2005年2月19日 I WiSH FINAL LIVE -Precious days-
@渋谷公会堂

・演奏曲目

明日への扉
キミと僕
Tomorrow
風になれっ!
クラスメイト以上・・・。
サマーブリーズにのって
約束の日
I
Flower II
10 さよならの雨
11 光が指す未来(ばしょ)へ
12 ふたつ星
13 Precious days
14 I WiSH
15 明日への扉

・レポートその4(HISAさん)

運良くたった1通のメールから当選したので最後のライブに行ってきました。
I WiSHのライブを一度も見たことがなかったので最初で最後の機会となりました。
番号は900番台と、かなり後の方だったので雨の降る寒空の中を
整列開始から一時間ほど待つ羽目になりました。(さすが雨女・・・と思わず納得)

公会堂の中に入って間もなく始まりました。

1.明日への扉

I WiSHを代表する楽曲、もうこの曲を聴いたときは感動しました。
一度は生で聴きたかった曲だったので嬉しかったですね。
原曲の「旅たちの日に・・・」は聴いたことあったんでこっちも是非聴きたかった。

2.キミと僕

シングル曲2連続、この曲のCD買ってきたのにあまり聴いていませんでした。
でもライブの力は素晴らしいことに
生で聴くと頭に妙に残って好きになるから不思議ですね。
この曲を聴くと夏を思い出します。
やはり発売の時期が時期なだけに・・・
寒い外の事なんかすっかり忘れて聞き入ってました。

3.Tomorrow

この曲も当然あまり聴いていませんでした。
正直CDに入っていたことさえ忘れていました。(ファンとして最低・・・)
やっぱり生で聴いたせいで結構好きになりました。
家に帰ってから早速聴きました。
結構好きなPOP調の曲なのになぜ聴かなかったんだろうと
ちょっと自分に疑問がでてきました。というわけでこれからは聴きます。

4.風になれっ!

風邪になれっ!じゃないですよ(笑)病気になっちゃ困ります。
POP調の曲が初めは多かったですね。初めはノリノリのライブでした。

5.クラスメイト以上・・・。

この曲が入っているアルバムが発売された頃は
自分はまだ高3だったんだな〜って思います。
卒業まであと半年くらいしかないよ〜ってフレーズなんかが当時を思い出させます。
この曲も生で聴きたかったですね。聴けてよかった。

6.サマーブリーズにのって

夏の曲、川嶋の歌詞に多い「魔法」「さよなら」「天使」
といった言葉がちりばめられています。
サビがいいですねこの曲、正直言うともう一度聴きたい

ライブも中盤に入ってここから先はバラード系の曲が多くなります。
MCでのnaoさんとaiさんの
「結婚します。」の言葉は印象的・・・会場のざわめき・・・
数秒後に「な〜んてウッソ〜!」果たして何人の人がだまされたのか?
「私たちはなんにもありません」
ここのトークでちょっとnaoさんがかわいそうになってきました。
naoさんていじられキャラなのかな?

7.約束の日

と、まあ結婚の話がでたところで予想通りの曲、
先日個人的なことですが僕の叔父(40代半ば)が結婚しました。
この曲を贈っておこうと思います。
ピアノがきれいですよね?前奏とか大好きな曲です。

8.I

I WiSHらしい曲ですかねやっぱり。
もうこの頃になるとライブの会場は静かに聴き入ってました。

9.FlowerU

aiさんがスタッフに贈ったという曲、誰に贈ったのかは明らかになりましたね。
最後だからスタッフのみなさんにありがとうの言葉は感動しました。
にしても結構毒を吐いてました。
「その人は生き方が下手で、ガンダムおたくで・・・」
でも最後だからいいんですよね。この曲も大好きです。

10.さよならの雨

I WiSHの曲の中で個人的に一番好きな曲です。
naoさんが弾くキーボードの音と澄んだ声がマッチして
会場にきれいに響いてなんともいえなかったです。
この曲が一番聴きたかったんで歌ってくれてよかったです。

11.光が指す未来へ

この曲も公式HPで語っているように結婚の曲なんですよね。
「さよなら」と「ありがとう」という言葉はここでも出てきます。
他の曲にはどんなエピソードがあるのか知ってみたいですね。

12.ふたつ星

この曲も好きです。I WiSHが一番好きだという曲。
届け〜届け〜って声がいいですよね。
恋愛3部作は順番がごっちゃになっていますがそれでも聴きたかったこの曲。
やっぱりIWiSHもなんだかんだ言っても
好きな曲沢山あったんだな〜って感じました。

13.Precious days

卒業をテーマにした曲、まだこの時はCD買ってなかったんです。
だからライブではじめて聴きました。
公式HPで試聴はできたけど最後のサビの部分だったので
全体の曲がどんなものかわからなかったんですけど
フルで聴くとやっぱりいい歌詞なんだな〜って感じました。
それにしても卒業の曲ってなんか多くないですか?
個人的には卒業をテーマにしたものは好きなので全く問題ありません。
もっと作って下さい。

アンコールがここで盛大に起きます。

14.I WiSH

ユニット名と同じ名を付けられた曲。
2ndアルバムに入るそうです。
「私の願い」と名付けられた曲だけあって
歌詞はやはりそれに沿った最後に相応しい曲だと思います。

15.明日への扉

最後はnaoさんが弾くピアノにaiさんが歌ったバージョン。
ピアノバージョンとでも言ったほうがいいのでしょうか?
バンドのメンバーは全員退場〜二人っきりでこの一曲を奏でました。
最後のマイクを客席に向けて
「たどり着いた二人の場所長すぎた旅の後 誓った愛を育てよう」
と観客と歌ったのは印象的でした。

最後の挨拶でnaoさんの声初めて聴きましたがあんな声してたんですね。
ず〜っと気になってました。
にしてもあのキャラはおもしろいですね。
すごく笑ってしまいました。写真はちゃんと写っていたんでしょうか?

最後は二人で後ろに出てきたセットの大きな扉をくぐり手を振り続け、
次第に閉まって行って終わりました。
あのセットは「明日への扉」だったんですね。
これからまた新しい未来がはじまるんだ。
というメッセージが込められていたんでしょう。

これからも二人が活躍してくれれば申し分ないです。
更なる飛躍を願っています。
IWiSHが復活する日ってあるのかな? 

簡単なSong maniaになってしまっていますが多めにみてくださいね
(2005.02.25掲載)

・レポートその3(kazu_2さん)

3日前までチケットが手に入らず、やきもきしていましたが、
みなさんのご協力で無事あいちゃんのI WiSHからの卒業を見守ることができました。
まずはそのお礼から。譲ってくださってありがとうございました。

ぎりぎりまで仕事を片付けていたため、
渋谷駅に到着したのがすでに16時を回ったところ。
ママさんやかあみんさんと連絡を取ってはいたものの、
あまりに遅くなってしまったので、
渋谷駅から渋公までタクシー飛ばして行きました(ちなみにワンメータでした)。

とにかくすごい人だかりで、しかも、渋公恒例になりつつある寒さ+雨。
傘もさせないくらいの人が固まっていて、
Centuryのみんなはどこかなと探すこと数分。
入り口付近にいらしたみなさんに無事、会えました。(よかった)

開場は16時半頃からだったのですが、10番単位で進んでいくため、
500番とか700番とか1000番近い人たちは1時間くらい雨の中待つことに…。
去年の合同卒業式(新宿厚生年金)並に骨まで凍えました。
この方式、もう少しどうにかなりませんかねー。

入り口で当選メールと指定券を交換してもらい
席へ向かおうとすると右手にグッズ売り場。
今日はリストバンド(3色)とストラップ(3色)と
光る棒(3色)が売られていました。
今日のライブ限定品だそうです。
光る棒は名前がわかりません。サイリューム?
左手にはニューアルバムの予約コーナとCD販売コーナがありました。
でも、とりあえずみんな最初にトイレに行ったよね(^^;

-----------------
時間になると、まず最初にバックの方々とnaoさんがポジションに着き、
naoさんが弾くこの曲のイントロとともにあいちゃん登場。

【明日への扉】
【キミと僕】

 続けて2曲を歌い、その後バンド紹介。
 メモが読めないため、メンバー名がわかりません。
 今回は弦楽四重奏はいなくて、ステージに向かって左から
  ギター(エレキ、アコースティック)
  マニュピレータ(SEやシンセモジュールの音などを、曲に合わせて鳴らす人)
  ドラム
  ベース
  前列にnaoさん(ピアノ+上にシンセ1台)、aiちゃんのお二人。

【Tomorrow】
【風になれっ!】
【クラスメイト以上】
【サマーブリーズに乗って】

 ここであいちゃんが
 「重大発表があります、naoさんも前に…」と言い、ツーショットに。
 すると突然「私たち結婚します!」という。
 一瞬、渋公内が真空になったような静寂になり、
 パラパラと拍手→大喝采となりました。
 みんなが「本当?」「いつの間に?」「…おめでとう」
 と思考しているのがわかりました。

 でも、そんな大喝采の中「嘘です、冗談です」とあいちゃんが訂正。
 一番びっくりしていたのがnaoさんだったような…。
 バンドのメンバも笑ってました。
 結局は次の「約束の日」に行くためのMCネタでした。

 「今日カップルの人!」(挙手する人ほとんどなし)
 「駄目じゃないですか!」(怒られた)
 「じゃ、好きな人がいる人」(まばらな挙手)
 「私と結婚してもいいと思う人」(みんな挙手)
 「naoさんのこと好きな人」(男がはーい!)
  なんて、やり取りがあったあとこの曲

【約束の日】
【I】
 「I」は初めて生で聴きました。やっぱりいい曲だ。

 「いままでお世話になったSMEの方々に感謝します」という謝辞のあと
 「次のFlowerIIはSMEの某氏へささげた曲です」
 「本当に格好ばかりつけて不器用な方なんです…」という話のあと

【FlowerII】
【さよならの雨】
【光が差す未来へ】
 「さよならの雨」「光が指す未来へ」の2曲も初めて聴きました。
 2003年の12月に行われた「I WiSH Winter Greeting」ではアルバムから7曲、
 未公開曲として
 「あなたが旅立ったあの春のにおい」「Precious days」
 の9曲が演奏されていましたが、
 これでアルバムとシングルのタイトルトラックは全曲演奏したのかな?
 今、手元にアルバムがないので、わかりません。
 「さよならの雨」は好きな曲だったので、聴くことが出来て嬉しかったです。
 同じキーボーダーとしては、あの音色が作れただけで
 naoさんは素晴らしいと思いました。

【ふたつ星】
【Precious days】
 「ふたつ星」を生で聴いたのは2年ぶり。
 I WiSH解散後はまたあいちゃんの持ち歌に戻してもらえないかな。
 封印してしまうのかな。なんて思いながら聴いていました。

 「Precious days」も最初で最後の演奏になりそうです。
 この曲を歌うときのaiちゃんの手の振り方がかわいいです。
 会場の入り口で売られていた光る棒(名前忘れた)は
 この時にみんなaiちゃんの手の動きに合わせて振っていました。
 とっても綺麗でした。

−アンコール−
 アンコールはバンドではなく、naoさんとaiちゃんの二人で登場。
 naoさんのピアノだけで2曲を歌いました。

 「新曲を歌います。私たちと同じ名前の【I WISH】(表記不明)です」

【I WISH】(新曲)

 「次の曲はこの曲があったらからここまで歌って来られました」
 「最後はみんなも一緒に歌ってください」

【明日への扉】(naoさんのピアノのみ)
 2番のサビのところでnaoさんが演奏をやめる。
 aiちゃんがマイクを客席に向ける。大合唱。
 ちょっとaiちゃんも感動しているような感じに見えました。

 歌い終わり、naoさんが客席と記念写真を撮りたいとのことで
 なぜかいつもの撮りっきりカメラでいろんなアングルで撮影。
 次はこっち、2階も…なんて仕切っていたのはaiちゃん。
  
 その後、「aiちゃーん」「naoさーん」などという歓声のなか、
 aiちゃんが口に手をあてて「しー」というそぶりを見せる。
 客席が静かになると、マイクを使わず生声で
 「今日は本当にありがとうございました」という。
 naoさんも「ありがとうございました」のところから一緒に挨拶。
 深々と丁寧にお辞儀をして、
 二人はホリゾントの前に用意された大きな扉へと向かう。
 これが「明日への扉」なのだろう。
 すると突然、ドラムの前あたりでaiちゃんがnaoさんと感極まって抱擁しあう。
 その後、扉の向こうへ。aiちゃんが一瞬振り返り手を振ったのが見えた。
 I WiSHはこの瞬間に活動を終えた。(正式には3月のアルバム発売時)

まだまだ、どこかにaiちゃんが
「naoさんは天才です!」なんて話していたシーンもあったんですが、
メモが読めずにどの場面だったか思い出せません。
メモを取るようなステージじゃなかったんです、感動的過ぎて。
間違いも多々あるレポだとは思いますが、ほかの方のレポと合わせて読んでいただき、
補填してくださいね。

渋公を出て少し名残惜しんでいると、中からスタッフの方が3〜4名出てこられて、
残った光る棒(相変わらず名前がわかりません)を
「2本1000円!でいかがですかー」
さっきは1本500円で売っていたので、
安くなってないじゃん!などと突っ込みを入れていると女性スタッフが
「そこのお兄さん1本いかがですか?」などと聞いている。
そこで誰かが「(かず)にいさんといえば買ってくれますよ」と耳打ちした。
その方はとっても素直な方のようで、
渋公の中心で「かずにぃさん買ってくださーい!」と愛を叫ぶ。
…名指しされては無視するわけにも行かず、購入しましたさ。

まあ、そのあともいろいろスタッフの方々との楽しいやり取りがあったのですが、
本題からはずれ、長くなるので割愛させていただきます。
その後、17名の大所帯でフォルクスで夕飯を食べて終電で帰りました。
別部隊もいたようなのですが、合流できずに残念でした。

今年の2月19日は長く、熱い(寒かったけど)1日になりました。
(2005.02.25掲載)

・レポートその2(良樹さん)

2005年2月19日、7:00に起床。
天気は雨のち雪。
I WiSH最後のライブの日に雨だったので、なんだかやるせない気持ちになりました。
朝食をとり8:00に家を出て、京都駅8:56発の『のぞみ』で東京へ…

先月の1月28日未明、新星堂のHPを見ていると、
I WiSHのアルバムリリースについて書かれていました。
しかし、同時に衝撃の走ったコメントも載っていました
「3月24日のアルバムリリースをもって、I WiSHは解散する。」
と…そして30日には川嶋あい、I WiSH双方の公式HPでI WiSH解散について、
あい(ai)ちゃん、naoさんからのコメントが載りました。

実を言うと、僕はI WiSHはそろそろ解散してしまうのでは…と予想(心配)していました。
今年2005年、あいちゃんはまもなく達成するであろう路上ライブ1000回、
全国ツアー、武道館など、
ファンにとっては今年も大きな1年になるなぁ、楽しみだなぁ、と思っていました。
しかし僕は今年唯一、心配していたことがありました。
それが「もうI WiSHは解散してしまいそうだなぁ…」ということでした。
そして、それは現実になってしまいました。
だから、非常に驚いた…というようなことはなく
「とうとう、この日が来たかぁ…」といった感じでした。
解散はあいちゃんとnaoさんが決めたこと。
そして、これからはあいちゃんは「川嶋あい」に専念して、
今まで以上にがんばって、あいちゃんの数々の大きな「野望」を達成する!と思います。
そして僕も、そんなあいちゃんをずっと見守って応援していきます!
そして、naoさんも今まで以上に制作活動や曲作りで幅広く活躍することを祈っています。

…と強がりなことを言ってしまいましたが、本音はやはり残念でした。
もう生で『明日への扉』や『ふたつ星』などが聴けなくなるのか…と思うと、
すごく淋しい…勿論、本当は祝福するべきだと思いますが、
当時はやはり淋しさの方が上回っていました(今でも、そうですが)。
そして、僕のI WiSHへの最後の願いとして
「最後にI WiSHとしてのライブを行って欲しい!」と思っていました。
もし行われたら、何があっても行くのに…

そして、1月31日に
「I WiSHが2月19日、渋谷公会堂で解散ライブを行う」ことを知り、願いが通じました、
しかもあいちゃんが2003年8月20日で目標を達成した渋谷公会堂で!
2月19日は僕は色々なスケジュールがあったのですが、
無理をして何とか空けることができ、招待制ライブに応募しました。
しかし、見事に外れ…その時にあいちゃんの公式BBSに
「I WiSHのライブの当選メールが僕にはまだ来ない…」と書き込み、
そしてその後、どうしようか…と考えました。
諦めようか…でも、諦めきれない!
これがI WiSHのライブを見ることができる最後のチャンスなのだから、
これを逃すと二度とI WiSHのライブを見ることができないから…どうしよう?
当たるのを信じて18日まで当選メールが来るのを待つか…
知り合いのファン友達にチケットを分けてもらえるように交渉しようか…

そう考えている時、2月16日夜、僕の携帯に1通のメールが来ました。
「はじめまして。私、行く相手が居ないので一緒にどうですか?」と。
名前はasakuraさんとおっしゃる女の子でした。
僕の公式BBSの前述の書き込みを見てメールしたそうです。
asakuraさんとはその時まで会ったことも、お話もメール交換もしたことはありません。
でも、おかげで僕もI WiSHのライブに行くことができる。
I WiSHの最後の勇姿を見届けることができる!
しかしそれ以上にasakuraさんが、
僕以外にもI WiSHのラストライブに行きたいのに抽選に外れた人はいくらでも居るのに、
ライブにもよく行っているし、
公式BBSには前述の愚痴に近い(往生際の悪い)書き込みをし、
彼女とは8つも年上の僕なんかにメールをして誘ってくださったことが、
何よりも嬉しかった…
asakuraさんは川嶋あいも含めて、これが生まれて初めてのライブらしい。
本当に僕は感謝の気持ちでいっぱいでしたし、
礼をしたい、最高の1日にしてあげたい…と思いました。
そして、当日は12:00に渋谷のハチ公前で待ち合わせすることになりました。

雨、雪も降っていましたので、新幹線が遅れてしまうのではないか…
と心配していましたが、約2時間20分乗車して『のぞみ』は遅れることもなく、
定刻の11:16に東京駅へ到着しました。
そしてJR山手線に乗り継いで、12:00前に渋谷駅に到着して、
初めてお会いすることになるasakuraさんとも合流することができました。

開場の16:00までには相当な余裕がある、
asakuraさんと共にまずは雨の中ハチ公前やNHK前、代々木公園など、
あいちゃんが路上をやっていたゆかりの地を巡りました。
ただ本当はライトオン前やGIGOも回りたかったのですが、
場所が分からず(地図を持参し損ねたため)道に迷うと大変なことになるので、
諦めて原宿駅へ向かいました。
JR山手線は改札が非常に混んでいたので、地下鉄明治神宮前駅へ向かい、
千代田線→南北線と乗り継いで今日の第一の目的地である四ッ谷を目指しました。
その理由は…
絶対に忘れてはならないのが、ちょうど3年前の今日、
2002年2月19日にあいちゃんが
四ツ谷で初めて路上ライブを行った日である…ということ。
だとすると、ファンとしてはあそこに行かないわけにはいかない!
それに礼としてasakuraさんをそこへ連れて行きたかったのも理由の一つでした。
そして13:15過ぎにたどり着きました、
JR中央線と地下鉄丸の内線が交差する四ツ谷の橋の上に。
そこでしばらく立ち止まりました…
「3年前の今頃、確かにあいちゃんはここで『オリビアを聴きながら』を歌ったのだ」
あいちゃん、路上ライブ3周年おめでとう!!

それにしても雨も降って、風も吹いて、なによりとてつもなく寒い…ですので、
四ツ谷の近くのうどん屋で食事しました。
だいぶ温まり、再び四ツ谷の橋で立ち止まりました。
中々去り難かったのですが、14:00過ぎにJR中央線→山手線と乗り継いで
再び渋谷駅へ向かい、いよいよ真の目的地である渋谷公会堂を目指しました。

歩いている途中で、偶然にミーさんとお会いして、3人で渋谷公会堂へ。
さらにNHK前に向かっていたわんちゃんさん達を見つけたので、
僕達もNHK前に向かって、挨拶をする。
その後、渋谷公会堂へ足を運ぶと、ジラルデリさん、ろっくさん、かあみんさん、
NGCさん、十六夜さん、ママさん、kazu_2さん、Cショックさん、たよさん、
kusuさん、motuuさん、坂本さん…他にも次々と知った顔が
(お名前、挙げられなかった方、すみません)。
Centuryの皆さんはほとんど全員集合していた。

一方、僕の知り合い達もほぼ全員集合していた。
すごい!みんな来てるんだ♪

渋谷公会堂には15:00過ぎの到着、開場は16:30。
それまでは色々話をする。
それにしても、I WiSHのラストライブが
あいちゃんの思い出の地である渋谷公会堂で行われるなんて、とても素敵だ…

いよいよ、開演の16:30に。
しかし、整理番号は10番単位で呼ばれていく。
僕達は863番。
雨も降っていてとてつもなく寒い中、一体どれだけ待たせる気だ。
結局、1時間以上は待たされました。風邪は辛うじて引かなかったが…

入場後、ペンライトを買って、席へ…席は2階の5列57番。
ペアなので隣はasakuraさん。
彼女は「後ろの方になると見えないと」心配なさっていましたが、
2階席は見晴らしも良くて安心しました。
そして、いよいよ始まります。
I WiSH FINAL LIVE -Precious days-が…
2日前に名古屋へ行ったばかりのはずなのに、非常に胸がドキドキしました。

18:15頃、会場が暗転して音楽が鳴り、
バンドメンバー、naoさん、aiちゃんが登場して
とうとうI WiSH最後のライブが始まりました。
aiちゃんの服装は全体を白で統一され、下はスカート、靴は白のショートブーツ。

1曲目は「あいのり」の主題歌であり、
90万枚近くの大ヒットとなった、
もうお馴染みの彼女達のデビュー曲『明日への扉』でした。
I WiSHのラストライブがスタートしたこと、生でこの曲が聴けたこと、
さらに後述する理由から、僕はもう目頭が熱くなってしまいました。

2曲目は「友情」をテーマとした4枚目のシングル曲である『キミと僕』でした。

その後、バンド紹介へ。
そして、「キミと僕」のカップリング曲である『Tomorrow』、

アルバム「伝えたい言葉〜涙の落ちる場所」に収録されている
『風になれ!』『クラスメイト以上…。』

「ふたつ星」のカップリング曲であり、
ロッテ「モナ王」のCMソングに使われていた
『サマーブリーズにのって』とアップテンポな曲を4曲連続で熱唱。
aiちゃん、とても楽しそう、嬉しそう、元気に歌っている姿がとても印象的でした!
会場もほとんど立ち上がって、盛り上がっていました!

その後は突然のMC。
aiちゃんとnaoさんが横に並んで、aiちゃんが
「私達2人は、実は………」
「結婚します…」会場がどよめきました。
しかし「おめでとう!」との声もありました。
でも、僕はショックだった。
ずっと願っていました「あいちゃん、お願い…「ウソ」だと言って…」

「な〜んて、ウソだよ〜ん♪」あぁ、ウソで良かった………って、
本当にウソだったのかよ〜〜〜(笑)!!aiちゃんがとても真顔で言ってたし、
本気にしてしまいましたよ〜(汗)。
すごく心臓に悪かったし、寿命も大幅に縮んでしまった気がして、
完全に脱力しちゃいました(滝汗)。
でも、やはり「ホッ」とした面もありました。
やはりあいちゃんが結婚してしまうと、僕はショックを隠せず、
僕の人生が終わった…と感じてしまうのだなぁ…

そして続けてMCを
「恋人同士はいますか〜?」
(淋しい人生を送っています 涙)

「好きな人はいますか〜?」
(こちらも淋しい人生を送っています…あいちゃんは別として)

「私(あいちゃん)と結婚したいですか〜?」手を挙げました(もちろん♪)
「じゃぁ、naoさんと結婚したいですか〜?」手を挙げました(なんでだろう〜 笑)

なお、あいちゃんはともかく、naoさんとの結婚願望は冗談ですので、
くれぐれも本気にしたり
「そんな趣味持ってたんだぁ〜」などと思わないで下さいね(笑)♪

続いての曲はやはり…というべきか、3枚目のシングル曲である
「恋愛三部作の終わり=結婚」をテーマにした『約束の日』でした。
同時に『約束の日』は僕がI WiSHの中でもっとも大好きな曲です。
詞・メロディー共に心に沁みてしまい、
この曲を聴いてジーンときてしまうことも少なくありません。
ただ、この時は前述のドッキリMCもあった直後だったので、
あまりジーンと来ることはありませんでした。
折角、生で聴ける最後のチャンスだったのに、勿体無いことをしてしまいました…

この後はさらにアルバムのラストに収録されている『I』を歌いました。

続いて
「I WiSHは私の中で大切な存在でした。」
「naoさんは私の最高のパートナーでした。」
さらにSMEスタッフさんへのお礼をして、
ある大好きなスタッフさんが落ち込んで、
くだけそうになった時に作ったと言われる
『Flower U』を
「SME山内さん、2年半どうもありがとうございました。」
のMCの後、歌いました。

さらに『さよならの雨』『光が指す未来へ』と心に沁みるバラード曲を歌い上げました。
本当にこれらの3曲は素敵な曲だ…

そして、2月19日は私が初めて路上に立った日であること、
この思い出の渋谷公会堂で大切なこの日、
場所でライブをできて本当に感無量であること…
さらにI WiSHへの思いでなど、次々と話しました。

「2002年10月21日、私達の歌が初めて全国で流れました。」
「2003年2月14日、私達のCDが発売されました…」
「2003年12月3日、Zepp東京で初めてのライブ…」
これらの話を聴いて、僕はすごく胸に来て、
『明日への扉』が発売された当時を思い出しました。

実は僕はI WiSHに関しては結構、苦い思い出がありまして…
おそらく、あいちゃんのファンの方々は、
デビュー曲『明日への扉』を聴いてファンになった方々も多いと思いますが、
僕も『明日への扉』が出た当時は、すごくお気に入りで
有線とかで流れると「良い曲だなぁ…」と感じました。
しかし、当時の僕はシングルCDを買うことは殆ど無かったためか
(言い訳かもしれないが)買うまでには至らず、
当時はI WiSHのファンになることはありませんでした…
結局、僕があいちゃんのファンになるのは、それから1年以上も先(去年の6月)の
『525ページ』を買う時まで待たなければなりませんでした…
もし、あの時『明日への扉』を買っていてI WiSHのファンになっていたら…
と思うと残念で、非常に後悔しています…

だからそのための償いではありませんが、僕がファンになった後は、
貯金を犠牲にしたり、無理なスケジュールを組んででも、
まるで何かに取り付かれたようにあいちゃんのライブに行ったりしました。
自分自身、僕の人生が一変するほど(その最たるものは何と言っても沖縄ツアー参加です)、
あいちゃんを好きになるとは思わなかったです。
とは言っても、前述のことは僕のあいちゃんファンとしての、唯一の心残りです。
しかし、タイムマシーンなどが無い限り、
いくら後悔しても当時にタイムスリップすることはできません。
一生、この後悔を背負わなければなりません…

一曲目の『明日への扉』を聴いた時も思い出してしまいましたが、
この時に再びさっき以上にそのことが頭をよぎって、
aiちゃんの言葉一つが非常に重々しく感じてしまい、涙せずにはいられませんでした。
心臓が破裂しそうなほど切なくて、胸が張り裂けそうになりました…

そして2枚目のシングル曲である「恋→愛」をテーマとした『ふたつ星』、
上から2人の天使が降りてきたのがとても印象的でした。

「これが最後の曲になります。みなさん本当にありがとうございました!」
と今月9日に発売されたI WiSH最後のシングルとなった『Precious days』を熱唱しました。
この曲はご存知の通り「卒業」をテーマとした曲ですが、
I WiSHの卒業をも意味しているのでしょうね…

この後は当然ながらアンコール。
そしてnaoさんと黒のドレスに衣装変えをしたaiちゃんが再び登場。
アンコール第一弾は
3月24日に最後にリリースされる、アルバム『WISH』からの曲であり、
ユニット名と同タイトルである『I WiSH』でした。
こんな心に沁みる名曲を歌われては、もうダメだ…

そして、aiちゃん、naoさんが前に出てきて、最後のメッセージを…
aiちゃんだけでなく、さすがにこの時はnaoさんも喋りました。
さらにはnaoさんが「写真撮って良いですか?」と(「いいとも〜♪」の声が)
写真を5〜6枚撮った後、
ほとんどnaoさんのピアノだけの伴奏で再び
『明日への扉』を熱唱しました…
同時に、これがI WiSHとしてライブで最後に歌う曲であることも意味します…

『ふたつ星』からは最後まで僕はもう涙でよく見えなかったのですが
(僕はI WiSHの最後の勇姿を見守るんだ!
 そして、ライブに行きたくても抽選に外れてしまい、
 もしくは用事で行けない人も沢山いるのだから、
 ライブに参加している僕はその人達の分まで、見守らなければならないんだ!)
と思い、I WiSHの最後の勇姿を目に焼き付けました…

そして、とうとうI WiSH最後の生歌を歌い終えました…
2人は深々とお辞儀をして最後はマイクなしで
「ありがとうございました」
そして、aiちゃん、naoさんは白い扉へ入り、消えて行きました…
これがI WiSHとの最後の別れになりました…

とうとうI WiSHの最後のライブは終わってしまいました。
とても素晴らしいライブ。こんなにも感動して泣いたライブはない…
しかし、もう二度とI WiSHのライブを見ることはない…
そう思うと、非常に淋しい。ライブが終わった後も涙はしばらく止まりませんでした。
でも言い換えれば、それだけに行くことができて良かった、
I WiSHの最後の勇姿を目に焼き付けることができて本当に良かったです!
今まで僕が17回行ったライブの中で、最も印象に残ったライブになりました…
そして忘れてはならないのが、僕がI WiSH最後のライブに立ち会うことができたのは、
抽選に外れた僕を誘ってくださったasakuraさんのおかげだということです…
本当にありがとうございました。
そして、他お会いした方々もありがとうございました。
お疲れ様です。また、どこかのライブでお会いできると嬉しいです…

なお、僕はレポートを書く時は
基本的に知り合いの方々の個人名は出していなかったのですが、
今回は種々の事情により出させていただきましたのでご理解下さい。

また、このレポートは川嶋あいちゃんの19歳の誕生日である2月21日に
作成させていただきました。
その日にレポートを書くことができたのはとても嬉しいです。
これが僕があいちゃんへのプレゼントだとあいちゃんが思っていただき、
このレポートを読んでもらえたら幸いです。
(2005.02.23掲載)

・レポートその1(ジラルデリさん)

"大切な何かを守るとき 踏み出せる一歩が勇気なら"
「明日への扉」の2番の冒頭です。
公式サイトのタイトル画面にも使われてます。
I WiSH、それは自分にとって余りにも大きな存在です。
51年の人生の中でも別居中の妻にも匹敵するくらいの存在でした。
この2年間、自分の日々の暮らしは
I WiSHを軸に展開していたと言って過言ではありません。
70回にわたるライブ参加。
もちろん川嶋あい様を含んでいます。
そしてファン同士のすばらしい交友関係。
何十年来の親友よりすばらしい関係がありました。
私は他の歌手のファンも多々やってきましたが、何の出会いもありませんでした。
でも、I WiSH、川嶋あい様は違いました。
そして私の中ではI WiSHの方が川嶋あい様よりもウエイトが高いんです。
同一人物ですが違うんです。
I WiSHのライブが見たい。
いつも思ってきました。
幸いにして過去3回あったライブをすべて見ることができました。
そして今日が最後です。
もう、2度とI WiSHのライブを見ることはできないんです。
残念ながら最後のチケットははずれました。
しかし、Centuryのおかげで見ることができることになりました。
皆様、本当に感謝します。
今までの人生で一番うれしかったです。

新幹線のぞみで東京へ向かいました。
500系です。
300キロのばく進はやはりすごい。
新幹線の中から連絡してビレッジさんと渋谷ハチ公前で落ち合いました。
あいにくの雨なのでとにかく渋谷公会堂へ向かおうと言うことになり
一路渋公を目指しました。
ビレッジさんが歩きながら連絡を取り途中のファミレスで
かなりの仲間が集まっていることを知りました。
そのファミレスにはいるとき後ろからみゆさんとプニプニさんが現れました。
連れだって店内に入るとBLUESさん、NGCさん、しろひげさん、わんちゃん、
ひろゆきさん、たっちゃん、tunebassさんがすでにお茶してました。
さらにコアラのマーチさんが現れ仲間に加わりました。
Centuryのメンバーと会えるのは本当に楽しいです。

先に見えた8人は15時少し前に店を出て会場その他に向かわれました。
残りの私たちも15時15分頃、会場へ向かいました。
すでに多くの人々が渋公前に見えます。
天気は霧雨。
寒いです。
白い街さん、一児のパパさん、エルムさんに会い挨拶しました。
さらに良樹さんにも。
良樹さんは女の子と一緒でした。
女の子はasakuraさんとおっしゃる方で13歳の中一だそうです。
この方のおかげで今日良樹さんは参加することができたそうです。
良樹さんがasakuraさんにまた私のとんでもない話を紹介するので、
私は馬鹿丸出しです。
我ながら思うに私って本当にめちゃくちゃな人間だな。
誇張してるように見えて全部事実だから始末に困る。
そうしているうちに次々と知った顔が。
もう紹介できません。

去年の8月20日でもクリコンでも
ここまでのメンバーが結集したのは見たことがありません。
やはり、I WiSHの威力でしょうか。
かあみんさん、ママさん、あすかちんが到着し降りしきる雨の中、
誰と誰がくっついて会場にはいるかの段取りを一生懸命されました。
本当に頭が下がります。
結局、私はアヒルさんの券で、
十六夜さん、シエンさんとともに4人で入ることになりました。

霧のような雨が降り続きますが会場予定の16時になっても開場されません。
アナウンスがありリハが押しているので16時半開場とのことです。
やっぱり。
この辺はお約束だ。
寒いです。
しかし、お話しする相手には事欠かないので、退屈と言うことはありません。
私たちは渋公の玄関左の方にいたのですが、
16時半が迫ったので右の方に移動しました。
みんな傘を差しているので、結構困難です。
16時半になりましたがまだ開場されません。
10分くらい経過した頃やっと整列が始まりました。
恐ろしく手際が悪い。

私たちは104番で結構番号早いんですけど、入れたのは16時50分ぐらい。
ここで、チケットがもらえ席が決定しました。
3列目。
やったー!
すごい前。
手荷物検査もいい加減。
「カメラ持ってませんか?」と聞かれただけ。
ここでおなじみの矢島さんの呼び込みにより、
最初で最後のI WiSHグッズを購入するためその列に。
ルミカライト2色、リストバンド3色、ストラップ3色を買ったら8500円。
しかも、リストバンドが間違えられて黒が二つあって白がない。
もう、知らん。
客席にはまだ入れない。
手持ちぶさたなのでロビーで入場してくる人たちを見ていた。
手際悪く徐々にしか入ってこない。
こりゃ遅い番号の人たちは大変だ。
外は寒いだろうし。

しばらくして会場内に入れた。
とりあえず荷物を置き、場所を確認。
またしても暇なのでロビーへ。
ここで我がCenturyが贈った花などを見る。
思えばWinterGreetingのときは花出てなかったな。
大会場では必ず花出てるんだけど。
磔磔ですら花出た。
相変わらず入場続く。
これは予定の18時に開演するんかい。
ロビーで次々といろんな方に挨拶。
ななほちゃん、ゆいぼん。
ななほちゃん久しぶりだ。
若いかわいい子しか印象に残ってない。
沖縄で会った仙台の佐藤宏美さんとか。
最近のこの自分の傾向何とかならないのか。

そうしているうちにも胸がわくわくしてくる。
2日前、川嶋あい様のライブは見ているがそのときとは全然違う。
自分のI WiSHに対する思い入れが違うのだ。
WinterGreetingのときと同じで文章の抑制まで外れてる。
18時を回ったので自分の席に着いた。
3列目、やはり前だ。
最後のライブをこんな前の席で見ることができるなんて。
渋公の座席は前の席との間隔が狭いのでその点だけが苦しい。
なんか訳のわからない音楽が流れてます。
ライブ前に全然関係ない曲が流れるのはお約束ですね。
一昨年のクリコンみたいに川嶋あい様の歌が流れていたのが特殊なのだ。

18時をとっくにすぎ、後ろを振り返ると客席もほぼ埋まったようだがまだ、始まらない。
ジエット機の爆音の効果音が流れ照明が落ちた。

18時17分。
音楽が流れる。
下手からバンドのメンバーがステージに登場した。
ギター、マニピュレーター、ドラム、ベース。
続いてピアノのnaoさんが登場。
naoさんのグランドピアノがG線上のアリアを奏でる。
曲が変わった。
このイントロは・・・。
あの曲だ。
私の人生を変えた曲。
上手からai様がゆっくり歩いてきた。
スポットライトが当たり、ステージがライトアップされた。

【明日への扉】
この曲から来たか。
もう一度言うが私の人生で最も重要な曲だ。
今日のai様の服装は白いノースリーブの上、フリルがついている。
青い飾りが4つ。
白いスカート。
これもライトブルーの飾り、インナーにライトブルーのスカート。
足下は白いショートブーツ。
70回もライブ見てきて初めて気がついたが、ai様って足太い(笑)。
髪に青い髪飾りがぶら下がっている。
ウエストラインの近くまである。
naoさんは白地にアップリケのような柄が4,5カ所ちりばめられたジャケット。
黒いジーンズ。
歌い終わりそのまま引き続き。

【キミと僕】
この曲もいい曲だなあ。

「皆さん、こんばんは、I WiSHです。」
「今日はI WiSHファイナルライブ、プレシャスデイズにようこそ。」
「もう皆さんご存じかもしれませんが、
 今日のこのライブが私たちの最後のライブになります。」
「今、たくさんの思い出があふれてきていますが、寂しい挨拶は後ほどじっくりと。」
「それでは早速、今日のバンドのメンバーを紹介します。」
「バンマス&ギター、巨匠マチャキ!」
「マニピュレーター、グッシー!」
「ドラム、ベスオ!」
「ベース、ジュン!」
「そして、私の相方ピアノnao!」
「そしてボーカルは私aiです!」
「今日は一緒に楽しんでいきましょう。」
「それでは、次の曲は立ってみんな手拍子よろしくね。」
「Tommrow!」

【Tommrow】
ここで、みんな立って手拍子。
歌いながら歌の合間にai様得意の腕たたき。
「盛り上がってるかい!」

【風になれっ!】
まず下手へ移動しジャンプ連発。
2番で上手へ移動し同じくジャンプ連発。
ai様、ノリノリです。
最後に中央へ。
この辺の移動はai様の定番。
川嶋あい様の「525ページ」と同じだ。

【クラスメイト以上】
上手へ移動し、歌いながら手を上に上げ左右に。
中央へ。
下手へ。
最後にジャンプ。
ここで水を飲んだ。
得意ののどスプレーはない。

【サマーブリーズにのって】
上手へ、中央へ、下手へ。
最後に中央。
また、水。

「エー、まだライブが始まって少ししか時間がたってないんですけど。」
「一曲、一曲、一言、一言噛みしめながら歌ってるんでよろしくお願いします。」
「今日は皆さんにもう一つ報告しなければならないことがあります。」
「ちょっと、皆さん座ってください。」
エー、何だ。
「naoさん、前へ出てきてもらっていいですか。」
naoさんが立ち上がり二人中央で並んだ。
解散はすでに発表してるし、何だ。
ひょっとすると・・・。
「私たち二人は。」
「実は。」
「結婚します。」
えーっ!
某匿名巨大掲示板のスレであったけど、やっぱりそうなのか。
客席がいったん静まりかえり、「えーっ!」一瞬の間をおいて拍手が。
口笛も吹かれる。
私はそれどころじゃない。
ショックだ。
私は、相手が結婚しちゃうんとだめなんだ。
今日がファン引退の日になってしまった。
思わず、席を立って帰りたくなってしまった。
30秒ほど後。

「なんて、嘘で〜す。」
えっ、嘘なの。
でもやっぱり本当ですとか言わないよね。
言わなかった。

「びっくりしたでしょ。」
びっくりしたなんてもんじゃない。
頼むからたちの悪い冗談はやめて。
血の気が引くでしょ。

「いろんなコンビとかでよくカップルとか疑われるじゃないですか。」
「私たち全然そんな話無いんで。」
「ある意味、寂しいものがあったので。」
「最後に脅かしてすいません。」
「naoさんとはこれからもずっと仲良しですけど、
 つきあったりしてませんのでどうかご心配なく。」
「ということで。」
「そんなハプニングもありながら、今日の舞台をお送りしておりますが。」
「恋の話になったところで、恋いといえばその行き着く先は結婚ですよね?」
「この中で恋人同士の人。」
手がちらほらとしか上がらない。

「皆さん、もてないんですね。」
「じゃ、好きな人がいる人。」
これは手を挙げた。
私には好きな人いるんだ。
ちゃんといるんですよ(笑)。

「私と結婚したい人。」
これも当然手を挙げた。
厚かましいですけど。

「naoさんと結婚したい人。」
これは危うく手を挙げかかったがぎりぎり思いとどまった。
そういう趣味はありません。
でも、大分手が挙がった。
男がたくさんいた。
怖い(笑)。

「誰でもいいんですね。」
「まあ、そんなこんなで結婚の話が出ました。」
「結婚といえば、今、結婚式の定番として、
 必ず流れる曲があるんですけれども、知ってますか?。」
「きっと、皆さんが結婚するとき、そして、大切な日を迎えたとき、
 この曲をそばに置いてくれますよね?」
どういう曲だろう。

「私たちにとって今日は大切な日です。」
「この大切な日に皆さんに届けたい曲があります。」
「皆さんにとっても大切な一曲なればうれしいです。」
「約束の日。」

【約束の日】
この曲ってそんなに有名だったっけ。
I WiSHファンしか知らないんじゃないの(爆)。
マイクをスタンドに挿してじっくり歌う。

【I】
この曲名がわからない。
I WiSHの曲って聞き込み不足なので結構わからないんだ。
思い入れの割に薄すぎるぞ(爆)。

「エー、突然ですが。」
「皆さんにとってI WiSHはどんな存在ですか。」
超重要な存在です。

「私にとって、I WiSHは音楽の道を進んでいく中で、大切な、大切な存在でした。」
「I WiSHで学んできたことがたくさんあります。」
「音楽ってたくさんの人々によって作り上げられる
 崇高な存在だと気づかせてくれたのもI WiSHです。」
「たくさんの出会いがありました。」
「パートナーのnaoさんは、ここで解散しますけど
 最高の最高のパートナーだと思っています。」
「いつも二人で一緒に音楽を作って来ました。」
「naoさんは天才です。」
「きっと、これからもすばらしい音楽をしてくれると思います。」
「SMEレコーズの皆さん。」
「本当にお世話になりました。」
「いつもにこにこ笑いながら話しかけてくださった皆さんの笑顔、忘れません。」
「担当してくれた、木村さん、山下さん。」
メモが解読困難なので名前が違うかもしれません。

「社長のジャンボ佐藤さん。」
「私の大好きな瀬尾さん。」
メモが読みとれない(笑)。

「そして全てのスタッフの皆さん、ありがとうございました。」
「1年ちょっと前にZeppでファーストライブを行いました。」
「そのとき『フラワーU』という曲を歌いました。」
「あの歌は私の大好きな大好きなSMEスタッフ、
 I WiSH担当の方がくじけそうになったとき、作った曲です。」
「その人は不器用で、頑固で、意地っ張りで、
 格好ばかりつけてるのにガンダムおたくで。」
「いつも損ばかりしている人なんです。」
「もっと上手に生きていけばいいのになんて、
 17歳だった私が思うくらい、生き方が下手な人なんです。」
「でも、やさしくて。」
「誰よりもいい人で。」
「その人がいたからI WiSHが続けられました。」
「その人とこれから別々になるのが心残りです。」
「その人のために2年分感謝を込めて歌います。」
「SME山之内さん、2年半、、本当にありがとうございました。」
「フラワーU。」

【フラワーU】
私はメモを必死に取っていたので泣けませんでしたが、
そうでなかったら泣いていたと思います。
ai様のSMEに対する気持ちが伝わってきます。
ai様、I WiSHに対してやる気がないように見えたんですけど、
そうじゃなかったんですね。

【さよならの雨】
【光が差す未来へ】
この歌もわかりませんでした。
情けない(爆)。

「今日、2月19日、この日は私が3年前、初めて路上に立った日です。」
「誰も立ち止まってくれない中を、
 一曲歌ってそそくさと帰宅したことを覚えています。」
「この2年間、本当にいろいろなことがありました。」
「この渋谷公会堂のステージ、この場所はずっと目指していたステージでした。」
「この日、この場所で。」
「大切なライブを行うというのは、私にとって感無量です。」
「それも皆さんのおかげです。」
「本当にありがとうございました。」
会場から拍手が。

「2002年10月21日、あいのりの主題歌として、
 私が16歳の時に初めて私の歌が全国に流れました。」
naoさんがピアノを弾いています。

「本当に感動しました。」
「目指していた1位もとれました。」
「うれしかったです。」
「2003年2月14日、私たちのCDが発売されました。」
「2003年12月3日、Zeppでの初めてのライブがありました。」
「黄色いペンライトが揺れる中を歌ったのを覚えています。」
「2年という月日は本当に短くて。」
「でも、思い出だけは色濃く、心に刻まれています。」
「私たち、I WiSHは3月のアルバムで解散します。」
「これから、naoさんはプロデューサーとして、
 たくさんのまだ見ぬ才能の目に花を咲かせていくことになると思います。」
「私aiは残っている21回の路上ライブを達成し、
 新しいステージに向かっていきたいと思っています。」
「新しい扉が開かれるとき、それまであった扉は閉じねばなりません。」
「身勝手な決断ですが、許してください。」
「今まで本当に、本当にありがとうございました。」
その場では泣けませんでしたが、今これを書きながら涙が出てきます。

「私たちの大好きな曲を聴いてください。」
「ふたつ星。」

【ふたつ星】
この曲はドラマ「14ヶ月」の2回目で初めて聞いた。
1回目の翌日、行きつけのCDショップで店長から聞いたんだ。
あのときは顔も知らなかった。
そして、店長から教わり、渋谷公会堂へ行ったんだ。
まだ、昨日のことのようだ。
私にもドラマがあるんだ。
ステージの上から向かい合う二人の天使のディスプレイが。
つり下がってくる。

「エー、最後の曲になりました。」
「ついこないだ発売された最後のシングルです。」
「テーマは卒業です。」
「私たちの今の気持ちと重なります。」
「今日は寒い中、皆さん来てくださって本当に本当にありがとうございました。」
「最後に心を込めて歌います。」
会場から拍手が。
「Precious days。」

【Precious days】
これも思い出の曲だ。
Zeppで発売前に生で聞いた。
考えてみればすごい幸運だ。
名唱です。
今日のai様は本当によく声が出てます。
いつもは2,3曲歌うとすぐにのどスプレーを使うのにそれも全くありません。
ついに歌い終わりました。

客席に向かって手を振ります。
下手でもう一度手を振り、naoさんとともに退場しました。

これだけのライブだから当然、アンコールありますよね。
照明も落ちたまま。
拍手が。
会場「アンコール!アンコール!」
長いです。
本当に長い。
長すぎ。

そして、やっと登場。
黒いすけすけのノースリーブのワンピース。
下に白地にペイズリーのような柄のあるワンピース。
二時のような模様の低めの靴を履いてます。
緑色の髪飾りが両側にぶら下がってます。
これもウエスト付近まで。
葉っぱみたいなものがついています。
naoさんも黒いジャケットに着替えました。

「どうも、アンコールありがとうございます。」
「これだけたくさんの人から応援していただいて、心から幸せです。」
「本当にありがとうございます。」
「今日のこの日を、私たちI WiSHは一生忘れません。」
「なにより皆さんがいなかったら2年間続けて来れなかった。」
「そんな大好きな皆さんに私たちがこのステージからプレゼント。
「私たちの感謝を込めて。」
「3月発売のアルバムから新曲を歌います。」
「タイトルは『I WiSH』。」
「私たちの名前と同じで、そして、私たちが一番大切にしてること、願うと言うこと。」
「いろんなことが起こりうる世の中だからこそ、
 忘れてはいけないものがたくさんあります。」
「願うこともその一つです。」
「私たちの原点の気持ちが、そのまま名前になりました。」
「今、この会場にいる全ての皆さんの夢や希望が叶うことを祈って歌いたいと思います。」
「I WiSH。」

【I WiSH】
シングルカットされてもいいような曲だと思います。

「ありがとうございました。」
「新曲『I WiSH』聞いていただきました。」
「今日一緒に演奏してくれたバンドのみんなに拍手を。」
「ありがとうございました。」
拍手の中をバンドのメンバーが退場しました。

「ここでI WiSHから皆さんに最後のメッセージを届けたいと思います。」
「じゃあ、naoさんもちょっと前に出てきてください。」
そして、ステージにはai様とnaoさんの二人が。

「まず、私aiから、みなさんへ。」
「今日皆さんとこうして生で会えるのはI WiSHとしては最後なんですけれども。」
「みんなどんな反応なのかって。」
「すごく心配してたんですけど、みんな本当に暖かくて優しくて、
 すごくこのステージで歌えたことが本当に幸せでした。。」
「まだ、ステージを去りたくないんですけど。」
「でも、もう去らねばなりません。」
「皆さん、約2年間本当に
 たくさん、たくさん応援していただいてありがとうございました。」
「naoさん、ありがとう。」
naoさんに握手し、抱き合いました。

「じゃあ、naoさんから一言。」
naoさん
「えっと、今日来ていただいて本当にありがとうございました。」
「僕はあまりステージとかでしゃべったことがないので。」
「言葉を通じて表現できないんですけど。」
「音楽を通じてこんなにたくさんの方に来て頂くって。」
「本当にうれしくて。」
「感無量です。」
「今日はこの気持ちを大切にしたくて。」
「今日は写真持ってきました。」
「Zeppでもとったんですけど。」
「皆さんといられることは言うことは本当に幸せだと思うので。」
「写真取っていいですか?」
naoさん、甲高い声でたどたどしくしゃべりました。

ai様。
「なんかインスタントじゃないですか。」
「ちゃんと巻きましたか。」
「皆さん。」
「今日来てくださった皆さんを。」
「まず、全体を写してください。」
naoさん、ステージの奥から客席中央を。
「そうしないで、右、左分けて。」
ai様、なかなかうるさいです。
「じゃ、2階席。」
「入りましたか?」
今度はステージの奥から二人で肩を組んで客席をバックに。
Zeppでもやってましたね。
「念のためにもう1回。」
「ラストです。」
「みんないいですか。」
「チーーズ!」
撮影終わりました。

「本当に皆さん今日はありがとうございました。」
「新しい私たちを、今までと変わらず、ずっと応援してください。」
「ありがとうございます。」
「それでは、今日は本当の最後に。」
「この曲は私たちの始まりで、この曲が一番大切な曲です。」
「最後に一緒に歌ってください。」
「明日への扉。」

【明日への扉】
やはり、この曲か。
生で聞けるのもこれが最後なんだな。
当然、naoさんの伴奏。
ステージ後ろからローマ建築の2本の柱に挟まれた白い扉が現れる。
ワンコーラスをマイクに客席へ向けai様はマイク無しで。
この部分はnaoさんが手を止めたのでアカペラになった。
歌いながら上手へ、そして中央へ。

歌い終わった。
水を飲んだ。
明日への扉のカラオケが流れる中。
二人で連れ立って下手で最敬礼。
同じく上手で。
そして中央で深々と一礼。
長い礼。
そしてBGMが止まり。

ai様が人差し指を口に当てて。
「しーーっ。」
マイク無しで
「皆さん、本当にありがとうございました。」
また深々とお辞儀。
naoさん、途中で頭挙げかけてもう一回下げた。

二人は後ろの扉へ向かった。
扉が開き、そこでもう一度向き直り一礼。
扉の奥に二人は消えた。

終わった。
I WiSH、最後のライブが。
場内の照明がつき、アナウンスが。

「本日は、I WiSHラストライブ、プレシャスデイズに
 お越しいただきまことにありがとうございました。」
「何方様も足下にお気を付けになりご退場ください。」
「ロビーにおきまして・・・。」

ライブ終了後のお約束のアナウンスだ。
席を立ち、ロビーへ出た。
余韻が残り立ち去りがたい。
かなり長くいて外へ出た。
雨は降り続いている。
売れ残ったルミカライトをスタッフが呼び込みをして売っていた。
ここで売り残したらはけないからな。
残った20人ほどでとりあえず渋谷駅方向へ向かった。
来る前に入ったファミレスでみんな食事をするとのこと。

参加したかったが、今日は帰る予定なので失礼することにした。
asakuraさんが帰宅するので、品川までは一緒なので送って行くことにもなった。
asakuraさんは感激していた。
今日が初めてのライブなのだそうだ。
初めてでこんなすばらしいライブが見られるなんて。
asakuraさん、今後も川嶋あい様のライブ見てくださいね。
私の感激も大きい。
心から感動した。
今日が70回目なのだが一、二を争うすばらしいライブだった。
渋谷公会堂「旅立ちの朝」、
WinterGreeting、
豊島公会堂クリコン、
東京合同卒業式ライブ、
8月20日東京厚生年金会館、
日本青年館クリコン。
みんなすばらしかったけど。

今後は川嶋あい様だけを応援していくわけだ。
しかし、テンションあがりすぎたので、この後との釣り合いが難しい。
asakuraさんとは品川でお別れした。
ちょっと、心配だったけど後で聞いたら無事に帰宅できたそうでよかった。
なんかすごいレポになりました。
2004年8月20日を上回って魂込めて書きました。
筆が滑っているのはご容赦ください。
今まで書いてきた中でダントツ最長になってしまいました。
I WiSH様、今まで2年間、本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
(2005.02.23掲載)