋に7枚くらいギッシリ書いた手紙をくれたんです。
 …その人には『親』と呼べる人は、いないそうです。
 そして、大勢の人を傷つけて刑務所に入ったのだと。
 …でも、私の本を読んで
 『人を傷つけるのをやめようと思った』と書いてありました。
 『自分には誰もいないけど、前向きに生きます』と…
 私はすごく衝撃的で、泣いてしまいました。
 そういう風に、『人のココロ』に入っていけるのがすごく嬉しいです。
 私の両親は優しい人でした。その優しさを、とても感じていました。
 …そのやさしさを、私は『歌』で表現して行きたい。
 人が優しくなれば、みんなの顔に笑顔が生まれます。
 この世界が笑顔でいっぱいになりますように。。。
 そのために、私は『卒業』をくり返して行くと思います。
 そんな私の大切な『卒業ソング』、聴いてください」

そんな重いMCで紹介された15曲目は、「12個の季節」…。
入場時に配られたサイリウムが静かに揺れる中で、
あいちゃんは「12個」を歌う。。。
2年前、100人のコーラス隊を背に、
桜吹雪きの演出の中で歌った「12個」とは別物の様だ。
隣に座っているtrashさんは前から公式のチャットでは何度も会話を重ねていたが、
その時の『合同卒業式』で初めて顔を合わせた人だ。
その他にも、その日に初めて出逢ってCenturyの会員さんになった人も、
とっくに辞めて行った人もいる。
ピンク、ブルーのスポットが交互に光りのカーテンを背景に作り出す中で、
白いスポットを浴びるあいちゃんを観てて、そんな事を思い出してた。
楽曲の持つ力が大きいせいか、ステージで必ず歌われているせいか、
やはりこの曲にまつわる想いも多い…。
「今日は、本当にありがとうございました!」
と深いお辞儀の後、右へ左へ。。。そして、さらにマイク・オフで
「ありがとうございました!!」とセンターでお辞儀。。。
そして、ステージ袖に消えた…。

が。会場のアカリは未だつかない(笑)
しかも、暗くて良く見えないが、ローディーがステージに用意してるのは…
「RS-5」じゃぁないのか?(^^)
やがてステージにアカリがついて、あいちゃんが登場。

「2回目のアンコール、本当にありがとうございます!
 今日は、ペンライト(サイリウム?)を用意してもらってね…
 歌ってる時客席を見ると、キレイでね。。。 ほんとに、キレイで…」
と。。。急に声を詰まらせた… 泣いてたの?
あいちゃんがステージで泣くなんて、珍しいね…
よほど、感動したんだね…。
「モノゴトに感動して人前で泣くのは、少しも恥ずかしいことじゃない」
と隣でtrashさんが力説してたけど…。
目黒でのクリコンの時、横浜ランドマークでのイベントの時、
去年のツアーファイナル。。。
そうやって、素直に泣ける、あいちゃんがおじさんは好きなんだ。
「心を込めて、歌います」

16曲目、この日最後の曲、“弾き語り”での「旅立ちの日に…」。
もうこの先ずっと、「RS-5」が壊れるまで、
「旅立ちの日に…」を歌う時は「RS-5」以外で弾き語りしないで欲しい。
それは、Charが名曲「SMOKY」を歌う時は
フェンダーの『ムスタング』以外ではプレイしない、
とかそういう「アーティストとしての『こだわり』」だから。
川嶋あいとの「こだわり」に付き合って、はや3年半。
「旅立ちの朝」の後の「旅立ちの日に…」は、なによりココロに響いた。。。
なんせ泣けてきてマトモにステージが観れない。
が、あいちゃんがちゃんと歌ってるのだから、見なければ。。。
と顔をあげると…
2年前の『合同卒業式』と同じく、ステージの上から「桜吹雪」が。。。
どこまでロートルを泣かせるんだ(^^;)

歌い終わったあいちゃんは、再度ふか〜いお辞儀をし、
ステージ袖で客席に手を振って、そして、消えた…。
20:27、公演終了。。。

三鷹での去年のクリコンほどではないにしろ、
「旅立ちの日に…」で泣かされた私は例によって涙で顔がボロボロ(笑)
コッパズカシイので、
持ってたサングラスをかけて照れ隠し(バレバレだって・^^;)
その後の行動を書くと自分自身でシラケそうなので、以下省略(笑)
相手をしてくれたゆっきーと、
新たに「つばさファミリー」に加わった「僕道1号」のお二人くん。
バカなおっさんの相手してくれて、ありがとう、感謝します。

…「つばさ祭り」とやらに申し込んではみたけど、
あいちゃんの単独公演じゃないし、当たっても行くのかなぁ(笑)
とにかく、次にあいちゃんを聴きに行くのなら、今の時点では
「サンキュー!」ツアーのオープニングでもあり、
地元の三郷公演なので実に2ヶ月も先になる(^^;)
まぁ、あいちゃんも次のアルバムに向けて曲も書かなきゃいけないだろうし、
ツアーの準備もしなきゃならないだろうし。
少しゆっくり休んでもらいたいくらいだけどね…(´ε`)

では、次のツアーに、期待。

(2006.03.21掲載)