2004年9月15日 ACOUSTIC DREAMS2004
@会津若松ワシントンホテル

・演奏曲目

天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)
マーメイド
525ページ
どんなときも
流れ星
時雨
「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜
海辺の手紙
12個の季節〜4度目の春〜
10 天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)

・レポート(しらたまさん)

遅い夏期休暇初日、ライブチケットをなんとか手に入れ、会津に向かった。
会津に昼過ぎに到着し、ふらふらと観光。
修学旅行の小中学生にたくさん会う。
あの頃の年頃は班行動でも女の子が強いですよね。
大抵のグループは男の子が後からついていってました。
適度な風と青空、今回は野外ライブではないにせよ
晴れてよかったと鶴ヶ城の上から景色を見ながら思ってました。

夕方、hiroさんからの電話で今日は自由席との情報を手に入れたので、
17時過ぎに会場入り。ちらほらとお客さんの姿が見受けられる。
hiroさんと話しながらロビーで会場が開くのを並んで待つ。
リハーサルを行っているらしく、会場外にも音が漏れる。

18時20分開場。中は結婚式場のホールで白いイスが整然と並んでいる。
早めに並んでいたおかげで、真ん中最前列に座れました。(ラッキー!)
ステージの上にはトーク用のイスとテーブル、スクリーン、
ステージ向かって右にRoland−RD600、左にギターが整然と置かれている。
「いわきはドラムとかあったから、会津は全然違いますね」とのhiroさんの話。
今日はしっとりと聞けるかなと余計わくわくしてました。
ちなみに会場でCD買った人先着100名にサイン入りポストカード進呈してました。
私も、もちろんもらいました。(ちなみにいわきはサイン色紙だったそうで)

始まる前に今回のスポンサーのJA共済のCMがスクリーンに流れ,
(スクリーンはその放送のため)CM終了後、スクリーンが撤収され、
18時55分、司会の方登場。
今回の司会はふくしまFMの和田麻実子さん!(全会場の司会担当だそうで)
「みなさま、ようこそACOUSTIC DREAMS 2004 会津会場へ」
「すごい人ですが、今回の会津会場は倍率7倍です。皆さんラッキーですよ」
「いわきと違って若い方が結構多いですね。制服のままの女子高生もおりますし」
目の前にいたので目についたのか、
「仕事帰りですか?」とhiroさんに振る和田さん(笑)
ちなみに会場は立ち見がでておりましたので、
500人は軽く超えていたと思われます。
「では、川嶋あいさん登場です。盛大な拍手でお迎えください」
和田さんに紹介され、拍手のなか、あいちゃん登場。

川嶋「みなさんこんばんは。川嶋あいです」
会場拍手(*^^)//☆パチパチ
川嶋「すごい人ですね」
和田「本日のファッションは、前回のいわきのパンツルックと違いスカートですね」
ちなみに、あいちゃんのファッションは
黒のワンピースと白と黒の柄模様のスカートと黒のブーツでした。
川嶋「前回はフルバンドだったのでパンツでしたが、
   今回はアコースティックなのでスカートです」
あいちゃんのスカート姿かわいいです。

〜椅子に座ってトークタイム〜
和田「会津若松のイメージは?」
川嶋「喜多方ラーメンです!」
「あいちゃん〜、それ会津若松じゃないよ」と心の中で突っ込む私。
(車で20分程度で喜多方市には行けるけど)
川嶋「本当は行きたかったんですが、時間がなくて今回は行けませんでした」
和田「お好みの味は?」
川嶋「あっさり系ですね」
意外でした。
とんこつラーメン好きだから、濃い目が好きなのかなと思ってましたんで。
あっさり好みなんですね。“〆(゜_゜*)フムフム
和田「会津には一度来たことがあるとか?」
川嶋「高校の研修旅行で来ました。赤べこを絵の具とか塗って、
   ちゃんとデザインして作りました。まだ家にあります」
和田「飾ってあるんですか?」
川嶋「いえ(笑)」
和田「押入れの中とか?」
川嶋「そんなに深くないです(笑)多分家のどこかにあります(笑)」
あいちゃんデザインの赤べこ見てみたいです。
和田「路上のお話ですが、目標3つあるとか」
川嶋「渋谷公会堂ライブとCD手売り5000枚と路上ライブ1000回です」
和田「前の2つは達成しておりますが、今回のライブは何回目でしょうか?」
川嶋「多分906、907回目だと思います(笑)」
和田「好きな季節は?」
川嶋「1番好きなのは春です。2番目は秋です」
和田「路上をはじめたきっかけは?」
川嶋「路上で歌ってる人を見て、私もやってみようと思いまして。
   最初は恐かったですが、応援してくれる人や
   今のスタッフと出会えたので、やってよかったと思います」
和田「エッセイの話ですが、智恵子抄好きなんですね」
川嶋「はい」
和田「智恵子さんは福島県の安達町出身ですので、福島と縁が深いですね」
和田「携帯メールあまり好きではないそうですね。
   詩を書くからメールとか大好きなのかと思いました」
川嶋「面倒なので(笑)あと、手紙と違って
   相手の感情とかうかがえないのであまり好きじゃないです」
和田「尾崎豊がお好きだとか」
川嶋「作詞作曲がすごいですよね。友達にCD借りて聞いてました」
和田「先週発売の雑誌で愛犬がでてましたが名前は?」
川嶋「ドラです」
和田「それはあいさんの好きなドラえもんから?」
川嶋「あんまり大声で言わないでください。(笑)結構はずかしいので(笑)」
和田「オスだそうですが、恋人みたいな存在なんですかね」
川嶋「いや、そうではないです。(笑)凶暴なので、
   スタッフや私に反抗して生傷創ってます(笑)。
   ちゃんとしつけたいと思います」

以上でトークタイム終了。あいちゃんは一時舞台袖に撤収。
〜イスとかの片付け中〜
和田「人がさっきよりまた増えましたね〜。
   ちなみに皆さん本日はどこから来られました?」
和田「会津地方の方?」
挙手意外と少ない。(みんなシャイなのかな)
和田「中通り(福島・郡山)の方?」
ちらほら
和田「浜通り(いわき方面)の方?」
これも多い。
和田「では県外の方」
なんと最前列4人が手を上げる。当然私もふくまれる(爆)
和田「ちなみにどちらから?」
右から順に「茨城・埼玉・茨城(hiroさん)・仙台(私)」
埼玉と仙台でええっ!という少々のどよめきが・・・(笑)茨城も遠いのに。
最前列正面の人間4人が県外者とは意外でした。
和田さんもそんなに強調しなくても・・・(笑)

〜ライブ開始〜
ギターはなかじーさん、キーボードはコウヘイさん。
完全にアコースティックです。秋にふさわしいライブになりそう。

1 天使たちのメロディー
会津若松市における初ライブはこの曲からでした。会場全体に響き渡る声。
渋谷で元気がないなんて書かれていたので、心配してたんですが、
とっても元気で声もでてます。

〜MC〜
「福島は5回目です。」
「スタッフのなかに福島出身の人がいるんですが、おっとりやさしい人です」
「皆さんも優しいんですかね?」
「そうでもない?(笑)」
「では、次にこの夏もっともせつないラブソングをお聞きください」

2 マーメイド
この曲、アコースティックで聞くと、ギターの調べとかで、
よりせつなく感じますね。
物語の世界もより鮮明にイメージされてきますし。

3 525ページ
あいちゃんが手拍子を求めたので、会場中手拍子とあいちゃんの声で包まれる。
演奏中、バックのコウヘイさんとなかじーさんが笑顔でアイコンタクトしてます。
2人も演奏してて気持ちよさそう。

〜MC〜
「福島は5回目なんですが、多いですよね」
「実はふくしまFMの倉永さんが応援してくれるからなんです」
「みんなでお礼をいいましょう」
これ、定番になりつつあるんでしょうか?
「せーの」
会場客「ありがとう」
「全然だめですね!」←あいちゃんのだめだしも板についてきました。
「はずかしからずもう一度!」
会場客「ありがとう!」
「オッケーです。これで好感度アップです(笑)。
 また福島でたくさんできます!」
ちなみに倉永さんとは、
おそらく5月3日郡山ライブの司会も行っている
ふくしまFMのDJ倉永弘一郎氏でしょう。
あいちゃんと同じ九州人でもありますし、
倉永さん今後ともよろしくおねがいします。

〜ここから連続3曲〜

4 どんなときも
高音域までしっかりでてます。バックは赤のライティング。
前向きなメッセージに元気がでます。

5 流れ星
「どんなときも」と違い、今度は青のライティング。
アコースティックだと、声がよく通るので
この曲の持つメッセージがより強調されますね。
ちょっと泣けてきました。

6 時雨
今回はJA主催なので、
おじいちゃん、おばあちゃん世代・親子連れも会場におりました。
この曲はすんなりと受け入れられたのではないでしょうか。
しっとりと歌いあげてくれました。
うっとり・・・(でも本日は快晴だったねと邪念が・・・イカンイカン)

〜MC〜
「さて、福島の皆さんに今日はプレゼントです」(会場拍手(^-^)//"")
「11月に発売する新曲を準備してきました」
「この曲にはさようならとありがとうのフレーズが綴られています」
「この2つのフレーズは日本人の心に響く言葉です」
「大好きな人といつまでも一緒にいたいと思う気持ちそして別れ」
「でも自分にとって大切なたった一つの場所があると思います」
「では聞いてください」

7 (さようならありがとう)たった一つの場所・・・
 
ちなみに、(さようならありがとう)はMCの流れで言ったのか、
正式なタイトルに含まれるのか不明です。
でも、あいちゃんのMCを聞いて、「ありがとう」「さようなら」の2つの言葉は、
心に響くが故に一番言いにくい言葉でもあります。
大好きな人とのお別れ、そして心の底からの感謝の言葉。
この新曲のキーワードでしょう。歌詞カードをはやくじっくり読みたいです。
晩秋にしっとり聞きたいそんな1曲ですね。

8 海辺の手紙
はじめて生で聞きました。目をつぶると情景が浮かんできます。
これだけでも今日来たかいがありました。
なかじーさんのギターとコウヘイさんのキーボード
そしてあいちゃんの歌声、すべて絶妙です。

〜MC〜
「この前、本で難民の女の子の写真を見ました」
「戦争でやっと病院にたどりついたんです」
「その女の子の腕には一緒に逃げてきた赤ちゃんの弟が抱かれていました」
「でも、すでにその赤ちゃんは冷たくなっていました」
「それでも、女の子は赤ちゃんを手放しませんでした」
「抱きしめてあげたかったけど、私には泣くことしかできませんでした」
「『人間は無力だ』といいますが、決して無力ではないと思います」
「同じ世界に生きている人の命が、
 むやみに失われないように歌で伝えていきたいです」
「それでは最後に私の一番大好きな曲を聞いてください」

9 12個の季節〜4度目の春〜
MCの後だったので、余計じ〜んときました。
学生時代の淡い思い出が蘇ってきます。

曲終了後、あいちゃん、コウヘイさん、なかじーさんが舞台袖に引っ込みました。
でも会場の拍手はなりやまず・・・
拍手しながら、隣のhiroさんと、
9曲だからもう1曲あるだろうと話していると・・・あいちゃん一人で再び登場。

〜MC〜
「本日は本当にありがとうございました」
「アンコールに何をしようと考えたんですが、
 原点に戻って路上でも歌っていたこの曲をやろうと思います」
「落ち込んでいる方などに元気になってほしいです」

10 天使たちのメロディー(弾き語り)
会津で天メロの弾き語りを聞けるとは思っていませんでした。
路上とステージという違いこそあれ、
原点のスタイルを失わない姿勢は神々しくさえ見えました。
大げさでしょうか?
あいちゃんが、弾き語り中ちらちらと観客側を見ながら
演奏しているのもほほえましかったです。
ステージ右、左、正面でおじぎをして拍手の中、終了です。

〜司会者和田さん登場〜
和田「前回と違いアコースティックでしたがいかがでしたか?」
川嶋「大勢の人の前で歌えたのできもちよかったです。
   しっとりと歌えるので、自分の曲の世界観ともあっているのでいいですね」
和田「ここで、いわきと同様に記念写真撮影を行います。
   ふくしまFMのHPに更新します」
しかし、でてきたのがデジカメのちっちゃいカメラを持ったスタッフ。
和田「会場がざわめいているのはこのカメラのせいですね(笑)」
あいちゃんのバックに観客という形で撮影しました。
写ってるかどうかは微妙ですが、一応楽しみにしてます。
マーメイドが流れてきて本日のライブは終了となりました。
帰り際のCD販売コーナーも結構な人が集まってました。
(売ってる物はいわきと同じのようですね)
ロビーに出た後、hiroさんを交えて
最前列にいた茨城と埼玉からの方と少しお話しました。
是非CenturyのHPにも遊びに来てくださいね。

あいちゃん、毎度ながら非常にいいライブをありがとう。(^_^)
47都道府県で東北は秋田と青森が未踏破です。
是非来てね。\(^o^)/