2004年10月24日 東北福祉大学 国見祭

・演奏曲目

マーメイド
525ページ
手のひらを太陽に
未来への道(5thMaxiバージョン)
Just after the rain !
空、風、波、夢
「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜
天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)
12個の季節〜4度目の春〜
10 Never stop singing !

・レポートその2(Cショックさん)

私は、23日は高岡法科大学の学園祭に行ったので、
その後金沢にある友人の家に寄り、金沢から仙台へは夜行バスで行く計画だった。
(岐阜の中部学院大学学園祭は私は行かなかったです)
しかし、その金沢の友人の家にいるとき、
夕方に新潟で被害の大きな地震が発生したというニュースが飛び込んできた。
地震の規模が大きく、被災地はエライことになってるようだった。
これはかなり大ごとだ。
まさか・・・いやな予感は的中し、案の定、
金沢〜仙台の夜行バスは高速道路の寸断により運転中止になりました
という連絡が私のケータイに入る。
他の手段はというと、東京行きの夜行バスは出るみたいなので、
それで一旦東京迄出て、そこから仙台へ向かうしか方法はないらしい。
予定外の出費が伴うことになり、この時点で行くのを諦めようかどうか迷ったが、
とりあえず東京(池袋)行きの夜行バスに乗ることにした。
東京方面に向かう夜行列車も運休になったため、
それに乗る予定だった利用者たちも夜行バスに流れてきたので、車内は満席だった。
そのため、金沢の夜行バスのりばは混雑していた。

早朝、池袋に着いた。結局やっぱり仙台へ行くことに決めた。
ただでさえ出費増になるので、新幹線ではなく、
ひたすら鈍行の乗り継ぎで行くことにした。(18きっぷシーズンではないが)
時刻表をめくると、土日だけ運転のフェアーウェイ号という電車があり、
それだと郡山迄は直通で行けるのでそれに乗り、
車内でしばらく熟睡。郡山からは普通電車に乗り継ぎ仙台に向かった。

仙台駅近くで昼食をとり、
それから仙山線に乗って3駅目の東北福祉大学下車駅である
北山駅に14:14に着いた。北山駅はこじんまりした駅だった。
天気は快晴だ。そういえばあいちゃんが6月に仙台へ来たときも快晴だった。
仙台では晴れ女なのだろうか。
駅を出るとしらたまさんから電話が。
今Hiroさんと現地にいらっしゃるとのこと。

多少道に迷ったが、無事に大学に着けた。しらたまさん達とも合流した。
けっこう立派な大学だ。学園祭の規模も、かなり大きい。
そしてライブ会場のけやきホールは、随分立派で、広々していた。
とても大学内にあるものとは思えないくらいだ。

16:05頃、あいちゃん登場。
服装は、高岡のときと同じく、黒のシャツに紫のパンツルック。
今回もバンド形式だ。

まずは“マーメイド”から。
会場から自然と手拍子が起きる。

「みなさん、こんにちは。今日は東北福祉大学へやってきました。
 私は今年学園祭を17ヶ所回るんですが、東北福祉大学で10回目になりました」
(会場から拍手とイエーイの声が)
「仙台にはもう5回くらい来てるんですが、
 仙台といえば、今話題なのはやっぱり野球ですかね。
 新しい球団名が決まったんですよね。東北楽天・・・何でしたっけ?」
会場から「東北楽天イーグルス!」、「東北楽天ゴールデンイーグルス!」の声が。

「そうか、東北楽天イーグルスに決まったんですね。
 なかなかいい名前だと思いますけど、みなさん的にはどうですかね?」
会場から何も返事はなし。「ダメなんですかね?」
すると、笑いが起きた。

「学園祭いくつか回って感じたんですが、良い学祭と悪い学祭があって」
「良い学祭のポイントは2つあります。
 まず一つ目は、盛り上がりがあること。
 後でアップテンポな曲をやるので、そのときに確認したいと思います」
「二つ目は、まとまりがあること」
(※すみません、ここの内容は僕ははっきり覚えてないです)
「今日は初披露ではないですけど、2回目になる曲を歌いたいと思います」
「手のひらを太陽にという曲で、
 めざましテレビのテーマ曲としていろんな歌手が歌ってるんですが、
 11月は私、川嶋あいが歌うことになりました」
(会場から拍手)
「その前にこの曲から聞いて下さい。525ページ」

“525ページ”。続けて、
“手のひらを太陽に”

「次からアップテンポな曲が続くんですが、
 その前にみなさんとやってみたいことがあります。
 恥ずかしいのですが。ハッスルポーズってあるじゃないですか。
 このハッスルハッスル!にならって、
 1・2・3でカワシマカワシマ!と言って下さい」
(会場のみなさん大爆笑)
「ではいきま〜す。1・2・3、はい、カワシマカワシマ〜!」
何なんだこりゃ。あいちゃん面白いことやるなぁ。
これが聞けたのも、行った価値があったと思った。

「やっぱり恥ずかしかったです(笑)。
 これは仙台限定ってことで、他では言わないでおいてくださいね(笑)」
何だか貴重(?)な場面が見れた気がした。

「これからもっともっと盛り上がっていきたいと思います。
 みなさん、盛り上がってますか〜!」
「左側の人、盛り上がってますか〜!」
「中央の人、盛り上がってますか〜!」
「右側の人、盛り上がってますか〜!」
「男の人、盛り上がってますか〜!」
「女の人、盛り上がってますか〜!」
「会場のみなさん、盛り上がってますか〜!」
あいちゃん、昨日・今日とパワー全開のようだ。こっち迄元気になれるなぁ。
いつも思うことだが、あいちゃんは私にとって心の支えである。
これからもずっとファンを続けていきたい!

「それでは聞いてください、未来への道という曲です」

“未来への道”、
“Just after the rain”、
“空、風、波、夢”(ハイバージョン)と続けて歌う。

“空、風、波、夢”はバンド形式でやるときの定番になってきたような感じ。

「さて、元は私はバラードアーティストなので
 ここからはバラードに切り替えようと思います。
 マーメイドも失恋ソングなのですが、今度の曲はさよならとありがとうという、
 私にとって特別な言葉である2つの言葉を使って作った曲です」
「それでは聞いてください、「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜」

「新曲の“「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜”
 を聞いていただきました。ありがとうございました」
「私の目標は路上ライブ1000回なのですが、
 これが残りあと90回で終わります。
 一番怖かったというか、思い出深いのが最初に路上に立ったときです。
 あのときは、本当に怖かったです。めっちゃ震えました。
 終わった後に泣きました。でもあの一歩があったからこそ、
 今こうして歌を聴いて貰えているんだなと思います。
 諦めないことが勇気に繋がると思いました」
「次の曲は、私の原点というか、私のスタートでもある曲です。天使たちのメロディー」

「次で残念ながら最後の曲になってしまうんですが」
(会場から、え〜?の声が)
「今日はありがとうございました。
 仙台のみなさんがあったかくて、とても嬉しかったです」
「この中に来年卒業する人もいると思いますが、
 その人は思いを馳せて聞いてみて下さい」
「では、最後に聞いて下さい。12個の季節〜4度目の春〜」

「どうもありがとうございました。川嶋あいでした!」
すぐに客席からアンコールの熱い声が。
アンコールにお応えして、あいちゃんたち再登場!

「アンコールありがとうございます。
 アンコールはやっぱり嬉しいですね。
 次で本当に最後の曲になるので、元気いっぱい盛り上がっていきましょう!
 では、Never stop singing、聞いて下さい」

「今日は本当にありがとうございました!!」
笑顔で客席に手を振りながら、あいちゃんたちは退場した。

あいちゃんもバンドのメンバーも連日の大移動だったので大変だったことだと思う。
私はこの後、北山駅から電車で仙台駅へ戻り、
夕飯を食べてからしらたまさんと別れ、
東北新幹線<こまち>26号に乗り、帰路に着いた。
地震の影響による夜行バス運休で、思いもよらぬハード行程になってしまったが、
そこまでしてでも見に行った甲斐はあったと感じた。
帰宅したら、さすがに疲れが押し寄せてきたので、すぐに布団に入った。

・レポートその1(しらたまさん)

今月2度目の地元でのライブ。
これは非常にラッキー&とてもうれしい。
今回の東北福祉大はホールでのコンサートなので、
音響もいいに違いないとの期待を胸に来場した。
天気も快晴だし。
Centuryのメンバー&もろもろの人とお会いし、親睦を深める。

15時30分開場。
席は一番前で、ステージとの距離が近い。
天井も高くホールは階段式になっており、
本当に大学の施設なのかと思わせる環境です。

「これはいいぞ!」と心の中で小躍り(笑)

ステージには右からコーラス用マイク、キーボード、ドラム、
あいちゃん用マイク、ベース、ギターと並べられ、
フルバンド形式である。石巻専修大よりは、ゆったりしたステージです。
お客さんの入りは、台風直後の石巻専修大よりは
はるかによく1階はほぼ埋まっていた。

16時10分、場内アナウンスが終了し、照明が落ちる。
会場にマーメイドのオルゴールが鳴り響き、バンドメンバーがスタンバイ。
あいちゃん登場とともに会場に拍手が起こる!

1 マーメイド

あいちゃんの本日のファッションは、黒のシャツ(やわらかそうな素材)、
茶系のパンツ&ネックレス、バンドメンバーはマーメイドTシャツを着用。
手拍子の中、楽しそうに歌ってる。
連日の移動で疲れてると思うんですが、さすが顔には出しませんね。

〜MC〜
川嶋「みなさん、こんばんは〜」→「こんばんは〜@会場の人」
川嶋「本日の東北福祉大で、学園祭は10本目となります。」
川嶋「17本あるんですが、半分以上終わりました。
   残りもこの調子でがんばっていきます」
川嶋「仙台というと、今話題なのは野球ですかね」
川嶋「新しくできるんですよね。何でしたっけ?東北・・・楽天」

会場「東北楽天イーグルス!、東北楽天ゴールデンイーグルス!」等、声が飛ぶ
川嶋「皆さん的にはその名前どうなんですかね?」

会場あまり反応なし。
まあ、まだ楽天くると決まったわけじゃないし、
名前で強いか弱いかわかんないですしね。
でも、地元ネタ何気に仕込んでますね。
バンドメンバーも笑いながら聞いてましたし。

川嶋「皆さん的にはどうでもいいんですかね(笑)」
川嶋「学園祭ライブを行っていくなかで、良い学園祭と悪い学園祭がわかりました」
川嶋「2つあります。1つは盛り上がりですね。2つ目はまとまりですね。
   私のライブはアットホームな感じで盛り上がりたいので」
川嶋「ある曲を全国で2番目に歌います。
   フジテレビの目覚ましテレビの『手のひらを太陽に』です」
川嶋「11月に歌わせてもらうことになりました。
   皆さん知ってると思いますので、歌ってくださいね。
   では、次の曲525ページいきま〜す!」

2 525ページ
さあ、会場自体が盛り上がってきました・・・

3 手のひらを太陽に
あいちゃん、のりのりですね。
私も幼稚園とか小学校でよく歌ってましたので一緒に歌ってました(笑)
振り付けとかあるといいのかなあ。

〜MC〜
川嶋「次からアップテンポの曲いきます。」
川嶋「その前に皆さんにやってほしいことがあります」

定番の掛け声の練習かなと思ってましたが、
その考えはあっさり裏切られました(笑)

川嶋「ハッスル!ハッスル!ってありますよね。(某○川氏のポーズしながら)」
川嶋「はずかしいんですけど、やりましょう!(笑)」
川嶋「ただ、ハッスル!ハッスル!だと生々しいので(笑)
   カワシマ!カワシマ!でいきます」
川嶋「では立ってください。さあいきますよ」

会場&あいちゃん&バンドメンバー
  「カワシマ!カワシマ!」←某○川氏のポーズとともに・・・
川嶋「ありがとうございました〜(笑)
   仙台限定で、はずかしいので、HPとかに書かないでくださいね(笑)」

でも、面白かった&かわいかったので、書いてしまいました・・・ごめんなさい。
あいちゃんのハッスルポーズご想像ください。
でも余計生々しいような気が・・・
この後、恒例の掛け声パフォーマンスがありました。

川嶋「男の人いくよ〜 せ〜の」
男達「お〜!」
川嶋「女の人いくよ〜男の人は声だすとおかまですよ〜(笑)せ〜の」
女性&おかま達「お〜!」
川嶋「みんなでいくよ〜」
会場「お〜っ!」
川嶋「では、未来への道いくよ〜」

4 未来への道
個人としてフルに聞くのは初めてでしたが、
多少バンドの音が大きく、声がかぶってしまいました。
じっくり歌詞聞きたかったんですが、CD発売まで我慢します。
でも元気になれるのりのいいメロディですね。

5 Just after the rain!

あいちゃんステージ右へ左へと飛びまくって踊ってます。
会場も手を振りながら盛り上がっております。
私も盛り上がっております。
本当に表情がよく見えるほど客席とステージが近い。
鉄格子とか無いですしね。

6 空、風、波、夢
フルバンドならではの高速バージョンです。
今回はベースのおっしーに振ってました。

会場も一緒に歌って、「ふー」でジャンプしてます。

〜MC〜
水を飲む。
川嶋「(ぜーぜーいいながら)私はバラードシンガーなので、
   バラードいきます。皆さん座ってください」

あいちゃんにとってライブはある種のスポーツにもなってますね。

川嶋「ここで新曲を歌います。11月17日発売の5thマキシシングルになります」
川嶋「失恋ソングなのですが、日本人の心に一番響くと思う
   「さよなら」と「ありがとう」をテーマに作りました」
川嶋「せつないラブソングですが、じっくりと聞いてください」

7 「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜
スモークと淡い緑色のバックライトに浮かびあがるあいちゃん。
アコギの調べと歌声がホールに響いてます。

〜MC〜
川嶋「皆さん、知ってると思いますが、私には目標があります。」
川嶋「路上ライブ1000回です。残り90何回くらいです。」
川嶋「いろんな思い出がありますが、1番の思い出はやはり1回目の路上ですね」
川嶋「恐かったし、孤独で声も震えてました。
   勇気ってこんなに大切なものなんだと思いました」
川嶋「でも、あの一歩があったから、こうして皆さんに歌を聞いてもらえてます」
川嶋「あきらめないということが本当の勇気なんだと思います」
川嶋「絶望のなかでのたったひとつの希望・・・そのテーマで作った曲聞いてください」

8 天使たちのメロディー
この曲はいうまでもなくあいちゃんの原点であり、
ずっと歌い継がれて行くでしょう・・・・
私はこの曲であいちゃんを知り何も言えなくなった曲ですし、大事にしたいです。

〜MC〜
川嶋「次で最後の曲となります」←会場当然「え〜!」
川嶋「今日は本当にうれしかったです。
   ちゃんとハッスル!ハッスル!やってくれましたし(笑)」
川嶋「このなかで、来年卒業の方もいると思いますが、卒業ソング聞いてください」

9 12個の季節〜4度目の春〜
しっとりとした歌声。今回は目をつぶってきいてみました。
スモークが結構焚かれて幻想的です。

演奏終了とともに、おじぎをしながらバンドメンバー&あいちゃんが
ステージ脇へ引っ込みました。
会場は当然アンコールの声と手拍子が鳴り響いてます・・・

あいちゃん&バンドメンバー再度登場
川嶋「アンコールありがとうございまーす」
川嶋「アンコールはやっぱりいいですね。これが本当の最後の曲です。」
川嶋「最後は盛り上がって終わりましょう。Never stop singing!」

10 Never stop singing!
最後は盛り上がっております。
曲中の恒例のバンドメンバー紹介!
川嶋「ドラム〜 たっちゃ〜ん ベース おっし〜 ギター なかじ〜 
   コーラス ユキ〜 キーボード&??? コウヘイ〜」
コウヘイさんの楽器ですが、キーボードと???と言ったんですが、
聞き取れませんでした。
石巻専修大でも言ってたような・・・。
それぞれパフォーマンス付。

曲終了後、バンドメンバーが去ったあとで、
あいちゃんはステージ右、左、真ん中でお辞儀をして、
手を振りながらステージ脇に去っていきました。

余韻を感じながら外に出ると真っ暗の中、
空に星と月がぽっかりと出ておりました。
本日はこんな感じのアットホームなライブでした。(^。^)