2004年8月7日 音楽の奏原 オ−プニングライブ
@車山高原特設ステージ

・演奏曲目

天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)
525ページ
マーメイド
12個の季節〜4度目の春〜

・レポートその2(ジラルデリさん)

信州車山高原。
私は信州大好きなので毎年一度は行っているところ。
スキーをやっている頃は1シーズンに何度も行っていた。
ここで、何と川嶋あい様のライブがある。
長野県でやると言うことは聴いていたが、
当然長野市だと思っていたので、車山と聞いたときは驚いた。

車山はいいのだが、どうやって行くか。
いつもは友人の運転する車で行っているのだ。
JRで茅野駅まで行ってそこからバス。
やだな。
茅野駅でレンタカーを借りるか。
自分の運転って心許ないもんなあ。
すると、何とNGCさんが茅野駅から乗せていってくださるとのこと。
これは渡りに船。
ありがとうございます。
前日の名古屋は猛暑だった。
Tシャツを2枚着替えを持った。
525Tシャツは暑いので除外。

当日は4時半に起きた。
天気はそこそこ。
中央線しなの号で塩尻へ向かう。
前日のNGCさんとの連絡であずさ号を一本遅くした。
しなの号の中では早起きのせいか眠いのでしっかり寝てしまった。
塩尻であずさ号に乗り換えあと数分で茅野駅に着く頃、携帯が振動した。
何と、茅野駅にいるとのこと、予定を繰り上げてくださったのだ。
あと2分ほどで着くと回答。
下車し、あわててNGCさんの車に。
そのまま、車山に。
心配していた渋滞もなく、あっさり着いてしまった。

今日の会場はメインの建物裏ゲレンデ側にステージが作られている。
ここで見るのだ。
天気はいい。
強い日差し。
さすがに空気は涼しいが、強力に日焼けしそうだ。
女性の二人組がリハをやっていた。

11時頃かな。
東京方面から、見えるわんちゃん、けむさんの一行に連絡を取ると、
まだ1時間くらいかかるとのこと。
とりあえず、建物の中には入りお茶を飲むことにした。
日陰にはいると涼しい。
NGCさんにろっくさんからメールが来た。
車が故障して、いけないとのこと、残念だ。
ろっくさんはもっと残念だろう。

12時頃、突然NGCさんが反応した。
かすかに聞こえる天メロに反応したのだ。
ステージ前に出ると、あいちゃんが天メロをこうへいさんのキーボードで歌っている。
続いてマーメイドを歌った。
マーメイドは1コーラスくらい。
黒のノースリーブのTシャツ、下はジーンズ、サンダル履きだ。
音量をスタッフの人と打ち合わせ、
「本番、よろしくお願いします。」と言ってステージを降りた。

12時半頃、携帯に連絡が入り、わんちゃんとけむさんが到着した。
わんちゃん持参の敷物で場所を取り、まず、けむさんと私が昼食を食べに出た。
私たちが戻り、NGCさんとわんちゃんが代わりに昼食に。

午後1時頃男子歌手が登場した。
その寸前に赤い525Tシャツを着たCショックさんが現れた。
清水まなぶさん。
アコースティックギタを弾きエレキギター一人を伴奏に5曲ほど歌った。
歌い終わると、なんとこの清水まなぶさんが今日の司会である。
このころ日が陰ってぐっと涼しくなった。
背後の山から雲が動いてきてる。
雲が暗く厚い。
不安だ。
いくらあいちゃんが雨女だと言われていても、
まさか出番の頃に雨なんてことはないよね。

続いて現れたのは女性のソロ。
Lisa Halimさんだ。
ギター一人をバックに数曲。
背後の山から遠く雷鳴が聞こえる。
ますます不安。

続いて、女性の二人組。
ボーカルとキーボード。
〔ma〕と言うユニット。
雷鳴きつくなる。
合羽をザックから出した。
機械ものが多いから機械だけでも守らなければ。
〔ma〕が歌う。
いよいよ背後に稲妻がちらちら見える。
自分はレストハウスの入り口の屋根のあるところへ下がった。

歌の途中で音響が突然止まった。
「演奏の途中ですが、危険なのでいったん中断します。」
の声。
稲妻がひらめいた。
激しい雷鳴。
雨粒が落ちたと思ったら、あっという間に滝のような雨。
観客が全部走ってレストハウスの中に避難。
すごい雨。
山腹に落ちる稲妻。
すごいことになった。
レストハウスの中は避難した観客でいっぱい。
どうなるんだろう。
このまま雨がやまなかったら中止なのか。 
車山高原までわざわざ来たのに。 
取り合えず手持ちぶさた。
〔ma〕さんと、Lisa HalimさんがCD売っていたので、
購入しサインもらってしまった。
我ながら、何やってるんだろう。

雨は衰えない。
この辺で隼さんが到着。
さらにtrashさんも。
スタッフの人がスピーカーをいれ、スペースを空け始めた。
ここでやるらしい。
しかし、あいちゃんの出番は最後。
このままやったら1時間くらいおしてしまったのでかなり遅くなる。
アナウンスがあり、やると言うこと、
席は椅子には座れなかったけれど、4列目くらい。

登場するのはなんと川嶋あい。
おおっ、いきなりやるのだ。
レストハウスの中に作られた急増ステージの上手、厨房側からあいちゃんが現れた。
隼さんの目の前をとおって。
衣装は黒字に白い模様のノースリーブ。
磔磔の時と同じもの。
下は黒いスカート、
履き物はサンダル。
胸にネックレス。
水を持ってきた。
こうへいさんのキーボードでいきなり歌い出した。

「天使たちのメロディー」

歌い終わり
「皆さん、こんにちは、川嶋あいです。」
「長野県に初めてやってきました。」
「突然の大雨で雷まで鳴ってました。」
「この雨はきっと私のせいです。」
「ファンの間では有名な雨女なんですけど、
 だんだん成長して今日は雷女になっちゃいました。」
ここで笑ったのはみんなファン。
「今日はリフトに乗ったんですけど、こそっと乗りました。」
「大自然を満喫しました。」
「山を眺めていたら、写真を撮ってくださいという
 女の人と男の人の二人組がいたのでファンの人たちだと思ったんですけど、
 よく聞いてみると自分たちを取ってくれと言うことだったので、
 ちょっと切なかったです。」
「長野県でも知名度を上げるために頑張ります。」
そうか、あいちゃんも長野県では人気無いのか。
「この次歌う曲は6月にリリースした曲で、
 結構アップテンポな曲なので皆さん盛り上がっていきましょう。」

「525ページ」
みんな手拍子。
曲の途中で違和感がある。
多分時間がおしていたので、巻こうと思ってそれに失敗したのだ。

歌い終わって水を飲んだ。
今日はのどスプレーがない。
忘れたのかな。
「えっと、次に歌う曲は私の新曲で8月4日にリリースした曲です。」
「雨が降ったお詫びにビーチボールを2名の方に私のサイン入りで差し上げます。」
まず左を見て、「こっちは危ないですね。」と勝手に決めた。
正面、私のいる方にまず一発、バレーボールのサーブの要領で投げ込んだ。
距離が足りず、又戻ってしまった。
もう一回、今度は一列目の座っていた人がキャッチ。
2発目、右手方向に、これはあっさり誰かが取った。
「この歌は人魚姫をモチーフにすごく切ないラブソングになっています。」

「マーメイド」
この歌をキーボード伴奏だけで聴くのは初めてだ。
切ない。
曲の途中で手拍子がわき起こったが、
自分は泣きそうになってしまったので、それどころではなかった。
本当にいい曲だ。

歌い終わって、またまた水を。
「それでは次で最後の曲になります。」
「早いっすね。」
「私の高校3年間をモチーフにした曲です。」
「この3年間は大切な思い出、一瞬一瞬が大切な思い出です。」
「物事はあきらめないことが大切、夢と目標があったらあきらめないことが実現する道。」
「高校3年間は大切な思い出です。」
「切ない片思いの歌、自分たちの学校生活と重ね合わせて聞いてください。」
ちょっと、MCが重複してますが、これは私のメモがおかしいんです。

「12個の季節〜4度目の春〜」

歌い終わりました。
このあと司会のインタビューに答えて、出てきた上手へ去りました。

このあと、男性アカペラグループINSPi。
中断した[ma]さんが歌って、今日の日程終わりました。

突然の雷雨とそれに伴う場所の変更とかありましたけど、無事終了してよかったです。
NGCさんに同乗させてもらい茅野駅へ、雷雨の影響で電車遅れてました。
さらに中央線はもっと。
なかなかすごいライブ遠征になっちゃいました。
改めて、お礼申し上げます。
NGCさん、ありがとうございました。

・レポートその1(NGC)

2004年私の熱い夏の初まりは
先日の静岡初登場のインストアライブに参加できなかった淋しさが
まだまだ心に重く影を残したままのスタートとなった

朝早く車で車山高原スキー場に向かった
途中茅野駅でジラルデリさんを拾い
思ったほどの渋滞も無く現地に到着した

その時車山は高原とあって気温は低いが暑い日ざしが照りつける
夏の野外でライブにはもってこいの良い天気だった
時間はまだ10時40分
今日のイベントの開始が13時なので
他のCenturyの仲間を待ちながら
スキー場のレストハウスで時間をつぶす事にした

ジラルデリさんと色々とお話をする間
野外ステージではその日参加する他のアーティストが
リハをやっていたのであいちゃんもやるのかと思い
キーボードの音がするたびに耳を傾けていた

11時50分頃「天使たちのメロディー」が微かに聞こえたので
外を見るとあいちゃんがリハを始めようとしていた
2人でステージに急いだ
まだ観客もまばらで場所はいっぱい空いていた
あいちゃんは黒のノースリーブのシャツにジーンズ
たぶん私服でまだメークもしてない
見た感じかなり疲れている様子。。。心配だ
コウヘイさんの伴奏で「天使たちのメロディー」と「マーメイド」を
軽く歌い音を確かめて退場した

リハが終わってすぐにわんちゃんとけむさんが登場
わんちゃんのおかげでシートが手に入りそこに座って待つ
高原の夏草の上に座って、流れる雲を見ながら
このままイベント開始までここで待つ事にした、いい雰囲気である

13時定刻通りにイベントがはじまった
あいちゃんはラストなのでその間にわんちゃんと昼飯に。。
ジラルデリさんとけむさんは先に済ませている
食べ終わって外に出ると雲行きがあやしくなっていた
まさかと思いながら雨だけは勘弁っと空に祈った(爆)
Cショックさんと隼さんも登場して
後はtrashさんを待つだけとなった

雲行きはさらにあやしく
いつ雨が降り出してもおかしくない状態になった
そして2時15分ついに・・・
3組目のアーティスト「ma」さんの演奏途中にいきなりストップ
「まもなく大雨と雷が来るのでレストハウスに避難してください」
と放送があった、歌ってる曲が終わるまで待てないのか?
空を見ると今までとそんなに変らないと思いながら
シートを残しレストハウスに避難その途端大雨と雷。。。
時間的にあそこで止めなければ観客はずぶ濡れ
一部の機材は雨にさらされる事になっただろう
運営している人の判断に感心させられたすごい。。。

中断して待つこと1時間、雨は止む様子がない
この間にtrashさんが登場してCenturyの仲間は7人になった
運営のスタッフがスピーカーやボードを
レストハウスのレストランに運び始めた
このまま屋内でライブをやるようだ
ある程度準備が整い簡単ながら客席も少しだが用意された
それほどの混乱も無くレストラン内に移動
私たちは席の後ろで立って見る事にした
後ろといっても距離はかなり近い
最初にライブを行った清水まなぶさんが
場を繋いでライブの再開となった

15時30分
中断した「ma」さんからかと思っていたら
いきなりあいちゃん登場!
黒系のシャツに黒のスカート
リハのときと違いかなり大人っぽく感じた

1曲目「天使たちのメロディー」
リハの時にも感じたがやはりかなり疲れがたまっている感じだ
この所連日ライブがあり移動距離も半端じゃないので。。
私が見た位置があいちゃんの真正面で
あいちゃんが顔を正面に向けるたびに目が合った(妄想

「みなさんこんにちは、はじめまして川嶋あいです」
「長野県は初めて来ました」
MCではそれほど疲れは感じさせない
「突然の大雨と雷でびっくりしました」
「みなさんごめんなさい、私雨女として定評があるんです」
「また株が上がってしまいました」
「そして今日から雷女にもなってしまいましたね」
やはりこの話で会場の笑いをとる
この後リハが終わってからリフトに乗って自然を満喫した事
その時にカップルに写真を撮って欲しいと頼まれ
自分を撮るものと勘違いしてまだまだだなぁと感じた事を話し
会場を盛り上げた後次の曲へ

2曲目「525ページ」
疲れは見えるものの徐々に歌に引き込んでいく所はさすがだ
この曲も歌い慣れてきたのだろう
低音部もかなりよくなってきたと思う

歌い終わってMC
8月4日に発売された「マーメイド」の話
そしてうわさのサイン入りビーチボールの投げ入れ
今日はスパイクしていたが
さすがに後ろではチャッチは無理だった(爆)

3曲目「マーメイド」
初めて生で聞く今日はこれを聞きに来たと言っても良いだろう
疲れているとはいえさすがに生で聞くのはいい!
残念なのはやはり野外で聞きたかった
空飛ぶマーメイドが見れたかも(笑)

「それでは次で最後になります」
「はやいですね」
確かに早い。。。
私の勝手な憶測だが1時間の中断があったため
1〜2曲削ったんじゃないかな
あいちゃんもかなり残念そうだった
3年間の高校生活の話を交えてあきらめない事を話し
最後の曲へ
「みなさんの学校生活と重ね合わせて聞いてください」

4曲目「12個の季節〜4度目の春〜」
この曲はいつ聞いてもいい
いちばん感情が込められるんじゃないかと感じた

この後、清水まなぶさんと少しトークをして
あいちゃんは会場を去った

89日間、
私があいちゃんを知って2年1ヶ月余り
あいちゃんの生の声を聞けなかった最長の期間となった
その反動なのか今月後4回ライブに行けそうだ
しかしやっぱり野外で見たかった
大自然の中見渡すかぎり高原と空の中
あいちゃんの歌声を聞きたかったそして歌わせてあげたかった
これも自然のなせる技なのか。。。
これが私の2004年熱い夏の初まりでした

しかしあいちゃんの体調が心配だ。。。
なんとか夏を乗り切って欲しいそう感じた一日だった。