2004年9月2日 アコースティクライブ〜はしらんか!〜
@鹿児島市民文化ホール

・演奏曲目

天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)
マーメイド
525ページ
どんなときも
空色のアルバム
時雨
「さよなら」「ありがとう」〜たった一つの場所〜
海辺の手紙
12個の季節〜4度目の春〜
10 天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)

・レポートその2(ころりんさん)

会場の鹿児島市民文化センター市民ホールは、
昨日の宮崎と同じようにこぢんまりした、平らなフロアーのホール。
イスを15×10列くらい並べた会場は、
ほぼ9割の入りといったところでしょうか。

ステージのセッティングは、基本的に宮崎と同じ。
衣装や歌が同じだったらどうしよう・・・レポ書くことがないかも・・・
ただ、宮崎と比べて見れるので、オープニングの会場の反応なんか
どう違うのか楽しみです。
待ち時間のBGMは今日もオルゴールの『ガラスの中の私』
そして会場の照明がおち、4本の照明にスモークが照らされて
18:35分 ライブの開始です。

会場にアリス道のメロディーが流れ、CHiYOの登場。
少しザワッとしましたが、
スッと 静かにCHiYOの歌を聴く雰囲気が出来上がります。

今日のCHiYO。基本的には宮崎と同じように、
ジーンズにシャツの上から半そでのシャツの重ね着。
内に着ているシャツが、黒白のストライプに変わっています。
そして、昨日は真中分けだった、肩に軽くかかった髪が、
今日はちょっと右わけ(ステージむかって左わけ)になってます。

MC
 鹿児島の皆さんに元気にごあいさつ。
 『みなさんこんばんはー CHiYOでーす』
 鹿児島初ライブなのでとても緊張していること。
 鹿児島は小さいときに行ったけれど、全然覚えていないので、
 今日が初めての気持ちだということ。
 8月11日にファーストデートを発売したこと。
 とても元気なメリハリのあるMCです。

 「それでは、ファーストデートとパズル、2曲続けて聴いて下さい」

ファーストデート。鹿児島では手拍子おきません。
みんなとても静かに聴いています。
CHiYOもちょっと困惑したような、あれ?昨日と違うなって感じの表情。
やっぱり手拍子あったほうがCHiYOの笑顔も多いです。

(手拍子おこしたい衝動にもかられますが、やはりここは鹿児島ライブ
 会場の雰囲気は鹿児島の人たちがつくらなければ意味が無い。
 そうでなければ、鹿児島でやったただのライブになってしまうので
 ここは控えて様子を見守ることにしました)

それにしてもパズルの熱唱はすごい!
♪指の隙間から〜 
真っ赤に燃えるようなステージの中央から、
CHiYOの高くハリのあるヴォーカルが
まるで触れることができるような厚みをもって会場を揺らします。

歌を聴いた隣の2人組の女の子。
「歌うまいよね〜!」
「すごいね〜」
かなりインパクトあったようです。

MC
 2曲の感想を会場にたずねますが、会場静まったまま。
 CHiYOも思わず「全然反応ないですね」
 会場、少し笑いが起きます。
 (会場大きな反応はなかったけど、
  静かな、でも確実に変化がおきていました)

そして、プレデビューシングルとしてオリコン44位、
インディーズ3位の大切な曲であることを紹介し、
最後の曲 卒業〜坂道〜 を歌います。

(あれ?アコースティックバージョン?
序奏のギターがいつもと違うような・・・
宮崎では気にとめなかったけど・・気のせいかな?)

歌い終わると、会場はひときわ大きな拍手。
1曲目のときのような、曲が終わった区切りの拍手ではなくて
今聴いたCHiYOの歌への、驚きと賞賛の拍手です。

ラストMCはホームページの紹介とみなさんへのお礼。

隣に座ってる2人組の女の子たち、
「ちよ?ちよ?」
「すごいうまかったー」
「パズルききたいねー すごい〜」
「まだかわいいし、若いけど、パズルにはビックリした〜」
「高い声、きれいねー」
「元気やし、若くみえるけど、18とかより若いんじゃない?」
「プレデビューって何?」

もうCHiYOに興味津々です。
CHiYOちゃん、4曲で鹿児島に大変なインパクトを残しました。
それにしても本当に、今日のパズルの出来栄えはすごかった!

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続いて川嶋のステージ開始。
昨日と同じように、静かに天使たちのメロディーが始まります。
基本的に昨日の宮崎と同じスタイルですが、
今日はキラキラのストールはありません。
下のパンツは光をうけて、茶色や紫に光って見えます。

歌い終わってMC
 いつもの「みなさんこんばんはー川嶋あいです」
 鹿児島は初めてです。
 「はしらんか」ノリでつけたタイトルだけど、気に入っています。
 みなさん九州人だから意味わかりますよね。

ここでも会場反応ありません。
 川嶋思わず「みなさん大丈夫ですか?」
 これでちょっと会場の雰囲気が和みました。
 
人魚姫の物語を簡単に紹介したあと、2曲目 マーメイド

コーラスのゆきちゃん。
ステージにスモークを送っている風が髪にあたってなびいています。
ゆきちゃん気にして何度も髪をかきあげています。

続けて525ベージ

川嶋が手拍子を求めます。
これには会場もすぐに応えて手拍子。
ゆきちゃんは歌を口ずさみながら、左手で指パッチン。
コーラスパートで光があたるたびに、アクセサリーがキラりと光ります。
白いシャツのまぶしい キーボード コウヘイさんは、
足でリズムをとりながら、ノリノリで弾いているって感じです。

MC
 鹿児島は探索はしていないけど、
 今日終わったら黒豚食べます。(会場 笑)
 あと、サツマイモ有名ですよね。(会場 困)
 また、もうすぐ休みが取れるので、旅行に行く予定を話してくれました。

 「次は、桜島のように熱く歌います。どんなときも。」

上方左右からの光をうけて輝く輪郭だけになった川嶋が歌い始めます。
アップの曲なので、ゆきちゃんもブレスレットのついた左手で、
軽くモモをたたいてリズムをとります。

そのまま続けて 空色のアルバム と 時雨

ギターは名前知らないのですが、お名前なんていうのでしょう。
あいちゃん、メンバー紹介してね。
ギターの見せ場はこの2曲かな。
哭きの切ないギターが、まさにアコースティックにその弦を震わせます。

MC
 グッズ販売の告知。
 マーメイドペンダントをつくったそうで、
 今日川嶋がつけているのもマーメイドペンダントだそうです。
 そして新曲の紹介。
 「九州では宮崎に次ぐ2番目です!」 (会場の声 「微妙〜」)
 会場もうちとけて、反応も上々です。

7曲目は11月発売の「たったひとつの場所」
続いて 海辺の手紙 では、風の音?砂の音?
内向きに上を向いて握った右手の中で、ゆきちゃんのマラカスが大活躍です。

MC
 高校のときの親友がアメリカに留学した話。
 永遠の別れではないけれど、別れはとてもつらいものであること。
 「さよなら」と「ありがとう」はつながっているのかもしれません。
 別れには、せつなさと一緒に、次に向かう一歩が込められていると思います。
印象的な言葉が続きます。

コーラスとギターの二人が、下を向いて静かにMCを聞いている中で、
コウヘイさんだけが、パクッと広げた両膝の上に両手を置いて、
ウンウンと、小刻みにうなずきながら聞いてます。

 最後に私の別れの歌 12個の季節〜4度目の春を聴いて下さい。

ずっとイスに座って歌っていた川嶋が、初めて立ちあがります。
静かな会場の中で、今日一番の伸びと透明な深さをもった声が響きます。
ステージ手前にまっすぐに立ち、遠い目をして歌い終えた川嶋あい。

本当に不思議な声です。
透明な水のような、たしかにそこにあるのに、まるで何もないように感じる。
そして、いつのまにか その中につつまれているような・・
あらためてそう感じてしまうくらい、今日の12個の季節は心に沁みこみます。
最後の声の響が消えると、隣の女の子は泣き出してしまいました。

会場、あたたかい拍手につつまれます。そして温かいアンコール。

アンコールは弾き語りで 天使たちのメロディー

MCで この曲への思い、踏み出す一歩の大切さを伝えたあと、
キーボードから音が出ないハプニングがありましたが、これは ご愛嬌。
キーボードに向かって座りなおし、
気を引き締めるように、長い髪を耳のうしろになであげ、
歌に込めたメッセージを、初めて出会う鹿児島の人たち奏ではじめました。

歌い終えて、笑顔でキーボードの横に立ったあいちゃん。
会場に一礼して、鹿児島ライブは終了となりました。 

宮崎と鹿児島の印象ですが、
たとえていうと、宮崎の人は友達のライブを聴きに来ている感じ。
鹿児島の人は、先生のライブを聴きに来ているような感じでした。
九州南部でもそれそれキャラクターがあって面白かったです

・レポートその1(けむさん)

全部で1週間とれる夏休みを京都磔磔と鹿児島ライブの
時期に合わせて2回に分けてとることにしました。
鹿児島は帰省を兼ねます。

京都磔磔もよかったですが、
生まれ故郷”鹿児島”でのライブはもっと楽しみです。

飛行機で羽田から一路 鹿児島空港へ。
鹿児島のシンボル 活火山”桜島”を左手に見ながら
バスで鹿児島市内に向かいます。
いつもながら”桜島”を見ると帰ってきたという気分にひたれます。

・・・と書き出しはこれで行こうと前々から決めていたのですが、
あいちゃんの曲を聴きながらライブのことに思いをめぐらせていたら
桜島を見損なってしまいました(^^ゞ
リムジンバスの中から桜島を見なかったのは初めてのような気がします。
帰ってきたという感傷的な気分より、
川嶋あいのライブを見れるという期待の方が勝っていたと言うことでしょうか。

約1時間後、市内に到着し、市電(路面電車)で自宅に向かいます。
自宅でちょっとくつろいだ後、会場へ。
鹿児島一の繁華街”天文館”まで市電で出て、
市バスに乗り換えて会場に向かおうと思いましたが、
市バスは1時間に1〜2本しかなく、
間に合わなくなりそうだったのでタクシーで向かいました。
といっても1000円以内です。
会場は車でないと行きにくい、ちょっと不便な所にあるのです。
海岸を埋め立てて作った土地なので、
昼間であれば桜島も見えて景色がすばらしい所なのですが。

会場に到着し、4階フロアに行くと既に長い列が出来ています。

手前に物販コーナーがあります。
CDはシングル(3rd通常版、4th初回限定版・通常版)と路上集0号を売っています。
グッズはいつものようにマーメイドグッズ。
ペンダント、Tシャツ、携帯ストラップです。

グッズを売っているお姉さんに見覚えが・・・。
ハナさんでした。始まる前だったので簡単な挨拶だけですませます。
(彼女は当然私のことは知らないんですけどね)

FC整理番号を見せて列の番号順のところに入れてもらいます。
その直前に並んでいた人が声をかけてきました。
大阪から宮崎・鹿児島両方のライブを見にきたというトラ吉さんでした。

18:00 開場
予定通りに開場して中に入れます。
メモを取る予定なので一番前、舞台に向かって左端の席に座りました。
全部で400移動席をセットできる会場なのですが 6割ぐらいの入りでしょうか。
平面の縦長の大きな会議室のようなホールの前に
1段高くなった舞台があるといった感じです。
一番後ろにライトセットとPAの席がつくってあります。

薄暗くした会場の中には
オルゴール版「ガラスの中の私」がエンドレスで流れています。
8月20日の最初、スライドと一緒に流れていたのと同じです。
『え?なぜ「ガラスの中の私」?まさか歌うの?そんなわけないよな』
といろいろ考えましたが、きっと単純に始まる前の雰囲気作りでしょうね。
聞いていると8/20を思い出して、ちょっとせつない気持ちになります。

(この後もずーっと薄暗い中、舞台にだけ照明があたっている形式でした)

18:00 ライブ開始&注意事項のアナウンスが流れます。
   どこかで聞いたような声。(あいちゃんではない)

18:36 CHiYOちゃん登場
(すべてカラオケです)

CHiYO・1曲目【アリス道】

ちょっと緊張しているようでした。
「皆さん初めまして、チヨです」
「ちょっと緊張しています」
「今回川嶋あいさんの九州ツアーにおじゃましています」
「私は福岡に住んでいます」
「鹿児島は2回目なんですけど、
 前来たのはとても小さな頃だったので覚えていないんです。
 だから初めてのようなもんですね」
「つづいて8月に出した新曲ファーストデートとパズルを聞いてください」
「ファーストデートをしたことある人は思い出しながら、
 無い人は想像しながら聞いてください」

CHiYO・2曲目【ファーストデート】
CHiYO・3曲目【パズル】

「どうでしたか?」
「反応ないですね。」(笑い声)
(CHiYOちゃんごめんね。鹿児島人はおとなしいのです)
「次は最後の曲です」
「オリコン44位、インディーズ3位になった曲です」
「私にとって大切な曲です。聞いてください」

CHiYO・4曲目【卒業 〜坂道〜】

この曲が一番歌いこんでる感じがしてとても良い出来でした。
「今日は長いこと聞いてくれてありがとうございました」
(いやいや、短いでしょ)
「私のホームページがありますので、よければのぞいてみてください」
「アドレスは www.chiyo0908.comです」
「今日は本当にありがとうございました」

暗転して、また「ガラスの中の私」が流れ出します。
ちょっと間を置いてバックのメンバーが登場しました。
左側にキーボードの"コウヘイ"さん。
キーボードは YAMAHA S80 です。
右側にアコースティックギターの"なかじー"とコーラス"YUKI"ちゃん。

19:00 あいちゃん登場

暗転したまま登場して、真中の椅子に座ります。
背の高い、腰をちょっと上にのせるタイプの椅子です。

あいちゃんの服装は
上:黒の長袖シャツ(ドレスシャツっぽかったかな)
下:紫のズボン(腰のところを紐で結んであるちょっとダボっとしたタイプ)
(薄暗い照明の中では、それぞれ紫と赤茶に見えました)
白い照明が薄くついてライブスタートです。

1曲目【天使たちのメロディー】
 コウヘイさんのソロで始まり、間奏にギターソロ。

「こんばんわ、川嶋あいです」
「今日は鹿児島にやってきました」
「鹿児島に来たのは初めてなんです。」
「"はしらんか"というタイトル私が付けたんですけど
 九州の人だからわかりますよね?」
(このときのイントネーションからして、「一緒に走っていこうよ」
 「さあ行こうよ」という意味で使ってるみたいでした)
「ツアーに勢いをつけようと思ってつけました」
「みなさん反応無いですねぇ」
「もっと反応してください!」(笑)
「私『夏には涼しくて、冬は暖かい 和室のような人だね』と言われるんです」
「なので皆さん涼しくなって楽しんでいってくださいね」

「次は新曲マーメイドです」
「人魚姫の話は皆さん知ってますよね?」
「最後は悲しい結末なんですよね」
「そんな物語を思い出しながら聞いて下さい」

 のどシュー。

<2曲続けて>
2曲目【マーメイド】
 間奏にギターソロ。途中でライトが白からグリーンへ。

3曲目【525ページ】
 指をならしているYUKIちゃん。
 あいちゃんはいつものように途中から手拍子を求めます。

「はい。昨日から始まったツアーなんですが、昨日はドキドキしてました」
「今日は昨日よりちょっとなれました」
「鹿児島は前から来たかったんです」
「いままでに九州で唯一行ったこと無いのが鹿児島だったんです」
「なので楽しみにしてました」
「といっても観光する時間は無いんですけどね」
「でもライブ終わったら黒豚、さつまいも(?)を食べるつもりです」
(いや夕食にあまりサツマイモは食べないから)
(まあ薄くきったサツマイモのてんぷらなら食べるかなぁ)
(でも言いたかったのはきっと"さつま揚げ"の事でしょう)
("さつま揚げ"---鹿児島では"つけ揚げ"と言います)
「9月末にやっと夏休みを1週間もらえる予定なんです」
「屋久島に行きます」
「皆さん行ったことありますよね」(あまり反応ない)
「あれ?」
「行ったことある人?(手を上げて)」(少ない)
「まあ行ったことある人も無い人もいるみたいですね」(笑)
「9月末は夏休みなので、私を見かけても『旅行なんだな』と思って
 声をかけないでください」(笑)

「続いてアップテンポな曲です。」
「桜島のように熱く聞いて下さい」

<3曲続けて>
4曲目【どんなときも】

5曲目【空色のアルバム】(アコースティックバージョン)
 歌いだすまで何の曲かわかりませんでした。
 今までに無い編曲です。
 テンポも歌自体も一緒なのですが、伴奏部分が異なります。
 弾き語りバージョンとも異なります。
 コウヘイさんの編曲でしょうか?
 好みは別れるかもしれませんが、私的には新鮮でよかったです。
 もちろん弾き語りが一番なんですけどね。
 泣かせるより、歌をじっくり聞かせるタイプの編曲とでも言いましょうか。
 アコースティックライブ以外では聞けないかもしれません。

6曲目【時雨】
 間奏でギターソロ。

「今日は外でCDといろいろなグッズを売っています」
「マーメイド・ペンダントと、えーっと後なんだったろ?」
「まあ、いろいろ売っています」(笑)
(ビーナスフォートに続いて、また思い出さないあいちゃん)
(どうも、あいちゃんの中ではペンダント以外は印象に残っていないようですね)
「今日は人手が足りなくて私のマネージャーが売ってるんですよ」
「始まる前のアナウンスもマネージャーでした」
(やっぱり)
「ちょっと緊張してましたね」

「さて今日はスペシャルプレゼントがあります」
「なんと11月発売の新曲を歌います」
「このまえレコーディングをすませたばかりの新曲です」
「宮崎で初めて歌ったんです」
(え?初めて?8/20は? あ、アレンジが変わったのかな)
「今日は2番目に聞けるんですよ。結構ラッキーですよ〜」
「皆さんそれぞれに大切な場所があると思います」
「それをモチーフにしています」
「心の中にある大切な場所を思って聞いて下さい」

7曲目【たった一つの場所…】
 8/20とアレンジが違うかどうかまではわかりませんでした。たぶん同じかな。
 カレンダーにつけたままの赤丸、約束の印・・・
 8/20に写されていたアニメーションを思い出します。

8曲目【海辺の手紙】
 YUKIちゃんがパーカッション担当です。(なんていうんだろ?波音がする奴)
 生で初めて聴きました。
 声が良く出ていてよかったです。

 のどシュー。

「私事ではあるんですけど」
「仲の良かった友達がアメリカに留学しました」
「一番の親友なんです」
「その友達が悲しそうな顔をして手紙を渡してくれました」
「それを電車の中で読みました」
「ぎっしりの文字がペンで丁寧に書いてありました」
「電車の中で泣きそうになりました」
「永遠の別れと言うことではないのですが・・・。」
(ちょっと声を詰まらせる)

「みなさんもいろいろな別れを経験していると思います」
「その友達とは今も時々連絡は取り合っています」
「その子に今もありがとうと言いたいです」
(まるで「…ありがとう...」を歌いそうな いきおいのフリです)
(まさかね。それはありえないよね)
(宮崎ではこの話はなかったそうです)

「その友達からは次へ向かう勇気をもらいました」
「卒業をテーマにした曲があります」
「最後に『12個の季節〜4度目の春〜』を聞いてください」

9曲目【12個の季節〜4度目の春〜】
 この曲だけ椅子から立ち上がって歌いました。
 途中で照明が白からグリーンへ。
 この曲だけ舞台の上の照明が一段と明るかったです。(会場全体は暗いのですが)
 最近のライブではこの曲を最後に持ってくることが多いですね。
 声も良く出ていて、聴かせてくれました。

「どうもありがとうございました」
 メンバーも全員、舞台袖に引っ込みます。

 一度静かになった後、アンコールの声と手拍子が。

 あいちゃんだけ再度、登場。
「アンコールありがとうございます」
「今までずーっと路上ライブをやってきました」
「1000回の目標を立てて頑張ってきたんですが、ついに残り100回を切りました」
(宮崎では901回目と言っていたそうです。だとすると鹿児島は902回目?)
「1曲目と同じ曲なんですが、最後に私の原点である路上スタイルで聞いて下さい」
「この歌は私にとって一番大切な曲なんです」
「福岡から上京して、夢をあきらめそうになって・・・」
「そんな時渋谷で路上ライブやっている人を見て勇気を出しました」
「去年の今頃に出来た曲です」
(え?去年?おととしの間違いだよね。)
(あ、1stシングルとして出したって意味かな?)
「『天使たちのメロディー』聞いて下さい」

 ここでちょっとハプニングが。
 弾こうとするのですが音が出ません。
 "音が出ないよ"といった困ったような顔をして舞台袖を見ます。
 コウヘイさんが出てきて、キーボードのスイッチをちょこちょこっといじります。
 音が出ました。大丈夫そうです。

(アンコール)
10曲目【天使たちのメロディー(弾き語り)】

鹿児島では川嶋あいのライブを初めて見たという人がほとんどだったと思います。
そういう意味では、アンコールの弾き語りは最高のプレゼントですね。

終わった後にアンケート書いて、帰ろうとしていると、
物販のコーナーにコウヘイさんとYUKIちゃんが手伝いに出てきました。
地方ならではですかね。
ほんのちょっとですがお話することが出来ました。
でも自己紹介を忘れていた(^^ゞ
(バカな僕)

8月20日で見る方(私)もあいちゃんも燃え尽きた後だし、
正直なところ、ライブの内容にはそんなに期待していませんでした。
(あいちゃん、ごめんなさい)
ただ『鹿児島で初めてやるライブに立ち会えればいいな』
ぐらいの気持ちで参加したのですが、想像していた以上に良いライブでした。

盛り上がる曲はやらないかわりに、
ずーっとアコースティックでじっくりと曲を聴かせてくれました。
新宿に比べれば小さいけれど、より客席と一体感のあるライブ。
静かなジャズをやるライブハウスで聴いたライブのような、
そんな心地よさが残りました。

また鹿児島にきてくださいね。
その時はなんとかして駆けつけます。