2005年2月6日 がんばろう!新潟 川嶋あいライブコンサート
@小出郷文化会館(新潟)

・演奏曲目

Never stop singing !
SKY
Just after the rain !
525ページ
空、風、波、夢
絶望と希望
「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜
天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)
12個の季節〜4度目の春〜
10 手のひらを太陽に

・レポート(のっちさん)

クリコンから1か月半・・・
そろそろあいちゃんのライブが聴きたくなったので (というより禁断症状に近い)
休みを取って新潟まで大遠征を決行することにした。

行きの東海道新幹線は順調。米原付近も無事通過し,定刻で東京駅へ。
ところが,上越新幹線に乗り換えて,
「上越線は雪のため終日運転を見合わせてお ります」とのアナウンスに唖然。
最寄りの小出駅には行けない。
とりあえず上越新幹 線浦佐駅から会場まで車で15分とのことなので,
何とかなるだろうとは思ったが,
どれだけ雪が積もっているのか,少し不安がよぎった。

トンネルを抜け上毛高原あたりからは一面の銀世界,
越後湯沢からはかなりの降雪で,車窓からは楽しそうに滑るスキーヤーの姿が見える。
浦佐駅に着き,タクシーに乗る(バスは数時間に1本・・・)。
2メートルを超えるであろう雪の壁の中を,タクシーは進んでいく。
会場の小出郷文化会館まで3230円・・・あいちゃんのチケットより高くついた。

開場時刻まで時間があったが,
会館内のロビーで待つことができたので,寒さで困るということはなかった。
文化会館は,新しい建物で,大駐車場完備。
地元の人は車で来ているようであった。

5時定刻に開場。
2階席はカーテンで仕切られ,1階席のみが販売された模様。
それでもかなりの収容人数であったが,たくさんの地元の人たちが集まり,
開演前にはほぼ満席となった。

定刻5分後の6時5分ごろ,メンバーが登場。
観客席から見て右からながじい,コウヘイさん,
ドラムの人(すいません,僕は名前知りません。),オッシー,ユッキー。
ながじいはマーメイドペンダントらしきものをしていた。
ユッキーの衣装は,グレーのシャツに黒の上着,ベージュのパンツに白いブーツ。

軽くセッションが始まったところで,舞台向かって左側からあいちゃん登場。
衣装は,黒のノースリーブのワンピースに黒のブーツ,
背中からパープルのキャミソールが少し見える。

「こんばんは,みんな楽しんでいってね」と言って,そのまま歌へ。

1曲目は”Never stop singing !”。
アップテンポでロック調。

そのまま2曲目”SKY”へ突入。
これもアップテンポでロック調。

この2曲を聴いて,クリコンを思い出す。
今後はノリノリのロックンロールあいちゃんが定着しそうな感じだ。
2曲終わったところで,「こんばんは。川嶋あいです。」と挨拶。

(MC)
「今日初めての人〜」と会場の反応を確かめる。
「朝,新幹線で来ました。雪がすごくて,一面白い景色にびっくりしました。
 足下が悪い中きてくれてありがとう。アップが2曲続きましたね。
 これからももりあがっていきます。」
(このとき気づいたのだが,髪の先が少しカールした感じになっている。
 ちょっと いつもと印象が違う感じ。)

観客に起立を求めるあいちゃん。
そして,観客を,舞台に向かって
右側から「川」グループ,「嶋」グループ,「あい」グループに分ける。
まず「川」グループから観客に向かって
「楽しんでますか!」→観客「オー」
「盛り上がってますか!」→観客「オー」
ここであいちゃんが「1,2,3」とカウント。
何をするのかと思ったら,あいちゃんは「ハッスル,ハッスル」。
「川」グループは,反応できないでいたか,
「ダァー」と猪木風に反応してしまったかのどっちかではなかったか
(私も「ダァー」とやってしまった)。

「嶋」グループ,「あい」グループも同じ要領で
「ハッスル,ハッスル」とやったが,
こちらは観客もわかっているのであいちゃん手応えありの模様。
(ところで,いつからあいちゃんハッスルがお気に入りなんだろう?
 これって沖縄の イベントのクイズになかったでしたっけ?)
気合いが入ったところで歌に移る。

3曲目は”Just after the rain !”。
これも高速ロックンロールバージョン。
このあたりは,クリコンで経験済みだったので,予想がついたが,
意外だったのが
4曲目の”525ページ”の高速ロックンロールバージョン。
確かに曲として,ロック調のアレンジは考えられるが,
ライブでは初披露ではなかろうか(違ったらごめんなさい)
?でも,かっこいいアレンジに会場はヒートアップ。

5曲目は,もう定番といっていい”空、風、波、夢”
高速ロックンロールバージョン。
例によって,会場に「空」,「風」,「波」,「夢」とマイクを向ける。
会場の反応も上々。
この曲は4月からのライブツアーにもかかせない1曲となりそうな予感。
ここでMC。

(MC)
「もりあがりましたね。気持ちよかった。お風呂上がりのような気分です。
 みなさん 座ってください。」
「ここで販売しているグッズを生で紹介します。
 といっても,紹介するのはユッキーとオッシーです。」

ユッキーとオッシーがユッキーのマイクのところに二人並ぶ。
漫才のようなネタ合わせをしていたようだが,不発に終わり,つかみは失敗・・・。
まず「バスタオル」を紹介。
お二人のどちらかが値段をあいちゃんにふったところ,
「えっ?いくらですか?」。やっぱ素のあいちゃんはおもしろい。

次に「アロマキャンドル」を紹介。
「なかなか売れなくて」とぼやくあいちゃん。
クリスマスは終わったけどバレンタインデーにと,ここはうまくまとめるユッキー。

お次は「カレンダー」。
「プライベートの写真も入ってます」とあいちゃん宣伝。

4番目に定番「路上集0号」。
いつものように,ここでしか買えませんと強調。

最後は「袋」。
これは300円とあいちゃん確か値段を言えたと思います。

グッズ紹介が終わったところで,あいちゃんが,
「皆さんに話さなければならないことがあります。」と一言。
「来た」,と思った。
この時点では沼津の情報を得てなかったので,触れるかどうか注目していたが,
生ライブでの告知がなされた。

「私のもう一つの活動”I WiSH”は,3月で解散します。
 めちゃくちゃ悩んで決めました。これからは川嶋あいとしてがんばっていきます。
 あたたかく見守ってくれたらうれしいです。
 I WiSHとして応援してくれてありがとうございました。
 川嶋あいとして再出発の曲を歌います。」。
セガとタイアップの新曲であることを説明して歌へ。

6曲目「絶望と希望」。
まさに今のあいちゃんにぴったりの曲だ。
フルコーラスで聴くのは2回目だが,今後定番の一つとなりそうな,
宣伝文句どおり「壮大な曲」という感じがした。

続いて,7曲目は「『さよなら』『ありがとう』〜たった一つの場所〜」。
冒頭のながじぃのギターが泣かせる。
多分私がライブで一番多く聴いた曲だが,何度聞いてもいい曲だ。
ここでMC。

(MC)
「新曲と,「『さよなら』『ありがとう』〜たった一つの場所〜」,
 聴いて頂きました。もう2月,冬本番ですね。
 2004年はいろいろなことがおこりました。
 新潟県は大変なものを背負いました。今も継続しています。
 想像を絶する光景でした。
 たくさんの方が亡くなって,今も多くの人に傷跡となっているときいています。
 世界の多くの国には,パンも食べられず,死といつも隣り合わせの人がいます。
 こんな無情なことがあっていいのでしょうか。
 幸せってなにか。生きることとは何か。答えはいつも見つかりません。
 ・・・絶望の中に希望を見つけ出す・・・どんなに暗い中にいても,
 1パーセントの希望は忘れないでください。」
(・・・の部分は記憶が曖昧です。)

8曲目「天使たちのメロディー」。
ステンドグラス風の照明の中,切々とうたいあげるあいちゃん。
時々使われるドラムの音が効果的だった。

(MC)
「今日はみなさんとお会いでき,うれしかったです。ありがとうございます。
 最後にこの曲を聴いてください。」

9曲目「12個の季節〜4度目の春〜」

あいちゃんが,「本当にどうもありがとうございました。」といってメンバー退場。
すぐにアンコールのかけ声が・・・。

(AC)
あまり間をおくことなく(衣装替えもなく)あいちゃん登場。
(MC)
「今日のみなさんの声援,絶対に忘れません。ここでプレゼントがあります。
 5名の方にサイン入り色紙をプレゼントします。」
入場時の半券をあいちゃんが抽選箱からとりだして読み上げ,
一人ずつステージに上がって手渡しと握手。
5枚とも地元の方に当たったようで,良かった。

「ラスト,皆さんにプレゼントがあります。皆さんと一緒に歌いたいです。
 みなさんもよくご存じの曲です。」

10曲目(AC)「手のひらを太陽に」
自然にホールのみんなが立ち上がり,盛り上がる。

(MC)
「ありがとうございました。また新潟に来ます。みなさんがんばってください。」

これにてライブ終了。
1時間15分程度の短めのライブであった。
もうちょっと聴きたかったなぁと思いながら,タクシーを呼んで浦佐駅へ。
 
でも,今日のお楽しみはここからであった。
浦佐駅改札付近に行くと,黒い服の集団が。
もしやと思い近づくとながじぃやオッシーの顔が。
そして,その奥にはあいちゃんが!!
最初はスルーして切符売り場で帰りの列車の変更を行い,切符売り場を出る。
目の前にはあいちゃん。私服のあいちゃんもかわいかったです。
色々話しかけたいところではあるが,フクちゃんの3原則を思い出して自制
(そういえば,御一行の中にフク ちゃんの姿を見かけなかったような・・・。)。
さりげなくあいちゃんに「お疲れ様です」と一礼すると,
あいちゃんも「お疲れ様でした」と答えてくれた。
改札口を抜けホームに出る。
あいちゃん御一行も同じ列車のようであるが,悲しいかな私は自由席,
あいちゃんたちは指定席かグリーン席・・・。
でも同じ列車というだけで心うきうきで一路東京まで。

上野に着いたあたりで,あいちゃんどこで降りるのかなぁと思いつつ,
東京駅に到着。一斉に乗客が降り,改札付近は人で一杯。
しかし・・・すぐに発見。
なぜかあいちゃん一人だけで,
改札口を出たところでキョロキョロと他のメンバーが出てくるのを待っている模様
(スタッフの皆さん,あいちゃんを一人にしていいの???。)
せっかくだから,もう一言あいさつをと思って,
「あいちゃん,またライブ行きます。」と声をかけると,
「ありがとうございます。」とのお答え。一礼して,その場を去った。
渋公前の路上時代を知らない私にとっては,あいちゃんと言葉を交わせるのは至福。
移動には疲れたが幸せいっぱいな気分で宿へと向かった。
(2005.02.09掲載)