2004年9月23日 野洲青年会議所 創立20周年記念事業ライブ
@野州文化ホール

・演奏曲目

天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)
525ページ
時雨
「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜
マーメイド
12個の季節〜4度目の春〜

・レポートその2(たしれいどさん)

9月23日   天気 はれ→時雨
滋賀県で、多分始めてのあいさんのライブがありました。

I WiSHの1stアルバムがきっかけでここのサイトを発見してから、
約一年です。長かったです。
初めて行った京都プラッツライブ、
初めてCenturyの皆さんにお会いした京都アバンティのライブ、
たまたま当選した京都JEUGIA三条本店のライブ、
皆さんにお会いしようとしたができなかった新風館のライブ
(あの日僕は二階や三階ばかり探していて、
ステージ左側は探していませんでした。本当に本当に申し訳ございません。)
そして僕の中では一番大きかった磔磔ライブ、
どれもみな京都であったものです。
今回、やっと念願の滋賀県ライブです。とてもうれしいです。

JR野洲駅から歩いて約五分、会場の野洲文化ホールに到着です。
ホールの前では、あいさんの南十字星が流れていました。
ホールの中に入ると、ジラルデリさんとkusuさんが、
ホールのど真ん中後方にいました。
僕の座席はかなり前のほうでした。

2時に開演しました。
最初に、今度合併する野洲町と中主町の写真がたくさん流れました。
その次に、挨拶や弁論の審査員の紹介などがありました。
審査員は何かの会長とかばっかりでした。僕も製鉄所の所長…
っていうのは関係ありません(笑)
その後、中主町、野洲町の小中学生が、
「野洲市のええとこ」について、延々と弁論しました。
弁論の内容は、「琵琶湖、野洲川、三上山など、自然が豊か」
と、「日本有数の銅鐸出土地帯で歴史がある」
というものが多かったです。

そして、やっとあいさんのライブが始まりました。
壱、天使たちのメロディー <グランドピアノ伴奏>
弐、525ページ <グランドピアノ伴奏>
参、時雨 <グランドピアノ伴奏>
四、新曲 <グランドピアノ伴奏>
伍、マーメイド <グランドピアノ伴奏>
「町の名前が変わって、寂しいと思います。
……しかし、『終わりは始まり』です。……野洲町と中主町が卒業です…。」
六、12個の季節 <グランドピアノ伴奏>

その後、すぐに幕が下りてしまいました。
今回のライブは、声がとても響いていて、すごくよかったです。
特に天メロと時雨は今まで聴いてきたなかで、抜群によかったです。
伴奏のグランドピアノがまた、いい雰囲気を出していました。
☆ライブの詳細は、ジラルデリさんのレポをご参照ください。

次に、弁論の表彰式がありました。
あいさんがライブ中に、「私の特別賞を上げたい」と言っていた中学生が、
中主魂を見事に発揮し、最優秀賞をとりました。

帰りに、少し雨が降りました。
「これが本当の時雨だな」と思いました。

今回のライブは、僕にとって、本当にいい思い出になりました。
皆さんにとって今回のライブはたった一回の
地方ライブにしか過ぎないかもしれません。
しかし滋賀県民の僕にとってはとっても大きな意味を持つライブです。

大地や大空、湖や森は、幾千もの歴史を見てきた、
そんな歴史、自然の豊かな野洲町、中主町の合併による、
「野洲市」の発展、滋賀県の発展を心からお祈りします。
また滋賀県にライブしに来てください。待っています。

おわり

・レポートその1(ジラルデリさん)

滋賀県野洲町、全然知らないところ。
近県なのに。
たしれいどさんが以前言っていたライブがここで行われる。
このライブチケットが無かったので、行くことが最初出来なかった。
このライブの詳細を知るのが間際過ぎたのだ。
しかし、そこへkusuさんからのありがたい申し出。
チケットを分けてもらえるのだ。
当然、行くことになった。

何をとちくるったか米原までこだまで。
たった20分。
こりゃ贅沢だ。
そこから東海道線で野洲駅へ。
駅に着くと、すぐそこ、歩いて2分ほどの距離に、
今日の会場、野洲町文化ホール。

到着すると、そこには白い街さん、西川さん、ありさん、他にお二方。
kusuさんはまだ見えない。
なんと言ってもkusuさんが見えないとチケットのない私は、話にならない。
しかし、まだ開場の13時半までには1時間以上ある。
しばらく白い街さんたちと会話する。
会場の前の広場には、多数のテントが並び、沢山の人でにぎわっている。
しかし、もうすぐ10月というのに暑い。
天気もそこそこだし。

13時少し過ぎにkusuさんがいらっしゃった。
チケットをもらって驚いた。
チケットと言うよりシール、それに席番が書いてある。
ここで初めて分かった。
指定席なんだ。
だからkusuさん、悠然と見えたのだ。

13時半になって会場に入った。
席は最後列。
前の方は地元の人の席なのだ。
山梨県身延と同じだ。
そのあと、たしれいどさんがいらっしゃった。
たしれいどさんの席は前から2列目。
さすがは滋賀県民。

14時になってプログラムが始まった。
ここから16時まで、小中学生の弁論を聞かなければならない。
途中入場不可だからやむを得ない。

まあ、とにかく16時になった。
ステージには緞帳が下りている。
天メロのピアノ伴奏と共に、緞帳が上がった。

【天使たちのメロディー】
今日の服装は、グレーの半袖Tシャツ。
黒い裾ギザギザのスカート。
黒い靴。
こりゃ、横浜アリーナと一緒か。
伴奏はグランドピアノ、演奏するのはもちろんこうへいさん。

「皆さん、こんにちは、川嶋あいです。」
「今日は野洲町と中主町の合併記念で、
 私を呼んでくださってありがとうございます。」
「青年会議所の山本理事長からの熱い声で、
 ライブをやらせていただけることになりました。」
「山本理事長、ありがとうございます。」
「滋賀県に来るのは3回目です。」
「滋賀県と言えば琵琶湖ですね。」
「はじめてきたときは琵琶湖でウサギ跳びレースをしました。」
「やりすぎて、筋肉痛になっちゃいました。」
「琵琶湖はすごいっすね。」
「大きいです。」
「最近はプランクトンが繁殖してて、特にアオコがすごく繁殖しているそうですね。」
「結構、私詳しいっすよねぇ。」
会場から笑いが。
訳の分からないこと自慢している。
「私、自然が好きなので関心があるんです。」
「今日のお客さんは小中生が多いので、年が離れているので、話してみたいです。」
「さっき弁論大会をしてて、福永一馬君がよかったです。」
「私から特別賞をあげたいです。」
「言葉がはっきりしていて、感動しました。」
「今日は野洲市のために心を込めて歌っていきたいと思います。」
「次の曲はアップなので、手拍子お願いします。」
「525ページ。」

【525ページ】
客席要求通り、手拍子。
まず、下手へ移動。
そして中央へ戻る。
伴奏の間に右手で手首の下をたたく。
上手へ移動し、最後に中央へ、腕たたきで終了。

MC無しで次の伴奏が始まる。
この伴奏は。

【時雨】
グランドピアノの伴奏で聞く「時雨」は特に素晴らしい。
思わず涙が出そう。

歌い終わって、
モニタースピーカーのところからのどスプレーを取り、後ろを向いて使った。

「それでは次の曲は、11月に発売される新曲です。」
会場「おおっ。」
「11月17日に発売するんです。」
「10月1日が野洲市になる日で、11月17日が新曲の出る日です。」
「2つの日を覚えていてくださいね。」
「この曲は別れをテーマにした曲で、
 言葉にさようなら、ありがとうという言葉があります。」
「別れてもこの人のことを大切にする気持ちがこもっています。」
「多分、滋賀県では初めてだと思うので聞いてください。」
「さようなら、ありがとう〜たった一つの場所。」

【さようなら、ありがとう〜たった一つの場所】
やっぱり、「さようなら、ありがとう」というタイトルなんだ。
この曲を聴くのは8月20日の厚生年金会館以来。
私が拍手しなかった方の曲なんだけど。
でも、バラードでいい曲だな。
歌の途中で異様に声が伸びた。
総じて今日はのどの調子がいいらしい。
喜ばしいことだ。
再びMC無く次の曲へ。

【マーメイド】
この歌も、グランドピアノの伴奏だと素晴らしい。
これも、涙が出そうだ。
この曲ってアップな曲じゃないんじゃないの。
歌い終わって、先ほどと同じように、のどスプレー。

「えっと、来週、野洲町と中主町が合併すると言うことで。」
「この中にはそれぞれいると思うんですけど。」
「みんなが頭の中に刻んでいた土地の名前が無くなってしまう。」
「なんだか自分が無くなってしまうような気がする。」
「でも、この合併の話で自分の町を考えるきっかけができたかも知れない。」
「終わりは始まりです。」
「一つのことが終わったとき、又新しいことが始まるかも知れない。」
「新しい気持ちで新しい一歩を踏み出して欲しい。」
「どんな小さなことでも自分のやれることをやって欲しい。」
「夢とか目標を持って欲しい。」
「これから長い長い道のりでいろいろなことがあると思います。」
「経験していくと、時に苦しくなったり、つらくなったりしたときに、
 終わりは始まりを思い出してください。」
「絶対に諦めないでください。」
「みんなはいつまでも人として生きて欲しい。」
「最後に私からのメッセージです。」
「卒業の歌です。」
「野洲市、町合併を記念していい思い出に。」
「最後に聞いてください。」
「12個の季節〜4度目の春。」

【12個の季節〜4度目の春】
MC長かったけど、いい話だった。
この辺が、あいちゃんが他の歌手と違うところで、
私やkusuさんが遠くまで遠征する理由なのかも知れない。
私、不届きにもここで速報打ち出したので、ほとんど曲聞いてません。
あいちゃん、ごめんなさい。

歌い終わって
「どうもありがとうございました。」
緞帳が下りた。

アンコールの拍手が起こったが、無情にもここでライブは終わった。
このあと、弁論大会の表彰式があって、全日程終了。
kusuさんのおかげで、見ることができました。
ありがとうございました。