2004年7月4日 KNB大バザール
@北日本放送(KNB)本社

・演奏曲目

時雨
天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)
12個の季節〜4度目の春〜
マーメイド

・レポート(ジラルデリさん)

6月6日のI LOVE YOU LIVE以来、ライブがない。
仙台であったけれども、これは自分が回避したので、1ヶ月近くライブを見ていない。
この次の予定は7月26日の京都だ。
まだ、だいぶ間がある。
そう思っていたら、富山でライブがあるという話。
自分の遠征ゾーンに北陸は入っていないので、気にも止めなかったのだが、
BBSでNGCさんに煽られた。
そうだ、富山は中部地方じゃないか。
中部地方のレポーターである(笑)の私としては行かなくてはならない場所だ。
費用的にも東京へ行くよりも安い。
行くぞ。

3日、天気はまあまあか。
何と午前中歯医者に行く。
私は高校生の時以来、歯医者に行ったことがない。
実に30年以上行ってないのだ。
1時間近くかかって神経を抜かれてしまう。
友人に聞いた話だが、神経を抜かれたあと麻酔が切れるとすごく痛むという話。
こんなんで旅行行っていいのか。
不安だ。
ゴールデンウィークに美濃へ行ったように鵜沼駅でJRに乗る。
やはりローカルだ。
暑い。
でも、夏の旅行ってなんかうきうきする。
美濃太田駅でワイドビューひだ号に乗り換える。
なかなかかっこいい車両。
相変わらずの大名旅行(笑)。
お金ないのに(笑)。
山中を走っていく。
VAIO Pocketで歌を聴きながら行く。
なんか、眠い。
心配した歯は痛み出さない。
どうせ終点までだし、寝る。
夢うつつで歌を聴く。
下呂、高山間で列車が急停止する。
人をはねたような止まり方。
深山の中なのに人がいるのか。
車内放送によると、カモシカと接触したとのこと。
すごいことが起きる。
そのあと数分遅れたが列車は無事富山駅に着いた。
今日の宿泊先、富山地鉄ホテルに着いた。
駅の隣、めちゃめちゃ近い。
料金は6000円台なのにツインルームに入れてくれて部屋も広い。
疲れたので、食事をして風呂へはいるとすぐ寝た。
ちらっとaichatを見ると私の話題が出ていたが、翌日のために、床についた。

翌朝、8時にモーニングコールかけたのに、6時半に目が覚めてしまった。
BBSをちょっと見て、また寝た。
8時にモーニングコールが鳴ったが、そのまま寝てしまう。
目が覚めたら、9時20分。
大変だ。
あわてて身支度してチェックアウト。
会場の北日本放送へ。

着いたのが10時少し過ぎ。
よかった。
人はまだそんなに集まってない。
玄関前にステージがあるのだが、
そのときやっていたイベントが終わると、人影が途絶えた。
とりあえず、いすに座って考える。
12時からラジオの公開生収録があるので、それをまず、見よう。
聴くと収録は3階にある第3スタジオ。
行ってみると、サテライトスタジオではない、普通のスタジオだ。
それを廊下側のドアのガラス窓を通して見ろという話。
客がたまるスペースがない。
とにかくそのドアの前で待機する。

12時に窓のカーテンが開くとのこと。
12時、まだあかない。
ニュースがあるので12時5分からとのこと。
3分頃にカーテンが開いた。
中にいるのは須藤豊さんと橘いずみさん、そしてパーソナリティだけ。
あいちゃんの姿はない。
それに音声がさっぱり聞こえない。
自分のいる場所の5メートルほど横にスピーカーがあり、
そこから音声がでているのだが、よく聞こえない。
そこのモニターテレビがあって中の様子が一応わかる。
生で見るか、音声を重視するのか。
場所が社内視察コースに当たってるので人がひっきりなしに通る。
とにかくさっぱり、あいちゃん出てこないし。
1時にはスタジオが開くそうだ。
時間ばかりたつ。

1時15分前頃あいちゃんが廊下を歩いてきてスタジオに入った。
そしてその5分後、収録スペースに姿を現した。
前にいた3人とトークが始まったが、やはりさっぱり聞こえない。
ちなみに服装は黒いノースリーブに前後Vネック(名前よくわかりません)
お腹のあたりから白い帯状の部分、
その下に黒いストライプさらにその下に白い帯状の部分があるというものです。
ボトムはブルーのジーンズでした。
会話はさっぱり聞こえず、
「私、オーディション受けたかったんです。」というのが漏れ聞こえたくらい。
結局1時を5分ほど過ぎ、尾崎豊の「卒業」がかかって終わった。

ラジオを持ってくるんだった。
でも、見ていた他の人によると入りが悪くて余りよく聞こえないとのこと。
フラストレーションがたまるが、とにかく終了。
ライブに備えて下へ降り、ステージの前に行った。
結構な人出。
私は、赤の525Tシャツを着ていたのだが、
白い525Tシャツを着ているサングラスをかけた年配の人に声をかけられた。
お名前を聞くと白い街さん。
公式BBSやI WiSH LOVEでお
目にかかる方だ。
お年を聴くと53歳、私より年上の川嶋あいファン見るの初めて。
お話ししながら、ライブが始まるのを待つ。
暑い。
天気がめちゃめちゃにいい。
予定ではライブが15時頃との話だが、
15時近くになっているのにその前の
14時頃開始のパックンマックンのライブが始まってない。
日差しが強いので、つらい。
とにかく、水を飲む。
帽子をかぶっていてよかった。
白い街さんは無帽だ。
帽子かぶってても苦しいのにすごい。

15時少し前、パックンマックンのライブが始まり終わる。
そのあと、イベントがあり15時20分くらい。
やっと始まるかと思ったらニュースがあるそうだ。
苦しい。
ニュースの間にステージにキーボードが据え付けられた。
RS−5だ。
ということは弾き語りだ。
リハを見た人によると、聴いたことのない曲を歌ったとのこと。
新曲を歌うのか。
白い街さんは「君と僕」というフレーズがあったので
I WiSHの新曲を歌うのではないかとのこと。
川嶋あいがI WiSHの曲を歌うだろうか。

15時半頃ついにあいちゃんが現れた。
両肩を出した黒いドレスだ。
大人っぽい。
靴は茶色のローファーだ。
司会の質問に「人気が出ましたけど、どこまで行くんですか?」
「どこまでも行けるところまで。」
私も川嶋あいが行くところまで応援します。
「ライブの反応ってどうですか?」
「そうですね、反応違いますね。」
「最初は誰も立ち止まらなかったです。」
「その場所は?」
「東京の四谷駅です。」
「今日は難局歌ってもらえるんですか?」
「4曲です。」
キーボードに着いた。
例によってマイクの位置を念入りに直す。

1曲目いつものようにキーボードの調子を確かめるために少し音を出す。
この時点で曲がわかる。
「時雨」だ。
思わず曲名が自分の口から出る。
思えば去年の8月20日渋公ライブ、
あのとき「シャングリラ」しかわからなかったのに今、
自分はここまでわかるようになった。
感無量だ。

歌い終わって
「改めまして皆さんこんにちは川嶋あいです。」
「今日は初めて富山県にやって来ました。」
「私、雨女なのに珍しく晴天です。」
「最近のイベントが雨ばかりだったので皆さんのおかげです。」
「今日のイベントは長い時間行われてるんで。」
「先ほどパックンマックンさんがライブをやってたんですけど。」
「7830人と握手なんて大変ですね。」
「私も路上1000回目指して頑張ります。」
「さっきパックンさんが楽屋で寝てたんですけど、本当に床で寝てたんです。」
「7830人行ったんでしょうか。」
「大丈夫かな。」
「まあ、いっか。」
観客爆笑。
これはパックンマックンさんが会場の7830人と握手するという
企画をふまえてのあいちゃんの発言です。

「次は去年初めて発売したマキシシングルの曲です。」
「天使たちのメロディー」
聞いてるうちに声がちょっととぎれる気がしたが気のせいかな。
歌い終わって、のどスプレーを使った。
「暑いですねー。」
「皆さん、大丈夫ですか。」
あまり、大丈夫じゃないです。
長くなると持ちません。
「今日は大バザールらしいですね。」
「私も見に行きたいです。」
「そのときはやすくしてくださいね。」
「ちょっとだけ。」
何かがめついこと言ってます。
「CDショップがどこかにあるんですけど。」
得意のCDの宣伝です。
「私はストリートミュージシャンなんですけど、1000回目標にしています。」
「今870回くらいです。」
「すごい、もう少しです。」
「あと130回くらいです。」
「870回を思い出すと、1回、1回何かが起きるんです。」
「よく覚えてます。」
「福岡から上京して、くじけて何をしたらいいか分からなかった。」
「路上に初めて出たとき人生最大の勇気をふるいました。」
「あのころから870回。」
「皆さん日々の生活で悩んだり苦しんだりしたことがあると思います。」
「決してあきらめないで大切な1歩を踏み出して欲しいと思います。」
「次の曲は3年間の学校生活を歌ったものです。」
「現役の人は、自分を照らし合わせて、卒業した人は振り返って聞いていただきたいです。」

マイクを改めて直して
「12個の季節〜4度目の春〜」
歌い終わって、立ち上がった。
キーボードの前に出た。
「次で最後の曲になります。」
「次は新曲です。」
客席「おおーっ!」
やはり新曲を歌うんだ。
「ちょうど1ヶ月後の8月4日に発売されます。」
「タイトルはマーメイド、人魚姫を元にした切ないラブソングです。」
「全世界、全米、あっ、違った全日本初公開です。」
「明るい曲なので、今まではしっとりした曲が多かったんですけど聞いてください。」

カラオケ伴奏で
「マーメイド」
これは通常盤のシークレットトラックだ。
自分は感動した。
初めて聞いて感動する曲は珍しい。
歌い終わって司会の人から
「皆さん、優しい顔になってますが、どうですか?」
「いつも川嶋さんのライブではこんな風になるんですか?」
「恥ずかしいので、みんなの顔をよく見てません。」
これはコンタクトつけてないな。
上手方向へ退場しました。
無茶暑かったけど、いいライブでした。
富山まで来た甲斐がありました。
しかし、大長編になってしまいました。
いままでで一番長いです。
前置き長すぎたかな。
帰りの高山線ひだ号の中でこの原稿を書きました。
時間的には書き切れたんですが、バッテリー切れで4分の3しか書けませんでした。