2004年4月4日 オリコンスーパーライブ
@お台場パレットタウン

・演奏曲目

天使たちのメロディー(1stMaxiバージョン)
525ページ
12個の季節〜4度目の春〜

・レポートその2(ジラルデリさん)

オリコンスーパーライブ。
どうも、東京厚生年金会館の合同卒業式ライブを目標に生きてきたので、
それ以降のライブはなかなか行く気にならない。
今回も行くのを決意したのは直前だ。
場所はお台場パレットタウン。
あのWinter GreetingがあったZepp Tokyoの隣である。
天気は、悪そう、そして寒そうである。
とりあえず合羽は用意した。
多分野外の会場だろうから。
服装は、ランニングシャツの上にカジュアルシャツ、
その上にセーター、アウターがウインドブレーカーである。
このウインドブレーカーを中綿入りのジャケットにしようか迷ったが、
名古屋の陽気ではとてもそんな気にならない。
ウインドブレーカーで出発。

またまた、ちっとも節約せずのぞみで品川駅に降り立った。
新橋からゆりかもめで青海。
寒いです。
東京厚生年金会館の時の二の舞。
また、失敗だ。
学習という言葉を知らないとしか思えない。
空は分厚い雲に覆われているが、雨は降っていない。

ついたのは11時頃。
会場には誰もいない。
パレットタウンの広場を枠で仕切ったのが会場。
当然、屋根なんか無い。
頼むから天気もってくれよ。
会場に誰もいないと思ったら、すぐそばに列ができていた。
100人くらいかな。
すぐに列の最後尾に並んだ。
そこには知った顔が。
Cショックさん。
挨拶する。
ほとんど間髪を入れず、もう一人。
コアラのマーチさん。
3人いると心強い。
3人で話しながら待つと時間の進みも早い。
その間にも、たっちゃんさん、ひろともさんが見える。
話しながら、昼ご飯を食べながら待った。

12時半頃、スタッフの指示誘導により会場に入場した。
中央の7,8列目くらいか。
ステージの上にはしっかり屋根がある。
Cショックさん、コアラのマーチさん、たっちゃんさんと一つの固まりになった。
左手に少し離れてひろともさん。
観客の列の後ろの方に、BLUESさん、わんちゃんさん、
トリエさん、羽生兄弟さんの姿が見える。
天気は持っている。
時々、ぽつぽつと来るがその程度。

13時、司会のニッポン放送吉田尚紀アナウンサーが現れた。
そして、何かのコンテストで選ばれた女の子が5人。
そのうちの最優秀の子が司会で残った。
まず、安倍麻美さん。
続いて、ソニンさん。
ソニンさんは4曲歌ったので時間がだいぶ後ろに押した。

あいちゃんが登場したのは14時55分頃。
ここで雨脚が急に強くなった。
それまではぽつりぽつりだったのに、結構本降り。
自分はその前に合羽を着ておいたのでそこそこ大丈夫だけど、
他のお客さんはずぶ濡れ。司会とのトークで。
「寒いので走ってアップしてました。」
「現役高校生だったので若さを。」
「勉強が大変でした。」
「特に数学がだめ。」
「謝恩会で最後の制服を着ました。」
「もう、制服着るとコスプレになっちゃいます。」
「もう、友達とも会えない。」
「3つの目標、手売りでCD5000枚売ること。
 渋公でライブを行うこと。
 路上ライブ1000回やること。
 今年中に行けると思います。
 500回くらいがつらかったです。」
今日のライブはカウントに入ってますかの問いに。
「入ってません(きっぱり)。」
私たちが普段見ているライブはノーカウントだったんです。
謎が一つ解けました。
「私、雨女なんでごめんなさい。」
メモが雨でにじんでよく読めません。
まあ、こんなこと言ってました。
本当に雨女です。
しゃれになりません。
ステージの上にはすでにKURZWEILPC88 と言う
聞き慣れない名前のキーボードが据えつけられています。
キーボードにこうへいさん、
そしてアコースティックギターのなかじいさんが出てきました。
白地にでかでかと黒地で525と胸に書かれたTシャツを着ています。
寒いのか中に黒い長袖Tシャツを着ています。

あいちゃんは白いジャケットにインナーは赤、下はジーンズです。
髪はアップにしています。
指の赤いマニキュアが印象的。
「あいちゃーん!!」
の声がかかります。
中には
「こうへいさん、かわいい!!」の声も。
アコースティックギターのチューニングに少し時間がかかります。
いよいよ歌い出します。

「天使たちのメロディー」
歌い終わって

「改めまして、今日は、川嶋あいです。」
「今日は曇りでいきなり雨になりました。」
「それで、暗い曲から始めました。」
「私のイメージが暗いです。」
そんなこと全然感じませんが。
あいちゃんは今のままで暗くも何ともありませんが。
「暗くはないので、暗いと思わないでくださいね。」
ここで、
「暑いですね。」と言ってジャケットを脱ぎました。
寒いはずですが。
赤いインナーは、こうへいさん、なかじいさんの来ているのと色違いのTシャツでした。
胸の525は白地です。
なかにやはり黒い長袖Tシャツを着ています。
「卒業コンサートを行い、高校を卒業しました。」
「第3弾シングルが出ます。
 525ページという曲です。
 いつ出るかというと初回版が5月26日あたり。
 通常版がその後出ます。
 早速歌いたいと思います。」

「525ページ」
歌い終わって、ステージの上から何かを取りました。
のどスプレーです。
後ろを向いて、のどスプレーを使いました。
水を飲むのと違って痛々しい感じがします。

「暗い曲に戻ります。」
あいちゃん、この日は「暗い」という表現を連発する。
実は私もあることで、この日暗かったんだけど、あいちゃんも何かあったんだろうか。
「世間では悲しい事件ばかり、アフガニスタンやタイで悲しい映像が。」
「大きなメッセージのある歌を歌いたいです。」
おっ、「雨になる」を歌うつもりか。
このとき雨は降り続いていたので、しゃれにならないぞと思ったら。
「卒業をテーマにした歌を歌います。
 できたら目を閉じて聞いてみてください。」
あれっ。

「12個の季節〜4度目の春〜」
なんか1曲削られちゃったみたい。
歌い終わって、司会に
「干ばつ地帯に行ったら神様になれますよ。」と言われてました。

雨が強かったので、すぐさま撤退です。
トヨタのブースに逃げ込みました。
このときにCショックさん、コアラのマーチさんとはぐれてしまいました。
十六夜会長さん、ひろゆきさん、けむさんも見えていて、
みんなでティールームでお茶しました。
楽しかったです。
自分のテーブルにはBLUESさん、トリエさん、羽生兄弟さんがお見えになりました。
メンバーのなかで遠征してきたのは私だけです。
その場にいるのが当たり前みたいになってる自分が怖い。
(2004.04.06掲載)

・レポートその1(BLUESさん)

春の天気は気まぐれだ…
昨日、あれだけ天気良く、暖かかったのに、一晩で真冬に戻っていた。
天気が悪いとは言っても降ってるわけではなかったので、
「せめてあいちゃんが終わるまでもってくれ…」
と思っていた。

前日深夜に放映している某テレビ局のサッカー番組の最後で
「明日、お台場ビーナスフォートの2Fで、
 わたしたちのトークショーがあります。
 無料ですので、是非おいでください」
と言っていた。時間は11時45分から。
「これはちょうどいい☆」ということで、
この日は10時前に寒い部屋を出たのだった。

お台場も久しぶりだった。12月の「Winter Greeting」以来?
週末からのお腹の下りを気にしつつ(^^;)、
ビーナスフォート2階のイチバン奥でトークショーを観る。
白石美帆はかわいいなー。。。 
あっ、マズー、番組ばれちゃう(笑)
約45分のトークショーを観終わって携帯を見ると、ひろともさんから着信が。
もう会場に入っている… とのことで、急いで1階広場に移動。
が、見あらたないし、メールしたけど戻ってこないし。。。
でマックで昼食を購入。
妙に子供連れが多くで座れなかったのです(笑)
隣のMEGA WAVEでそそくさと食べたあと、入場。

するとわんちゃん・トリエさん・羽生さんがちょうどそこに。
しばし話をしているとけむさんもおいでになり、
その直後ひろゆきさんも登場。
ひろともさんとたっちゃんが前の方にいるのだけはわかった…(笑)
しかし雨こそ落ちてこないけど、とにかく寒い。。。
去年の今ごろ、NHK前であいちゃんの路上を観ていた時のことを、
みなさんとしゃべりながらも想い出す…。
「オリコン」主宰で「25周年」のイベントに招かれてる。
しかもタダ。なんとなく不思議な気分だった。

さて、約10分程予定より遅れながら「安倍麻美」ちゃん登場。
その頃、十六夜さんも合流。
…しかし、ファンでない私にはどうでもいいコーナーが延々と続き… 
完全に飽きが来た頃、ファンと思しき人がトランス状態のダンスを始めた。。。
「新撰組」の鉢巻、ダンダラのハッピ… 
そのダンスがあまりにも面白く、ステージそっちのけでツボにハマッた(笑)
続くゲストの「ソニン」ちゃんの時もその方は踊りまくり… 
ステージの左側は誰もソニンちゃんを観ていない状態。
「オリコン」のスタッフ氏もデジカメで「踊る新撰組」を撮影していた(^^;)
笑いすぎてカラダが温まってきた。
ある意味、この方のおかげで久しぶりに大笑いをしたのだった。

15:00すぎて、ようやくあいちゃんの登場となる…。
前2人が「テレビ向けアイドル」であるのに対し、
18歳ではあるが、あいちゃんはすでに「アーティスト」の風格が漂う。
ポニーテール、白いレインコート、ジーンズ… 
ん? ちょっと化粧が濃いかなぁ(汗)
…ところが、あいちゃんが登場すると同時に雨が落ち出し、次第に雨脚が強く…
傘を差すとやる気のなさそうな会場スタッフが寄ってきて
「傘は禁止になってるので、カッパを買っていただくか…云々」
と小声でぐだぐだ言うので結局濡れながら観ることになった…

司会者と、コンテストで優勝したっていう女の子をアシスタントに、
あいちゃんは質問を受ける。
「寒くないですか?」の司会者の声に
「去年はもっと寒い中でも路上してましたんで」と答える。
確かにその通りです。
3月20日の「合同卒業式」について。
「制服姿ではもう歌わないんですか?」の質問に
「はい、あれが最後です、ねー。これで制服着たら
 今度は『コスプレ』になっちゃうんで(笑)」
の解答に場内は爆笑。
路上に出た時の『三つの目標』について話をして、
「路上1000回」あと何回ですか?
と聞かれて
「えー?? あと何回だっけ…?」と、
やっぱり今日も天然してくれました(笑)。
「雨降ってきちゃいましたねー。あたし『雨女』なんで、すみません〜」
と、「路上アーティストとしてはどーよ?」な発言のあと、よーやく歌に…。

この日に1曲目は「天使たちのメロディー」
バックにはいつものギターさん(左)とキーボードさん(右)。
こっちが聴き慣れて来たせいだろうか、非常にこの少人数ユニ
ットの響きが心地よい。
サウンドは心地良いのだが… 
まいった、雨でとにかくメモが取れない(^^;)
しかたないので、曲名だけ簡単にメモして、雨の中あいちゃんの歌に集中。
これが天候に恵まれていたら… 
昨日だったら言う事なかっただろうに…。
青いライティングにスモーク。そんなステージを観ながら妄想した。

歌い終わってあいちゃんは…
「暗い曲で始めてみました(笑)。
 あたしのコンサートって暗いんですけど『暗い』って思わないでくださいね」
とどこかで聞いた様なMCを。。。
で、「暑いですよね!」って白いコートを脱ぐと、
その下は赤地に白で「525」と書かれた「525ページ」Tシャツ!
ちなみに、バックメンバーのお2人は逆に白地に赤文字の「525」Tシャツだった…。
これ、売りに出たら、結構売れる気がする…
というか、あいちゃんが着ている赤い方は正直、ほしい(笑)
MCで「無事に高校を卒業しました!」って元気よく言うと
「5月25日にサードマキシが出ます!」と宣伝も忘れずに。

そしてその3rdマキシになる曲「525ページ」を披露することに。
先日新宿厚生年金会館で聴いたばかりなので、
ようやく曲のイメージが自分の中に落ち着いてきたかも。
Tシャツを作ってキャンペーンする価値はあるかもしれない(笑)
雨の中、オレンジのライティングの下で躍動感溢れる曲がビー
ナスフォートの広場に広がる。。。
5月25日の発売が待ち遠しい人も多いことでしょう。

で、「525ページ」が終わったところで
「えー、また暗い曲に戻ります(笑)」
とMCを入れたあいちゃんは赤いTシャツ姿のままで
先日の「合同卒業式」でもした様なコメントを…。
「アフガンとか、いろいろな人たちのことがニュースになっていますが、
 そういうイヤな事からも卒業出来れば…」

そんな感じのMCから最後の曲「12個の季節」を歌う。
ちっとも「暗い曲」なんかではないんだけど…(笑)
先日のフルバンド、あるいはオーラスで歌ったストリングス+
コーラス隊Ver.と比べてしまうと、サウンドの迫力はもちろんない。
が、シンプルな構成でも楽曲の魅力は損なわれることはない。
それは真に「完成された曲」であるからに他ならないのだけど、
やはりどんな形態で演奏しようがそこにある「核」になるものは…
「川嶋あいの声」だと思った。
寒暖の差が激しく、スケジュールだってキツイ中でも、
こうやって「声」で、雨の中で聞くわたしたちを包みこんでしまった。
…やっぱり、あいちゃん。 すごいコですな。。。
考えてみれば、今日の3曲は言わば「シングル」3曲を並べたわけで。
ある意味貴重なライブだったのかもしれないですねぇ。。。

歌い終わるとあいちゃんはコートを抱いて引き上げていった。
と、同時に我々も引き上げることに(^^;)
そこにひろともさんとたっちゃん、そしてジラルデリさんと合流。
「来てるのかなー?」と思っていたジラルデリさんがやっぱり
いたので、「あー、やっぱ来てるー」と指さして笑ってしまい、
失礼しましたー。
せっかくそろったので、お茶をして帰ることになりまして。

本日は天気もよろしくなければ、久しぶりに女性会員さんがい
ないイベントだったので、男ばっかり10人で(笑)

しかし… 週末、また個人的に凹む出来事があったばかりで、
ともすれば一人落ち込んでいるところを精神的に
またあいちゃんに救われた格好になりました…(^^;)
しかも3月20日の様に、
親睦会で久しぶりにCenturyの仲間に会うことで楽しい時間を過ごせた。。。
やっぱり、まだまだ「川嶋あい」と「Century」から、
離れる事は出来ないですね。

…もうすぐCenturyもファンクラブを立ち上げてから1年ですし。。。
これも、みなさんのおかげです。
(2004.04.06掲載)