2005年3月30日 1000回目ライブ記念イベント
@渋谷

・演奏曲目

第一部
絶望と希望
12個の季節〜4度目の春〜
第二部
天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)

・レポートその4(良樹さん)

「2003年8月20日に渋谷公会堂でワンマンコンサート」
「路上1000回ライブ」
「CD手売り5000枚」

これがあいちゃんの3つの目標でした。
そしてこれを知った時、僕はどれだけの感動をしただろうか…

2004年6月1日、
僕はCDショップであるアーティストのCDを買おうかどうか迷って、
ずっと立ち止まっていました。
そのアーティストは川嶋あい。
川嶋あいの名前は前年の8〜9月頃に雑誌で
「I WiSHのボーカル、川嶋あい」と載っていたのを見て初めてしりましたが、
その当時はまだ興味になるまでには至りませんでした。
ただ、4月に映画『Deep Love〜アユの物語〜』を見た時に、
主題歌だった『12個の季節(Deep Loveバージョン)』を聴いて、
歌っているのが川嶋あいだということを知り、少し興味を持ち始めたのです。
そして、新曲の『525ページ(通常盤)』が6月2日に発売されるのを知り、
入荷日となる6月1日にCDショップに足を運んだのです。
ただ、僕はアルバムはともかく、シングルのCDを買うことは殆どなく、
そのために『525ページ』を買うかどうか迷っていたのです。

しかし20分後、結局『525ページ』を購入していた自分が居ました。
この時、僕の人生を一変してしまうなんて思うよしもなく…
何故買ったのか…と聞かれても明確な答えは出てきません。
あえていうならば、どうしても聴いてみたかった…
そして、CDウォークマンで聴き始めると、何て綺麗な声だ…
そして、感動するほどの詞、ジーンと来てしまうメロディー…
僕が川嶋あいの魅力に取り付かれた瞬間でした。

そして、すぐに公式HPを開きました。
そして、川嶋あいのヒストリーを見ました。
そこで、3つの目標を知り感動してしまうわけです。
特に「路上1000回ライブ」には鳥肌が立ちました。
100回でも大変なのに、1000回なんて数字は尋常ではない。
数々の大物アーティストでも
1000回もライブを行ったアーティストは聞いたことがない。
しかも「渋谷公会堂ライブ」や「CD手売り5000枚」は
このときにはすでに達成していましたが、
「路上ライブ1000回」はまだ続いている。
つまり、今でもがんばっている…ということだ。
とにかく僕は「すごい!」の一言に尽きました。
そして僕は、
路上1000回を目指している川嶋あいを応援したくなってきました。
そして、川嶋あいのライブを見てみたい…

その夢は予想以上に早く、
2ヶ月も経たない7月26日の京都『磔磔』ワンマンライブで果たされました。
そしてその後、東は東京、西はなんと沖縄まで、遠征をするようになりました。
ライブに行った回数は20回を超えました。
まさか、ここまで僕の人生が変わるなんて
ファンになった当初は思いもしなかったです。

そして、その間にも路上ライブ1000回までの回数は確実に減っていきました。
残り100回…50回…20回…10回…5回…3回…2回…そして、残り1回…

2005年3月30日…とうとうこの日がやってきました。
路上ライブ1000回目を達成する日。
ついに、あいちゃんは達成するんだ!しかも幸いなことに、
僕も1000回目のライブに立ち会うことができる…すごく嬉しかった。
絶対に何が何でも行く!死んでも魂になって行ってやる!!

まだ夜も明けていない早朝4:30に起床。
睡眠時間は前日が(私用で)忙しかったために3時間。
あいちゃんのライブでもない限り、こんな早起きはまず考えられない。
そして、京都6:15発の『のぞみ』で出発しました。
これは初発、つまり大阪を一番最初に出発した新幹線です。
今までは新幹線など数年に1度しか乗っていませんでしたが、
あいちゃんのファンになりライブ遠征するようになってからは、
『のぞみ』はもうお馴染みとなってしまいました。
車内で「とうとう1000回目なんだ…泣いてしまわないだろうか。」
と考えながら、8:30に東京駅に到着。
JR山手線に乗り換えて、9:00に渋谷駅に到着しました。

そして、すぐに「丸井」へ向かいました。
ステージはできているが、正午開演予定だったので、さすがにまだ人は少ない。
それでもジラルデリさんやasakuraさん達と話をしていると、
いつのまにかお客さんの数が増えていました。
時間を見るとすでに11:00でした。
その直後、たよさんからメールが来る。
「センチュリーの人達とハチ公前に居ます」と。
まだ時間もあることだし、「丸井」を抜けて、ハチ公前に行き、
センチュリーの皆さんに挨拶をする。
すると、あいちゃん路上ゆかりの地を周るようで、僕もついて行くことに。
すると、ライトオン前に着きました。
ライトオン前は僕が一度行ってみたかった場所。
本当は2月19日のI WiSHファイナルライブの日に行こうとしていたのですが、
地図を忘れてしまい、場所が分からず結局あきらめてしまいました…
しかし、今日になってようやく見ることができました。
駐車場になってしまったけど、
かつてはここでもあいちゃんは路上ライブをしていたんだぁ…
そう考えるだけで、感動してしまいます。

その後、12:00前に再び「丸井」へ戻りますが、
すでに沢山のお客さんが。もう、最後列で見るしかなさそうです。
ところが、
「人が集まりすぎたので、開演は14:00とします。一旦ばらけてくれ。」
と退場命令が。これでは昼前に到着しても充分でした。
一体、何のために朝から渋谷に来たの?
僕は途中で「丸井」を抜けたからまだ良いが、
ずっと「丸井」で開演を待っていた人達はこれほど気の毒な話はないだろう。
事実、ジラルデリさんはかなり切れかけている様子でした。

とりあえず「サイゼリヤ」(それにしても「サイゼリヤ」は安い!)
で昼食をとり、13:00から「109」で抽選会があるようなので、
「109」へ向かうが、すでに人がいっぱいだったので、
参加することなく「丸井」へ戻りました。
すると14:00開演の5分前までは入場するなとのこと。
ところが、30分程前にもう並んでいる…との話を聞き、
「丸井」へ行ってみると、すでにお客さんでいっぱいでした。
何で?話が違う!!もう、わけがわかりません(爆)!!
それにしても、1000回目のライブなのに、
こんなことでは果たして感動することができるのだろうか?…
と心配になってきました。

さて、立ち席は真ん中が「丸井」に来店されるお客様用の通路で、
そこを挟んで前列と後列に分かれていました。
後列は「丸井」の敷地内までが最後列で、
それより後ろ、つまり歩道にはみ出すと、立ち止まることはできない
(早い話、そこで見るのは禁止されている)。
僕は最初、前列の後ろが空いていたので、そこへ行くが床面はフラットなので、
後ろではあいちゃんの姿を見るのは難しい。
すると、(通路を挟んで)後列の前の方が空いていたので、
そこに移動することにしました。
後列は階段の部分で見ることになるので、
こちらの方が、ずっと見晴らしが良い。
なかなか良いポジションをとることができました。
反面、階段状でお客さんが溢れるくらい居るので、かなり危険です。
事故が起こらないかだけが非常に心配でした。

さて、もうすぐ開演の時間が近づいてきます。
路上ライブ…と言うより、イベントライブの感が強いとは言え、
これが1000回目のライブであることに違いは無い。
さすがに、胸がドキドキしてきます。
それにしても、ものすごいお客さんの数。
1000人は来ていたとのこと。

そして、14:00頃…
あいちゃんが登場しました。
同時にものすごい拍手です!
服装はベージュに近い白のワンピースに
上は青のコートみたいなものを羽織っています。
靴は茶色のブーツです。

「こんにちは、川嶋あいです。」
「とうとう、路上ライブ1000回目を迎えました。」
「雨が降らなくて良かったです。私、雨女なので心配していたのですが。」
それにしても、ライブを行うとしては相応しすぎるくらい、快晴でした。

「やっと、目標を達成できました。」
「伝えたいこと…今まで見守ってくださって、本当にありがとうございます。」
「路上のラストライブとなりました。」

カラオケ伴奏で『絶望と希望』を歌いました。
この曲は最近の僕が非常にお気に入りの曲。
そして、とうとう路上1000回目のライブが始まった瞬間でもありました。
やはり何とも言えないものがある。
今、1000回目の路上ライブを行っているんだ…
しっかりとその姿を目に焼き付けました。

「今から3年前の2月19日、
 初めて路上に立ちましたけど、すごく勇気がいりました。」
「とにかく路上1000回をやろう!路上1000回やってもダメなら諦めよう!」
「お母さんとそれを決めて、約束しました。」
「どんどん応援してくれる人が出てきました。」
「見守ってくれました。」
「その人のためにも、路上1000回やろうと思いました。」
「困難もあったけど、私、頑固な九州女なので、絶対にやろうと思いました。」
「原点の渋谷で、達成することができて最高です。」
「路上1000回の後は2度と路上ライブをやらないことはないけど…」
「路上ライブは私の大切な原点なので、次のスタートへ向かいたい。」
「最後に歌いたい曲を歌います。」
「去年、私は高校を卒業しましたけど、路上からの卒業を込めて歌います。」

弾き語りで『12個の季節〜4度目の春〜』を歌いました。
何とも言えない感動が湧いてくる。
やはり、1000回目のライブに立ち会うことができて良かった…
涙が出てきます。あぁ、何て素晴らしいライブだ…

「本当にありがとうございます。」
「このライブは1000回目第1部です。」
「第2部はまたどこまでやりますので、探してみてください。」
「本当にありがとうございました。」

司会者が出てきて
司会者:「せーの…」
お客さん:「おめでとう〜〜〜!!」
くす玉が割れ「祝・1000回路上ライブ達成」
花束も渡されました。

「路上ライブ1000回、達成できました。」
「でも私、川嶋あいは路上を卒業してがんばるので、再出発を見届けて欲しいです。」
勿論、そのつもりだ。これからのあいちゃんの活躍も多いに楽しみです。
そして、やはり1000回目第2部があるのですね。
どうして、あると知っていたかと言うと
「丸井」ではお馴染みの『あの』曲を歌わなかったから…
しかしどこでやるのかは、全く分かりません。

とりあえず皆がハチ公前に向かっているので、僕もついていくことに。
するとハチ公前には阪神大震災の震災写真展が開かれていました。
そして、皆がそこへ立ち止まったので、僕もその付近で立ち止まることにする。
結局、ここで第2部の路上ライブを行ったのだが、
僕はすごく反応が鈍く、あいちゃんが登場して開演するまで、
そのことに全く気付かなかったのです(涙)。
どうして、気付かなかったのか、今頃になって後悔しています(笑)。

15:10にあいちゃんが登場したので、僕は慌てて着席しました。
座った位置はなんとあいちゃんの斜め後ろ(!)。
こんなポジションからあいちゃんを見守るのは初めてです(笑)。
おまけに僕の真ん前には発電機が(!)。
とにかくうるさい(爆)!!

そして「丸井」では歌わなかった、あいちゃんが最も大切にしている曲
『天使たちのメロディー』を弾き語りで歌いました。
発電機の音がうるさいのですが、あいちゃんの歌声はハッキリ聴こえる…
やはりこの曲の弾き語りは何回聴いても良い…

さて、発電機のおかげでMCまではさすがに聞こえません。
正味、一言も聞き取ることはできませんでした(爆)。
さすがに、一言も聞き取れなくてはレポのしようがありません
(開き直ってます 笑)!
みなさん、ごめんなさい!!

ただ、最後にあいちゃんやスタッフさんが
非常に慌しかったのはハッキリしていて、非常に気になりましたが、
どうやらもう1曲歌う予定のようでしたが、
6分しか許可をもらっていなくて、6分後に警察に止められてしまい、
そこでライブは終了になったみたいです…何だかやるせない気持ちです。

しかし、あいちゃんが最も思い入れのあったハチ公前で路上ライブを行うとは、
全く思いもしませんでした。
僕があいちゃんのファンになった頃は、
すでにハチ公前では路上ライブを行わなくなり(と言うより、行えない場所に)、
僕がハチ公前であいちゃんの路上ライブを見ることは生涯無いだろう…
と思っていました。しかしこの時、夢物語が現実になりました。
ライブを見た時は、突然始まったこと、座ったポジションの悪さなどの理由で
印象が薄かったのですが、今になってものすごく感動しています…
僕がハチ公前であいちゃんの路上ライブを見ることができたのは
紛れも無い事実だということ…

そして、こちらではお客さんは2000人も居たみたいです。
本当にすごいとしか言いようがないです!
あいちゃんがいかに人気があるかの証ですね。

その後「109」へ再び向かって、抽選会をやりました。
相変わらずお客さんは沢山!
さて、抽選はある条件に当てはまる人が抽選くじを引くことができます。
しかも、外れはありません!そして僕も
「(あいちゃんの誕生日が2月21日のため)誕生日が21日の人(月は何でも良い)」
の条件でくじを引くことができました(因みに僕の誕生日は4月21日です)♪
当たった商品は末等のポストカードでした。
でも、これでも充分です!因みに、他の商品ではサイン入りポスター、
横浜のツアーチケット、I Podなどのようです。
ところでこの抽選くじ、ある条件に当てはまる人が引くことができると言うものの、
別にそれを証明するものを見せられる…とかは無いから、
早い話、インチキしても全くバレません(笑)。
因みに僕はインチキはしていませんよ(爆)!

その後、16:30から10分ほどあいちゃんのトークショーがありました
(因みにオープニングアウトではCHiYOが出てきました)。
僕は後ろの方から見ましたが、あいちゃんの顔だけは辛うじて見えました。

そしてトークも終わって、
とうとう1000回目ライブイベントは全て終了となりました。
終了後にステージに展示されている写真やあいちゃんが使っていたキーボード、
それに高校時代の制服などを見て周りました。
その後はみなさんとオフ会にも参加しました。
あいちゃんのファンになったから、あいちゃんが居たからこそ、
このように沢山の方々と出会うことができたことを忘れてはならない…
本当に運命って不思議だな。
そして、今回は突然の告知だったこと、平日だったことの理由で
1000回目のライブに立ち会うことのできなかった方々が
少なからずいたのが至極残念でした。
贅沢な話だけど、全員が立ち会うことができていたら、
どんなに素敵だっただろうか…
そして、この時の酒ほど美味しいものはありませんでした…

帰りは最終の新幹線も過ぎてしまい、
夜行も満席で渋谷に泊まるしかありませんでした。
でもこれはきっと「今日は1分でも長く渋谷に居なさい。」
と僕に言っているのかもしれない…と考えました。
(飲んでいたので)マンガ喫茶で3:00まで寝て、酔いを覚ました後に、
真夜中のハチ公前に向かいました…

とうとうあいちゃんは路上ライブ1000回を達成した…
本当に「すごい!」の一言に尽きます。
そして、これからもあいちゃんは武道館を目指して活躍していくんだ。
あいちゃんなら絶対に武道館のライブを行って、成功するはず!
そして、僕達・私達が予想もしていない新たな目標を、
あいちゃんはまた作っていくんだね。
だって頑固な九州女なんでしょ?
だから、僕もずっとあいちゃんを応援するつもりでいるよ!
僕がこんなに素晴らしいアーティストに出逢えたのは初めてだ。
川嶋あい、あなたに出逢えて本当に良かったよ!
最後にあいちゃん、本当におめでとう。そして、お疲れ様。

そんなことを思いながら、
初電の時刻まで僕はCDウォークマンであいちゃんの曲を聴きながら、
真夜中のハチ公前、ライトオン前、渋谷公会堂、NHK前を回っていました…
(2005.04.03掲載)

・レポートその3(かあみん)

何ヶ月か前、ラジオの企画で本人から突然電話がかかってきたとき、
1000回目には是非立ち会っていただきたい、と言われて、
こちらこそ立ち会わせてください、と応えました。

2005年3月30日、川嶋あいさんは路上1000回を達成しました。
私は、移動中に回り道をして、正午ごろ渋谷を通りかかりました。

丸井シティの前には、あふれんばかりの人がいて、
いったん解散させようと、ヤスさん、矢嶋さん、福原さん、ハナちゃん、
といったオールスターがしきりに頭を下げていました。

いつも ファンに優しい マネージャーの福原さんが近くに来ましたが、
ふだんにも増して忙しそうなので、声をかけるのは憚られました。
前のマネージャーのハナちゃんは、端のほうで何か作業をしています。

「1000回」「渋公」というキーワードに期待と不安を感じていたころから
ファンとの交流があったスタッフといえば、
いまとなってはハナちゃんしかいません。
2002年から あいちゃんの そばにいる ハナちゃんに、
合間をみて、声をかけました。

どうやっても休めなくて これから帰らないといけない、と言ったら、
ごめんなさい、と謝られました。
おめでとうを言って、握手してきました。
これからもよろしくお願いします、とのことでした。


やるせないけれど、これで、1000回ライブについての手記は終わりです。

はじめて出会ったハチ公裏から、
数えきれないくらい耳にしてきた目標だった
「路上1000回」達成の場に、居合わせることができませんでした。
いまでも少し信じられないような、不思議な気がします。

これからの川嶋あいは、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。
「ライバルは世界ですから。世界(笑)」
と仰せになった川嶋あいさんのこと、
目指すところは大きいのでしょうね。

渋公を経て、ファンの輪が一気に広がりました。
ふだん おつきあい願っている方々には、人格的に優れた、あたたかい人が多くて、
これも ひとえに川嶋あいさんの人徳によるものかと思うところです(笑)

1000回を経て、もっともっと、輪が大きくなっていくことでしょう。

これからも、川嶋あいファンサイトCenturyは、
さまざまな時期に さまざまなきっかけで 川嶋あいに出会ったファンが
ともに応援していける場所として、
川嶋あいとともに在りつづけていきたいものです。
「路上のこの思いをいつまでも忘れない、いつでも戻れる場所」
でありたいと心のどこかで願いつつ。

どれだけ「ビッグ」になっても、たまには かまってくれると うれしいですね。
かまって音頭でも踊りましょうか。(←踊れません)

丸3年、4年越しで達成された路上1000回、心から おめでとうございます。
(2005.04.03掲載)

・レポートその2(NGC)

「皆さん初めまして川嶋あいです」
「私はビッグな歌手になるために福岡からやってきました」
初めて路上ライブを見た時の第一声でした
観客は私と友人の2人、
MCも今では考えられないいくらい、たどたどしかった
しかし当時16歳だった少女のひたむきな夢への強い意志と
その楽曲に込められた思いに感動して
私だけでもいいからずっと応援して行こうとファンになった
あれから2年8ヶ月、
ついに1000回目の路上ライブを迎える日が来ました

天気は晴れ!(やっぱりあいちゃんは雨女じゃなかった)
朝早く家を出て渋谷に…
いつもは読書をしながら上京するのですが
今日はあいちゃんの曲を聴きながら
今のうちに泣いておこうと
目頭を熱くして外を眺めていました

10時少し前に渋谷着き
ハチ公横の路上でいつも私が見ていたガードレールに腰を掛け
路上をやっていた場所(今はゴミ箱が置いてある場所)を
眺めて仲間を待つ事にしました…「旅立ちの日に…」を聴きながら

仲間が集まった所で路上にゆかりの地を周りながら
ライブの時間がきたらライブを楽しもうと決め
まずはライトオン前(今は駐車場)に行きしばし感慨にふけった所で
1000回のライブ会場である丸井を確認
会場はすでに人があふれていた…
後ろで見ればいいかと思い昼食をとってから再び会場入り

そして14時
記念すべき1000回記念のライブがはじまった
(今回はじっくりと曲を聴きたかったので
 メモをまったく取らなかったのでMCは省かせてください)

1曲目「絶望と希望」
この曲は聴くたびに心に響いてくる
途中あいちゃんが泪をこらえてるような感じがしたので
「がんばれあいちゃん!」
心の中で叫びながら聴いていた

2曲目「12個の季節〜4度目の春〜」
あいちゃんの思いが伝わってくる
路上での様々な出来事を思い浮かべながら聴いた
あいちゃんも1000回までの道のりを噛み締めながら
歌っていたんじゃないかな?

2曲歌ってライブは終了
かなり後ろだったのでステージはほとんど見れず
あいちゃんもほんの一瞬しか見れませんでした
しかし歌声だけでも聴けて本当に良かったです

最後にくす玉を割ってイベントは終了しました

私たちはまたゆかりの地周りを再開しようと
NHK方向に歩き出したが
ハチ公前で第2部があると聞きハチ公前に向かいました
阪神淡路大震災のイベントとしてステージができていて
そこでライブを行うらしい

15時30分?頃
あいちゃん登場
1000回記念ライブ第2部がはじまった
私はステージ後ろに居たため
あいちゃんの真後ろで見ることにした
観客席にあるカメラが全部自分の方に向いている事に気づいた時
「やばい、これじゃ泣けない。。。」
とかなり後悔しました(笑)

1曲目「天使たちのメロディー」
この場所で再びこの曲を聴けるとは思いませんでした
しかもこんなにも多くの人が集まってあいちゃんを応援している
そう思うと涙があふれそうでした。。。

「最後にもう1曲…」
あいちゃんが言った所で警察の方が来て
ライブ終了となってしまった
そんなに多く路上を見ているわけではないけれど
警察の方にストップを掛けられたシーンを見た事がある
「今日は止めてくれ」
とその時は思ったが少し経ってから

警察の方のご指導で最後の曲を歌えなかった事は
あいちゃんが長い路上で得た物を忘れないように
そして私たちファンにはこんなにすごい事を
成し遂げたあいちゃんがいた事を忘れないようにとの
神様の粋なプレゼントだったと思えてきました

その後仲間とNHK前、渋谷公会堂と周り
みんなで食事&飲み会をしました
本当に美味しいお酒でした
参加された皆さんありがとうございました

今日路上ライブ1000回達成の瞬間を見る事ができて感無量です
あいちゃん路上ライブ1000回達成おめでとうございます
そしてあいちゃんをここまで支えてきたスタッフの皆さん
本当におつかれさまでした、ありがとうございました

ハチ公前で歌った「天使たちのメロディー」は
一生忘れられない素敵な思い出になりました

あいちゃんこれからも多くの人に
夢と希望と勇気を伝えていってください
最後にもう一度本当に本当にお疲れ様でした
そして素敵な一日をありがとうございました
(2005.04.01掲載)

・レポートその1(ジラルデリさん)

とうとうこの日がやってきた。
2003年8月20日渋谷公会堂の
BLUESさんのLIVEMANIAの書き出しです。
私もこの心境です。
1000回目のライブ、この大一番をBLUESさんはお書きになりません。
私に託したとおっしゃいました。
身に余る光栄、涙が出そうです。
ついにLIVEMANIAを自分が背負うことができるんだ。
前から背負ってるじゃないかと言わないでください。
私は嬉しいんです。
でも、逆にすごい責任がのしかかっています。
時期は3月30日、年度末です。
勤め人は誰でも忙しい時期です。
多くの仲間が参加することができません。
その人たちのためにもいいレポを必ず書く。
そう言う意気込みです。
私もこの時期は猛烈に忙しいです。
でも、何とか仕事を段取りつけこの日を迎えました。

寝不足で睡眠不足ですが、
5時に起き名古屋7時8分発ののぞみで東京へ向かいました。
9時過ぎ、渋谷に到着。
最初、礼服を着ていこうと思ったのですが、
これはさすがにと思ったけどやはり受けねらいで
ピンクの袖のボススタジアムジャンパーを着ていくことにしました。

良樹さん、asakuraさんそのお友達と落ち合い、早速マルイへ。
すでにステージできてます。
しかし、果たして最初がここなのか不安です。
先に見えていたみねさんによると、矢島さんに聞いたら最初がここという話。
こうへいさんたち、スタッフが準備をしています。
スタッフの女性に2回準備ができるまで寄るなと言われました。
しかも、2回とも私に。
他にも人いるのになんで2回とも私なの。

しかし、9時半頃、結局ステージの前に並ぶことができました。
本当にここが最初なのか相変わらず不安です。
通りがかったこうへいさんに聞くと「へへへ」と。
何なんだ。
この後、携帯でわんちゃんから情報を得ると、ハチ公前にステージがあると。
ますます不安。
そうしているうちにステージ前に予定表が張り出されなんと午後2時から。
最初の予告の正午からでも長いのにさらにプラス2時間!
待つしかない。
そうしているうちにどんどん人が増えます。

12時近くになったとき、なんと。
「人が増えすぎてこのままだと中止になるのでばらけてくれ」と。
えーっ!
朝早く来て待ってたのは何だったの。
かなり切れそう。
仕方なく、その場を後に。
お昼を食べることができる。
10人でサイゼリアに行った。
食べ終わり、再びマルイの前に戻る。

1時10分ぐらい。
人が大量に集まっていて、私たちがいたあたりはテレビカメラが。
このために私たちをどかしたのか。
人が大量にいて収拾つかないので、5分前までよるなと。
いったん離れてちょっと離れてコアラのマーチさんとたむろする。
それでも30分くらい前に再び行くと、すでにたくさん並んでいる。
もう、何も信用できない。
かなり後ろの方に並んだ。
かなり怒っている。
背が高いので何とか見えるが背が低かったらまるでだめ。
ステージ上にはローランドのJUNO−D。

なんだかんだ言って時間がたち、ついに14時。
司会の女性が現れた。
そしてその紹介によりついにあい様が。
ジージャンを羽織り、中に襟付近が黒くその下が白いワンピース。
ワンピースにはひだひだが。(レースのドレスと言うらしい。)
ピンクのネールにパールの指輪。
足下はサンドイエローのショートブーツ。
ステージの上に立って。

「皆さん、こんにちは、川嶋あいです。」
「エー、今日はやっと1000回ライブです。」
「すごく晴れてていいですね。」
「私、雨女なんですけど。」
「約3年と1ヶ月。」
「ついに目標達成しました。」
「長い長い道のりでしたけど。」
「あっという間だったですね。」
「今までずっと見守ってくださってありがとうございました。」
「今日、路上でのラストライブです。」
「心を込めて歌いますのでよろしくお願いします。」
「4月6日にリリースする新曲を歌います。」
「この曲は3年間の思いを込めて作った曲です。」
「聞いてください。」
「絶望と希望。」

【絶望と希望】
オケの伴奏だ。
周りがうるさい。
ガードマンの「立ち止まらないで」の注意。
道路を行く暴走族。
歌がさっぱり聞こえない。

「ありがとうございます。」
ここで、スタッフが二人出てきてキーボードを設置した。
いつものローランドJUNO−Dだ。
川嶋あい様、キーボードについた。
マイクの位置を直す。
何回か音を出し、キーの調子を見た。

「えっと。」
「3年前。」
「2月19日に初めて路上ライブをやりました。」
「本当に一番の勇気でした。」
「ここで1000回やろうと決めました。」
「1000回やってだめだったら、あきらめようと思って。」
「そのとき、お母さんとも話し合って決めました。」
「日を重ねるとともに。」
「見守ってくれる人も増えて。」
「その人たちのために1000回やり遂げようと思いました。」
「いろいろなことがあってあきらめようとも思いましたけど。」
「私、頑固な九州女なんで一度決めたことはやり遂げたいんです。」
「路上ライブ、2度とやらないことはないと思いますけど。」
「私の原点として。」
「次のスタートを切りたいと思います。」
「最後にこの曲を聴いてください。」
「去年、高校を卒業して作った曲です。」
「今の私の心境、路上ライブからの卒業です。」
「12個の季節〜4度目の春〜」

【12個の季節〜4度目の春〜】
弾き語りです。

「本当にどうもありがとうございました。」
「1000回目第1部です。」
「第2部を渋谷のどこかでやるので、よろしかったらいらしてください。」
「今日はどうもありがとうございました。」

ここで、司会の女性が登場。
あい様にインタビューと祝福の言葉。

そして司会の音頭で観客みんなが「おめでとう!」という中、
あい様くす玉のひもを引き、くす玉が割れた。
中からは1000回ライブ達成おめでとうの垂れ幕が。
そして、花束の贈呈。
プレゼンターはなんとCHiYOちゃん。
拍手の中、記者会見のためにステージを降りていった。

続いて、109で抽選会。
良樹さんから連絡があったので切り上げてハチ公前へ向かった。
ステージがあり、阪神大震災の写真が陳列されている。
ステージの前にかなりの人が座っているので、その後ろに座った。
「何なんですか、その派手な服は?」とたっちゃん。
しっかり、目立ってるぞ。
するとアナウンスが。
「時間がおしてるので一旦解散してくれ」と。
今日、こんなのばっか。

ステージの後ろでCenturyのみんなと話す。
ママさん、会長さん、BLUESさんが取材を受けている。
さすがはママさん。
これに免じて僕を逆さづりにしないでください。

そうしているうちに人がいつの間にか集まってきていた。
あれよあれよと思っているうちに、あい様が登場してしまった。
どうしようと思っていると、
なんとステージの後ろにしゃがんで見ることになってしまった。
目の前にあい様のお尻が。
これ、76回目だけど、こんな体験初めて。

服装はさっきと同じ。
足下のブーツは実はこのときにわかった。
後ろから見てるってすごく変。
キーボードはさっきと同じで弾き語り。

「皆さん、こんにちは、川嶋あいです。」
「路上ライブ1000回目、ラストになります。」
「聞いてください。」
「天使たちのメロディー。」

【天使たちのメロディー】
やっぱり、この歌だ。
発電機の音がすごくてよく聞こえない。

「エー、久しぶりにこの場所に戻ってきました。」
「この路上で1年半ぶりになります。」
「この景色は最高です。」
「今日は神戸の震災復興ライブなんですけど。」
「本当にすごい地震で。」
「10年の月日が流れたんですけど。」
「でも、まだ神戸の皆さんはすごく苦しんでます。」
「去年の新潟の地震もそうです。」
「この間起きた福岡の地震もそう。」
「皆さんもそのことを忘れないでください。」
「それで最後にもう1曲この歌を。」
ここで、警察がマネージャーに接近。
中止命令だ。

「すみません、ちょっと終わらないといけません。」
「本当にどうもありがとうございました。」
と、そそくさと退場。

私たちはまたまた109へ向かった。
ここで抽選会。
そのあと、CHiYOちゃんが登場。
その後、あい様のトークショー。
しかし、ここで私のスタミナが切れてしまいました。
聞きましたけど、メモは全くとってません。
リクエストあれば機会を改めて書きます。
最初の意気込みに反してどたばたのレポになっちゃいました。
ここまで、読んでくださった方すいません。

この後Centuryのみんなは集まって食事会に行ったようだけど、
私は疲労もあり翌日のためにおいとました。

今日は仕事の合間で、疲労した一日だったけど、
やはり1000回目のライブだ。
心に残る一日だった。
川嶋あい様、1000回路上ライブ達成おめでとうございます。
そしてお疲れ様でした。
(2005.04.01掲載)