2004年6月1日 AI LOVE YOU LIVE
@渋谷クラブクアトロ

・演奏曲目

どんなときも
LUNA 〜砂漠の物語〜
525ページ
天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)
12個の季節〜4度目の春〜

・レポートその4(BLUESさん)

たっちゃんに会った。
「AI LOVE YOU LIVE」という「ぴあ」主催の「あい・愛・Ai」の名の付く
女性アーティスト(川嶋あい・大塚愛・Ai+BAND)を集めたイベントを観る為に、
仕事を定時上がりして埼京線に乗って新宿まで来た時だった。
あたしが立っていたドアに、見た事ある大きなカラダが飛び込んできたのだ(笑)。
「あ」…たっちゃんだった。
しかもたっちゃんには2日前の横浜の開港記念祭で会っていて、その時も帰りは途中
まで二人一緒。
「いや〜、開場には間に合わなかったんで、
焦って今乗り換えてきたトコロなんだよね」って笑う。
「あ、あたしも今会社飛び出してきてね〜」
…同じ歳、同じ様な状況。 
ついでに雨も夕方あがっていた。。。
…川嶋あいのイベントには往々にして起こり得るコトが、また起こった(笑)

「CLUB QUATTRO」…久しぶりに訪れた。
わたしの好きなフォークシンガー・高田渡氏を
以前勤めていた会社の人とその奥さんと観て以来。
正直、あれだけライトオン近くをフラフラしてても忘れかけており、
たっちゃんに「こっちでしょ?」って言われるまで、
頭の中では1本向こうの道のつもりでいたわたしだった(^^;)

会社を出る時観たaiBBSでは入場のための長い列が出来てる、ということだったが、
さすがに18時30分。
誰も並んでいない(笑)。
とりあえずたっちゃんと二人で3階に上がる。。。
会場入口はグッズ売場がごった返していた。
あいちゃんのグッズはハンドタオルと赤・白の「525Tシャツ」。
しかしCDを\2000以上買うと宣伝用のポップをくれると言う。
一生懸命グッズ販売をしていたスタッフさんを観ても、
申し訳なくももうどなたかわからない…。
公式BBSにももう書き込んでいないのでハンドルを言ったところで
お分かりになっていただけないだろうと、話しだけを聞く。
が、ハっとすると福原さんが「レアなアイテムになりますから(笑)」
って熱心に販促してくれた。
結局財布の中の問題でCDは購入しなかったし、
Tシャツもわんちゃんとひろゆきくんが池袋のイベントで
わざわざゲットしてくれて来たモノがあるので何も購入しなかった。
タブン、福原さんはわたしのコトも顔は「観た事あるなぁ」
って感じなんだろうけど名前は分からなかったのでしょうね(^^;)

気が付くと眼の前にそのわんちゃんとひろゆきくん(笑)。
簡単に挨拶を交わし、わんちゃんから赤い「525Tシャツ」を受け取る。
持つべきは「仲間」だ。。。と妙に感動。
たっちゃんとひろゆきくんに「bさん、今ココで着なきゃぁ」って言われるが
「中に入ってからね」と流す(笑)
とそんなことやってると、あいちゃんの事務所の社長さんが眼の前を… 
その後ろを「金色の大仏」のマスクをかぶった小さい女の子が…
明らかにあいちゃんぢゃん!!(^^;)
ナニしてたんだ…???(汗)

さて、開演時間が迫って来たので、みんなで階段を上がり会場へ。
やっぱり狭い、という印象。…そこにすでにギッチリ人が詰まってる。
ドリンク券をビールに引き換え、
「右奥の方にCenturyの方々が陣取ってますから!」
というひろゆきくんの言葉で、奥へ進む…。
いたいた。
ツネバスさん、トリエさん、運営いっかそ氏、コアラくん、そしてジラルデリさん。
なんか最近はイベント行ってジラルデリさんのお顔を見ないと
「何かあったのかな?」と思うくらい。
朝の通勤電車で気になる女の子、…とまではいかないが(笑)、
よっぽど学生時代の親友よりも顔を合わせているのはやっぱすごいコト。
ジラルデリさんもお身体お大事に。
で、久しぶりに十六夜会長。ホント、久しぶりでした。新宿以来ぢゃないかしら。
運営なのに顔を合わせてないですね〜(笑)
中央の方々は鮨詰め状態。酸欠にならないかなーなどと思っていたら
ほぼ19時ちょうどに会場の灯りが落ちた。

「イチバーン!川嶋あい、いきまーす☆」
威勢のいい第一声で、「AI LOVE YOU LIVE」スタート!
しかもこの日のオープニング・ナンバーは「どんなときも」!(驚)。
さすがに誰かさんみたいに泣くことはなかったが(笑)、
「もうこの曲をオープニングで聞くことは、ないんでしょうかね…。」
と新宿のレポに書いたのをあいちゃんはもしかして読んだのだろうか(^^;)?(ないない)
まぁ、そんなコトはないとして、「1曲目の『どんなときも』」は格別だ…。
これをオープニングで聴いたのは、去年の高田馬場でのESPのイベント以来だろうか。
もう二度とオープニングで聴く事はないと思っていただけに、
口から思わず「おお」と声が漏れてしまった。
ライブということもあってCDのモノよりもテンポはかなり早い。
しかし、あれくらいのテンポの方が曲には合っていた気がする。
なにより中途半端なワン・ハーフではなく、
フルコーラスちゃんと唄ってくれたことが嬉しい。
2コーラス目のサビ前のブレイクとか、前にも聴いたアレンジだけど。
しかし… わんちゃんが「前に出ます?」
と一人分スペースを譲ってくれたにもかかわらず、
その空いたスペースに割り込み女が入り、結局邪魔で良く見えない。
カラダ半分ズラしても、その前にいるデカイにいちゃんでこれまた良く見えない。
時折あいちゃんがスイングした時だけ、
肩と肩の間から髪をアップにまとめたあいちゃんの顔が見えるだけで、
ステージがどういう感じになってるか、なんてほとんどわからなかった。
去年の横浜ランドマークタワー新星堂のイベントと同じくらい条件が悪い。
要するに、「何も見えない」ってこと(笑)
それでも、左からギター、ベース、あいちゃん、ドラム、キーボード、コーラス… 
という配置なのかな、という察しだけはついた(細かいレポは他の方に任せよう)。

引き続き「525ページ」にカップリングされている「Luna〜砂漠の物語」へ。
初めて聴いた。ラジオやネットで聴けた様だが、
あんまり一生懸命になってないのと(笑)、
CDを買ってからちゃんと聴こうと思っていたので。
出だしの「砂漠に一つの…」という歌詞で
「あ、タブン2曲目なんだな」という想像で聴いていた。
ブルーとターコイズのライティングが交差する中、静かに流れる曲を聴きながら、
なるほど、去年の暮れあたりからあいちゃんが言い続けてる「世界の平和」とか、
その辺に目を向けたタイプの曲なんだな、と…。
けど… こういう「お祭り騒ぎ」が主旨のイベントには …
ちょっと合ってない気がしたのも事実(^^;)

2曲を終わってMCへ。
「コンバンワ! 川嶋あいです! 盛り上がってますかっ!!」
と静かな曲を歌った後に盛り上げ(笑)。あいちゃんらしいねぇ。
「今日はあたしの他にも『あい』さんが登場するイベントですが… 
あたしを目当てで来てくれたんではない人もいると思いますけど…
そういう時はみんなが盛り上げてくれないと、あたしが可哀想ですよ!」
とどっかで聞いたことのあるようなコトをおっしゃられて(笑)。でも会場は大ウケ。
「時間に限りがありますが! あたしの場合のみ、『衣装替え』があります!」
と言うと、ステージの袖に一旦あいちゃんは引っ込む。
その間ステージに流れているのは、
大昔、ドリフターズが「8時だよ!全員集合」をやっていた頃、
あやしい場面でステージがピンク色になって加藤茶氏が
ハゲヅラで丸眼鏡で「ちょっとだけよ」ってやってたあのシーン… 
あの場面で流れていたインドっぽい音楽が流れた(笑)。
正式なタイトルを忘れたのが悔やまれる(なに悔やんでるんだ)。
ま、誰か他の方がちゃんと調べて書いてくれるでしょう(めちゃ他力)。
で、出て来たあいちゃんは、
自分のサインを入れた白い「525Tシャツ」を上に着ていた。

「みなさん、このTシャツはなんだかわかりますかっ! 
そーです、あたしの新曲のためのTシャツです!
もうね、上下で1万円もかかってない制作費で… 
タブン、世界でイチバン、安い衣装です!」
とまた場内を笑わせると、
「525ページ、スタート!」ってかけ声と共に演奏が始まる。
…どうせなら、これを2曲目で唄った方がよくなかったかい?(^^;)
勢いというのは大切だなァ、などと妙に冷静に聴いてる自分だった。
…まぁ、視界が悪くて聴くしかなかったからだけど。
頭と頭の間、肩と肩の間を縫って、ときおり視線の先にあいちゃんが現れる。
ステージの端で観ているので、あいちゃんがステージ左に移動すると、
これまた全く見えない(笑)
サウンド自体が悪いわけではないが、
ちょっとボーカルが出過ぎ?な感じで時々ハウってる感じが…。
ま、会場は盛り上がっていたので、イイのか、そんなコトは(笑)

再びMCに。
「みなさん、暖まりました? 盛り上がりました?」
と声だけが聞こえる(笑)
「次の曲は今までの中で一番思い入れのある曲です。
去年発売した1stマキシ『天使たちのメロディー』聴いてください」
イントロが流れだすと、横でひろゆきくんが
「bさん、フレットレス・ベースですよ!」って興奮してる(笑)
その後で十六夜会長が「今日の曲順、なんなんですかね」と苦笑いしていた(笑)。
「自分が歌いたいのを、そのまま並べた。って感じですよね」と笑う。
…フレットレス・ベース、と言われてもあたしの位置からでは何も見えないので、
音を聴いて
「ああ、そうみたいだね」て相槌を打ったのだが、
そこにエレピが絡み、サビの前でドラムもフィルイン。
サビの部分でのドラムはちょっとマーチっぽいリズムになっていて、
これも面白いアレンジ。
淡いグリーンのライティングの中で、
ギターのちょいちジャジーなアコギ・ソロがハマる(と、言っても何も見えない・笑)。
ミラーボールがまわって欲しいトコロだ…。
常にカタチを変えながら、やっぱり「天使」は生き続けてた。

「天メロ」を歌い終わって「忘れてたんですけど」って。
「あたしが着てるこのTシャツ、プレゼントしちゃいまーす!」の声に場内どよめき。
「投げますからね」とかなんとか言ってるけど、結局、なーんにも見えない(笑)。
Tシャツがどこに飛んだのかも、サッパリわからない(笑)。
「あたしが着ているこれもあげます!」
…それでサインが入ってたのをわざわざ着てたんだね。。。
客席に向かって飛んで来たTシャツだけはちゃんと見えた(^^;)
「みなさん、ちゃんとキャッチしましたか? もうないので、あきらめてください」
の声に場内がざわめくと「あ、みなさん、落ち着いて」
ってあいちゃん自身は笑ってる様だ(見えないので想像)。
場内が少し落ち着くのを待って
「今日は5000円ですか?(「3800円!」の声に)
 …あたしのコンサートっていつも2000円くらいなので高いですよね(苦笑)
あたしは『歌手』という何かを伝えられる立場になったんですが… 
例えば、今日の3800円で1ヶ月暮らせる国がたくさんあります。
イラクで命を落としたカメラマンさんは命がけで
何かを伝えようとしてくれたんですよね。
『愛』って大切だと思うので、みなさんも『優しい気持ち』を大切に。
最後の曲は『切ない愛』を歌った曲です」
…アカリが落ちると真っ暗で、ロクにメモなんかとれやしない(^^;)。
ふと後ろを見ると、わんちゃんが携帯のモニタのアカリを照明に、
ジラルデリさんがそのアカリの下でメモを必死で取ってた。
…みなさん苦労してますね(笑)
なんか段々純粋にライブを楽しめなくなってきたなー。

まぁ、そんな様なMCのあと、「12個の季節」に。。。
あいちゃんの右肩後方から微妙にズレた位置でスポットライトが当たってる…。
そのライティングが妙に曲に合ってる(笑)
ピアノ・アコギ、と、いつも通りの「シンプル」な「12個」。
静まりかえったクアロトの空間に「最後に流した君の 涙ずっと忘れない」
というフレーズが響く…。
曲が終わって一瞬、場内の空気が止まっていた。

「ありがとうございました!」
というあいちゃんの声で我に返る。…それでもステージはやっぱり見えない(笑)
結局、なんにも見えないイベントだった(^^;)

その後、Ai+BAND、大塚愛、とイベントは続く。
が、やっぱりこのふた組は、「Jポップ」というか、
あいちゃんの音楽とはまったく別のモノだった。
歪みギターをメインにしたサウンド。
大音量(某氏が来場してたら耳を塞いで飛び出してたでしょう・笑)。
結果的に持ち時間もあいちゃんが約40分、他のふた組が50〜60分。
最後の大塚愛 嬢だけ何故かアンコール付。
「結局、そういうイベントなのね…」
とソニーの祭り同様、出演者3人でのジョイントもなければ
「あい・Ai・愛」のステージ3ショットもなし。
ちょっと残念かな(笑)
あいちゃんも「Never stop」とか「夏を待ちわびて」
とかそーゆーメニューで行って欲しかったなァ。

でも、1年前はまだ路上で歌ってたのに、こういうイベントに呼ばれてる、
というのは結構「感動」した。
次はここ・クアトロでワンマンだね、あいちゃん。

反対側にいたけむさんと合流。Kazu_2さんはあいちゃんが終わると仕事へ戻り、
ジラルデリさんといっかそ氏は電車の関係ですでにお引き取りになっていた。
人が引くのを待って、外に出る。場内の熱さと立ちっぱなしでみんな疲れていた(笑)
だらだらと涼んでいると、十六夜会長が「あ」と声をあげた。
振り返ると事務局の社長さんを先頭に、
スタッフさんとあいちゃんが引き上げて行くところだった。
思わず「あいちゃん!」と大きな声で声をかけてしまった。
一瞬、一行の足が止まり、あいちゃんがゆっくりこっちを見た。
「あい」が3人も出たイベントなので、
「あたしのことかな?」って感じの振り返り方だった(笑)
「お疲れ〜、またね〜!」と言うと…
ちょっと目を細めて(あいちゃんは目が悪いので)、ハっとして
「あぁ、ハイ、ありがとうございます!」と笑顔を作ってくれた。。。
本日のオマケ、ってところでしょうか(笑)。
それにしてもリアクションが返ってくるのにかなり時間がかかったので
「あら、おじさん忘れられたかな…」とビビってしまいましたけどね。

このイベントは「金欠病」を理由に不参加のつもりだった。
が… ひろともさんに口説かれて行くことになった。
立ちっぱなし、視界不良のイベントだったけど、
「オープニングでもう聴く事はない」
と思っていた「どんなときも」を聴けた。
イベントの最後にあいちゃんと挨拶交わせた。
それだけでも行って良かったと今は思える。
…ひろともさん、誘ってくれてありがとうございました。

・レポートその3(ジラルデリさん)

昨日の雨も上がり天気は晴れ、真夏のように暑い。
もっともこれは名古屋の話で東京は最高気温23度と予報されている。
最近のパターンで東京が名古屋よりぐっと気温が低いのだ。
今日の服装は川嶋応援団のTシャツ。
多少気温が低かろうが気にしないぞ。
これ着ないで何が川嶋あいファンだ。
特に今日のようなジョイントコンサートでは
川嶋あいファンであることをアピールしたいから尚のことだ。
しかし、今日のライブ行くのに気が乗らなかった。
チケットはケムさんに譲り受けて確保してあったのだが、
平日だし、疲れてるし金銭的にも厳しいし。
しかし数日前のチャットであおられて結局行くことにした。
最近こんなんばっか。

名古屋発15時24分ののぞみで東京へ向かった。
これだと東京滞在時間はほとんどない。
すごい日帰り。
品川着、渋谷へ。
センター街を歩いていくと、後ろから声がかかった。
tunebassさんだ。
場所が若干心細かったのでこれで安心。

クアトロの前には赤い525Tシャツのひろゆきさんとわんちゃんさん。
挨拶し、ひろゆきさんが確保してくださった525Tシャツを受け取る。
待っている間にトリエさん、十六夜会長さん、いっかそさん、
そして初対面の放浪者さんがいらっしゃる。
そして久しぶりのHiro51さんとヒデさんが。
開場の18時が迫ったので階段の列に並ぶ。
ここでコアラのマーチさん。

18時少し過ぎ会場へはいると、Centuryの面々はメインフロアではなく
一段上がったステージ右手方向のフロアに集まっている。
ライブハウスのメインフロアって押されるのでさけた方がいいかもしれない。
開演前に備えてトイレへ行こうと入り口ロビー付近に行くと
スタッフの福原さんがビデオカメラを回している。
その先には大仏のラバーマスクをかぶった怪しい人物が。
何とあいちゃんがロビーを通って楽屋に入ろうとしているのだ。
いいもの見ちゃった。
ここでBLUESさんが。
あれ、こんなに早くは来られないはずじゃなかったんですか。
たっちゃんさんもいらっしゃった。
元のポジションに戻り、開演を待っていると、さらにひろともさんが。
Century関東勢はほとんど集結だ。
あいちゃんは何番目に出てくるんだろう。
人気から言うと1番か2番だろう。トリは大塚愛だろうから。

19時予定通り開演。
ステージは照明が落ちているので誰が出てきているのかさっぱりわからない。
スポットが浴びせられ現れたのは川嶋あい。
早く出てきたのは嬉しいけど、
一番人気がないということだからファンとしては複雑な気分。

「1番、川嶋あい行きます。」
「どんなときも」
やはりこれくらいの曲で出てこないとあとの二人に見劣りするか。
もちろんバンド付き。
今日の服装は襟ぐりの広い白いシャツ、半袖の。
ボトムはジーンズ。
髪の毛はアップにしている。
このときメインフロアのほとんどが前へ殺到した。
後ろに大きな空白ができる。
これだからライブハウスいやなんだよな。
前にいたらかなりひどい目に遭う。

そのまま2曲目、聴いたことがないぞ。
新曲「Luna〜砂漠の物語〜」
いや、川嶋祭りで聴いたことがあるな。
ギターがアコースティックギターに変わっている。
歌い終わってあいちゃん後ろを向いて水を飲みのどスプレーを使った。

「こんばんは、川嶋あいです!」
「みなさん、もりあがってますか!」
客席「ィエーイ!」
「本当に、盛り上がってますか!」
客席「ィエーイ!」
「今日は私以外のアーティストを見に来た人もたくさんいると思いますけど。」
「盛り上がらないと、私がかわいそうです。」
場内爆笑。
うまく笑いを取った。
「今日は3アーティストの競演と言うことなんですけど。」
「それで今日は衣装替えタイムがあります。」
「早速着替えてきます。」
下手に引っ込んだ。
ここで赤い照明に音楽が「タブー」。
怪しい雰囲気、爆笑。
BLUESさんによるとこの曲は本当はもっと違う名前があるらしい。
結局BLUESさんも思い出せなかった。

下手からあいちゃん現れた。
予想通り525のTシャツ。
白地に赤字のもの。
胸にサインが入っている。
「この服何か分かりますか?」
客席から「525Tシャツ。」
「そう、これ世界一安いんですよ。」
「上下で1万円しないです。」
「この服に着替えたと言うことは『525ページ』を歌うと言うことですね。」
「525ページ、スタート!」

「525ページ」
ライブバージョン。
これCDのどのバージョンに近いんだろう。
客席手拍子のなか上手へ移動し、しばらくして真ん中に戻る。
歌い終わって、またまた水とスプレー。
「皆さん、暖まりましたか?」
「盛り上がってますか!」
「本当に盛り上がってますか!」
「まだまだ行きますよ!」
「バラード行きます。」
えっ、バラードで盛り上がれっていうの。
「去年の8月20日発売になったファーストマキシシングルの・・・」
「天使たちのメロディー」
歌い終わって、スプレー。
「さっき忘れちゃったんですけど、525Tシャツ、プレゼントしちゃいます。」
ビニール袋に入ったTシャツを客席メインフロア上手方向に一つ、
真ん中方向に一つ投げ込んだ。
うちらのいるところはどう見ても届きそうにないところなので、気分的に楽。
「私が着てるのも」
と言いながら、脱いだ。
わっ、艶めかしい。
下は最初に登場してきたときのシャツ。
脱いだのも投げ込んだ。
川嶋祭りの時と違って近いこともあり、ちゃんと全部誰かの元に行った。
客席もっとと騒ぐ。
「もう無いので、あきらめてください。」
まだうるさい。
「ちょっと静まってください。」
「今日伝えたいことがあります。」
「このライブは5000円ですかね。」
客席から「3800円」。
「高いですね、ありがとうございます。」
「いつも私のライブは2000円くらいなので。」
「3800円で1ヶ月暮らせる国があります。」
「皆さん知っているタイですらそうです。」
「先日イラクで命を落とされた方が命がけで写真を撮って私たちに残してくださった。」
「命をかけて何か伝えてくださった。」
「私は歌手として何か伝えられることがあると分かりました。」
「皆さんも一緒に何か伝えてください。」
「人間の生きるのに大切なものは愛です。」
こうして字で書いてみると感動しますね。
「最後は切ない愛の歌です。」

「12個の季節〜4度目の春〜」
キーボードとギターです。
歌い終わって
「このあとも二人のあいさんが歌ってくれますので楽しく過ごしてください。」
下手にあいちゃん消えました。
19時33分。
終わりました。

自分としては本日の目的果たしました。
しかし、皆さんいらっしゃるので去りがたいです。
結局Ai+BAND聴いちゃいました。
電車の時間が気になったので、ここで私は中座。
大塚愛は名古屋で見る。
東京駅に着き21時半のひかりに乗った。
ひろゆきさんに電話してみると後方に大音響。
まだやってるんだ。
すごい。
帰りのひかりの中でこの原稿半分くらい、なかなか最後まで車中では書けない。

・レポートその2(HISAさん)

出演者、川嶋あい、AI+BAND、大塚愛

曲、1どんなときも、2Luna〜砂漠の物語〜 3、525ページ、
  4天使たちのメロディー、5、12個の季節〜4度目の春〜

他の主演者との絡みはこの日はなしです。
アンコールも順番的に1番だったので掛かりませんでした。
しかし
「他の人目当てで来た人も盛り上がってくれないと・・・
 私がかわいそうですよ」
って自虐的なギャグ初めて聞きましたね
今回は弾き語りはなく全てバンド演奏でした。

MCには真面目な話をしてました。戦争のこと日本が裕福なこと等・・・
出演者3人の名前が「あい」であることから「愛」について語り
12個の季節で出番は終わりました。

12個の季節は評判よかったですね、
隣にいた別の出演者目当ての中年の男性も
「中学時代を思い出した。」と言って感動していました。
おそらくはじめて聞く曲だったんでしょう。こうしてファンは増えていくんですね

525Tシャツ三枚投げてました。
最後は自分の着てるものまで・・・
こっちにも投げてほしかったけど運なんで仕方ないですね

追伸:「(525Tシャツ2000円は)世界で一番安い服です!」
   ってあいさん!僕がこの日着てたTシャツ525円(税込)ですよ!
   2枚でも525円(税込)です。下には下がいますよ〜(笑)

・レポートその1(kazu_2さん)

仕事が渋谷の日で良かった…。
ほんのちょっとだけ抜けてくると言い残して17時頃クアトロに着いた。
外に数人、階段をあがって上に行ってみると5人ほどすでに並んでいる。
5階までの階段の踊り場に50ずつ整理番号が振ってあり、
関係者がすでに番号の通りにならぶように指示していた。
開場まで時間があるので、サンマルクカフェでアイスコーヒーを飲んで時間調整。

17時30頃から階段に並んでみた。18時丁度に入場が始まった。
実はクアトロは知り尽くしている。
ここで見るにはステージに向かって右側のテーブルサイドに限る。

18時ジャストに照明が落ちた。
フロアにあふれんばかりに入った観客が一気に前に押し寄せる。
フロアの後ろ半分が空いてしまい、詰めれば詰まるじゃん!と思ったが、
この状態をデフラグと称した人がいたような…。

突然「1番、川嶋行きまーす!」とあいちゃんが叫んでライブが始まった。
あいちゃんが最初だなんて…仕事を抜けてきたkazu_2にとっては最適化。

1.どんなときも 
  白のノースリーブにデニムのパンツとスニーカー。
  髪もあげていて、ルックス的にはかなりヤバイ(良いの意)。
  「この間はよく私を裏切ってくれたわね!」と試されている感じがしました(^^;
  ステージに向かって右サイドのフロアから1段上がったテーブルサイドに
  Centuryの面々が集まっている。

2.Luna −砂漠の物語−
  代々木に続いて聞くのは2回目だ。
  1回目に聞いたときはかなり中近東風なイメージを持ったのだけれど、
  今日のイメージは山口百恵の「愛染橋」。ちょっと古いか。
  おそらくコード進行が似ているのだろう。
  アップテンポの曲で観客を暖めてからバラードで裏切る…
  というパターンは今後のあいちゃんの常套手段か…。(でも、いい曲だ)
  ここでいつものように給水&のどぬーる。

<MC>
  『こんばんはー 川嶋あいです』
  『盛り上がってますかー』 「わー」
  『ホントに盛り上がってますかー』 「わー」
  『今日は私以外のアーチストを見に来た方も沢山いると思うんですけど、
   こういうときは皆さんが盛り上がらないと…私がかわいそうですよ!』(爆)

  『今日は3アーチスト合同イベントです!』
  『時間に限りがあるんですが、なんと私のステージでは衣装チェンジがあります!』
   …と上手(かみて)にいそいそとあいちゃん消えてゆく。
   SEでタブー <加藤茶のちょっとだけよ、の曲> がかかる (爆)
   しかも、ステージ上がピンクの照明に変わる…。(誰の企画?川嶋企画?)

  しばらくして、あいちゃんがさっきのノースリーブの上に白バージョンの
  525Tシャツで現れる。(6.1という日付とサイン入り)

  『この服、みなさん知ってますか?』(観客揃って)「ごーにーごー!」
  『そうです、世界で一番安い衣装です』(爆)
  『たぶん上下で1万円くらいです!』
  『この服に着替えたってことは次の曲は皆さんわかりますか?』「ごーにーごー!」
  『525ページ スタート!』

3.525ページ
  ステージを左右に歩きながら歌う。それに合わせて観客が左右に揺れる。
  CDよりもちょっとゆっくり目なテンポ。
  歌い終わって、給水+のどぬーる タイム。

  『みなさん、あったまりましたかー』
  『盛り上がってますかー』「わー」
  『本当ですかー』    「わー」
  『まだまだ行けますかー』「わー」
  『(ここまで盛り上げておいて)次はバラード行きます!』(爆)
  『今まで作った曲の中で一番思い入れがある曲です』
  『去年の8月21日にリリースした1stマキシ「天使たちのメロディー」です』
   (ここでドラムとピアノが顔を見合わせて???となっていた)
   →あとで理由がわかる

4.天使たちのメロディー
  ベースから(しかもフレットレスシュミレータ使用)入る、初めて聞くアレンジ。
  アコースティックギターとの絡み方が絶妙。

  『ありがとうございまーす』
  『えっと、さっき忘れちゃったんですけど、この私が着ている525Tシャツ
   みなさんにプレゼントしちゃいます!』(さっきの段取り間違いはこれか!)
  『今から投げますんで!』(代々木の失敗を活かして、今日はしばってある)
   2枚投げた後で『もう一枚、私が着ているこれもプレゼントします』と…。
   無造作に脱いだので、わき腹とおへその辺りが見えてしまい、
   前列の方が異様な盛り上がりをみせる…。

   ホールが騒然としている中で
  『みなさんキャッチしてくれましたか?』「もうないの?」
  『もうないので諦めてください!』(爆)かなりフロアがざわめく。
  『みなさん静まってください!』『落ち着いて!』 
  『良いですか?』『落ち着きましたね?』

  『今日のライブは5千円ですかね?』「3,800円!」
  『私のはいつも2,000円くらいなので、高いですよね?』
  『高いのに来てくださってありがとう』
  『私はみなさんに何かを伝える立場、人間になったんですけど
   偉そうかもしれませんが、みなさんに伝えたいことがあります』
  『たとえば、今日のライブ3,800円で世界で1ヶ月暮らせる国が
   たくさんあります』
  『日本人がたくさん行くタイですら、そういう状態らしいんですけど
   先日、イラクで命を落とした方は命がけでフィルムを撮って私達に
   何かを伝えてくれるわけです』
  『私はいま歌手という立場になりましたけれど、もうひとつこの立場になって
   伝えられるものがあるってことがわかりました』
  『皆さんもできることをいっしょに伝えてやって行って欲しいと思うんです』
  『人間が生きる上でいちばん大切なのは愛だと思うので、
   沢山の優しい気持ちを伝えてください』
  『最後は切ない愛を歌った曲です。最後に聞いて下さい』

5.12個の季節 −4度目の季節−
  あんなにざわめいていたホールが気がついたらシーンと静まっている。
  決してMCでしらけてしまったわけでも、盛り下がってしまったわけでもない。
  みんな聞き入っているのだ。それほど出来のよい「12個の季節」だった。

  kazu_2は、ここであいちゃんがソデに下がったのを確認して仕事に戻った…。
  この続きは、どなたかにお譲りするとして…。(次は京都か?)