2003年11月16日　B FLET'S CHRISTMAS LIVE
＠恵比寿ガーデンプレイスセンター広場

・演奏曲目

１	最後の夕日
２	long and deep X'mas
３	天使たちのメロディー（1stMaxiバージョン）
４	時雨
５	飛べない鳥
６	どんなときも
７	twelve seasons〜4度目の春〜

・レポートその２（たっちゃんさん）

11月16日に恵比寿ガーデンプレイスで行われたライブに行ってきました。

実は当日少し遅刻して到着。こともあろうに昨日行けなかったお台場と
時間を間違えていたのです。1時間前くらいに着けば充分だろうと思って
会場に着くとどこからか天使の歌声が（！）あれっ、なんで？とばかりに
広場に急ぐともう人ごみの向こうにあいちゃんの姿が。

long & deep X'masが流れる中とりあえず人の輪の一番後ろについて
歌声に聞きほれました。会場にはいくつものツリーが飾られクリスマス
ムード一色ですごく雰囲気ばっちりでした。
あいちゃんは今日は黒のワンピース姿で、この間の早稲田での元気が
いい格好とは反対に、すごく可愛い感じでした。
今日はあいちゃんの他にコーラス、キーボード、アコースティックギター
の4人編成でしたが、すごくいい雰囲気で会場のイメージにばっちりでした。

曲が終わると自分の紹介や、いま全国を回っていること、そして天使たちの
メロディーと言う曲がどうやって創られたかなどの話をして天メロに。
今日の会場は広場の上のほうに天井があったのですが、音がとてもいい感じに
響きわたっていました。

まるで、本当に教会で天使が賛美歌を歌っているようだったのです。

少ないながらも今までに聞いたあいちゃんのライブの中で一番素敵な姿
だったと思います。声も今日は本来に近いきれいな響きだったのではと
思いました。

そして続いて時雨。この曲の入ったアルバムを持っていないのですが、
吉祥寺で聞いて印象に残っていて、すごく聞きたかったので嬉しかったですね。
それが終わるとＭＣに。
「いろいろな会場をまわってきているんですが、今日は恵比寿だけあって
会場の皆さんが今までで一番上品な感じです」とか「こんなきれいなところで
やるの初めてです。昨日もきれいだったけど」とか言いながら
「でも、拍手とかしてもらっていいですか〜？」と会場に聞くあいちゃん。
「だいじょうぶだよ〜！」とか言いたいがまだ自分を捨てきれない
自分が恨めしい（笑）
そして拍手と言えば「飛べない鳥」最近すっかり元気よくいくときの定番に
なった感じがします。
そして私の好きな「どんなときも」3rdの初々しい歌い方もいいですが、
最近のとても力強い歌い方がすごく好きです。ぜひ新しくシングルに
カットして欲しいですね（笑）

そして最後はtwelve seasons 。
あいちゃんに言われるままに卒業のころを想い出して聴いていました。
この曲、どうやら来春にシングルカットされるらしいですね。
会場においてあった看板に書いてありました。
卒業シーズンに多くの学校で歌われるといいなぁ・・

ほんとに遅れていったことが悔やまれるようないいライブでした。
会場もきれいでしたが、恵比寿に天使降臨と言っても過言ではない
くらいあいちゃんもきれいでした。

・レポートその１（BLUESさん）

小春日和。
11月16日はまさしくそんな日だった。
朝から非常に良く晴れて、暖かかった。
晩秋の屋外でのライブにはこれ以上ない天気。
しかも自分は前日のお台場でのイベントには仕事で行けなかったので、
この日のライブは非常に楽しみなものだった。
考えてみるに、先日の後楽園で2曲聴いたのも、「ラジオ番組の公開収録」での
弾き語りだったわけで、ちゃんとしたライブということになると、
実に8月20日の「渋谷公会堂」以来！
なんとまぁ3ヶ月もあいちゃんの「ライブ」を観ていなかったわけですね(笑)。

買い物と行くところがあったので午前中からいそいそと出撃。
渋谷で買い物をしたあと、遊びながら恵比寿へ赴く…。
先日映画を観に来たばっかりだったのに、ガーデンプレイスへ来て見ると
そこにはとにかく大きな「シャンデリア」が作られていました。
さすがおしゃれな空間を演出する「恵比寿ガーデンプレイス」です。
その他、クリスマスツリーを模した植え込みにもイルミネーションが施され、
夜の煌びやかなシーンを想像させます(笑)

到着してみるとちょうどリハが始まったところでした。
すでにステージ近くにおられたひろともさんと合流。
「どんなときも」と「時雨」を数回リハーサルしてあいちゃんが
ステージを降りたので、二人してステージ袖に（笑）。
「あいちゃん！」と声をかけるとびっくり顔で
「あ〜っ！　お久しぶりですぅぅ」と、手を振ってくれました。
周りの人が「この人、あの子のなに？」って顔でコッチを見ていましたが…(^^;)
リハが終わって、ステージ前のスペースが解禁されると、
開演まで1時間半近くもあるのに多くの人で最前列はあっという間に人だかりに。
現在のあいちゃんの勢いを伺いしることとなり…。
まぁわたしとひろともさんは「今日は遠くからでもいいですね」ってことで
歓談してるうちに、いっかそくんやトリエさんやななほちゃんたちが到着し、
Centuryの集団が形成されて行く。という感じで時間が進み、
気がついてみるとすっかり空は暗くなっていたわけです。

そんな中、満を持してあいちゃんが登場。
黒いワンピースに身を包み、さっそうとステージへ。
特大のシャンデリアをバックに、静かに演奏が始まり、
歌い出したのは「最後の夕日」。
すでに夕日は落ちてしまってはいたが、シャンデリアの輝きと、
点在する植え込みのクリスマスツリーに飾られたイルミネーション、
そしてガーデンプレイスそのもののライティングが非常に上品な空間を作り出し、
そこだけが別空間の様な中、アコースティックな「最後の夕日」はとても幻想的だった…。
もともと美しいラブソングだけど、こんなに都会的な空間にこれほどマッチするとは…。
思うにアコースティックなアレンジが、かえって曲の持つリアリティーを引き出し、
会場の美しいネオンと相まって聴いてる人の視覚を刺激したのかもしれません。

「最後の夕日」を歌い終わったあいちゃんは
「後ろにすごいシャンデリアがありますけど、シャンデリアばかり見てないでわたし
の歌も聴いてくださいね」
と冗談をかまし、場内の笑いをさそう。
そして「わたしにもクリスマスソングがあるんですよ（ハート）」
という紹介の元に、「long & deep X'mas」を披露。

BBSのママさんの書き込みではありませんが、美しいシャンデリアを背に
イルミネーションが点灯する中で歌うあいちゃんの姿はとても印象的で、
ときおり吹く強い風にあいちゃんの髪がなびくので
「ホント、天使みたいだ…」と思ってしまった私です。
この曲も路上ではよく聴いていたわけですが、
いざ聴かなくなってみると寂しいもので。
いつも渋谷で聴いていた頃とはまた違った気持ちで聴くことになりました。
しかも、こんな「クリスマスモード」全開の会場で…。
去年のクリスマスライブで初めて聴いた曲が、こういうムード満点の場所で
聴けるというのは去年は想像も出来なかったですから。。。

2曲終わったところで少し長めのMCに。
「初めてわたしを観る方もいらっしゃるでしょうから」と福岡出身であること、
福岡から出て来て路上に立ったことを語る。
そして現在は全国各地でライブをしてまわっているということ。
…土日はほとんど地方に行ってるとのことで、
「結構大変です。」とあいちゃん自身も言っていました。
で、HPを観てください。という宣伝に引き続き、全国販売された
「天使たちのメロディー」のお話からその「天メロ」を披露。
アコースティックなアレンジとはいえ、1stマキシのテイストは損なわれることなく、
会場の雰囲気との相乗効果で非常に上品な「天メロ」になっていた。　
このシンプルな4人編成（あいちゃん、ギター、キーボード、コーラス）のユニットは、
案外あいちゃんの楽曲に合っているなぁ、と感じることしきり。
それはMCなしで続けて歌われた「時雨」でも感じられた。。。

個人的な「アレンジの好み」というのがあるので、
一概に「こうです」とは言えないけど、オリジナルで「ピアノだけ」だった楽曲に
アコギとコーラスが加わったことでサウンドに厚みが増したのはモチロン、
ピアノだけでは出しえない楽曲の表情が増え、
6thに収録の「海辺の手紙」の様なドラマ性を帯びた曲に変身した様に感じました。
もちろん、オリジナルの「時雨」が優れた楽曲であり、「ピアノ」の独奏に耐えうる
スバラシイ曲であるからこそ、このアレンジも生きてくるわけですが…。

「時雨」を歌い終わってMCを入れたあいちゃんは
「全国各地、いろいろな場所で歌ってると、その土地土地で様々な反応があって面白
いんですけど、今日のこの会場の恵比寿のお客さんはさすがにイチバン上品です！」
と言ってまた場内の笑いを取った。
そして「ノレる曲なので手拍子してくださいね！」という煽りと共に始まった曲は、
BBSでかあみんさんが「アレンジが気に入った」と書き込んでいた「飛べない鳥」。

なるほど、原曲のイメージはそのままに、実にシンプルなそのアレンジは
非常に聴きやすく好感がもてるアレンジで、わたしも「気に入りました！」(笑)
「飛べない鳥」というと、どうしても思い出すのが1年前のワンマンライブ。
アンコールで歌われたこの曲で、最後の「ラララ〜」の部分でノリに乗ったあいちゃんは
「ブルースさんも歌って！」「いざよいさんも！」「ママさんはいる〜？」
と私たちの名前をコールしてくれたんですね(^^;)　　…もう、そんなこともないカモ…。
渋公前もあまり路上では歌われなくなり、キディランドで久しぶりに聞けて嬉しかっ
たんですが、こんなムードのある場所で聴けるなんて…　あいちゃん、ありがとう。

そして再びMCなしで、もはや代表曲と言っても誰も異論はないでしょう
「どんなときも」を熱唱！
聴くのに一生懸命で気が付かなかったけど、もしかすると、
ワンハーフ（2番を歌わない）だったかも知れません。
なんか短かった気がしたので…(^^;)

さて、ここで最後のMC。
「今日はCDを持って来てないんですけど、お店で見かけたら買ってくださいね！(笑）」
と宣伝を忘れずに(^^)v
そして、「卒業ソングを作りたかったんですよ」という話から
「twelve seasons　〜4度目の春〜」のお話へ。
どうやら来年春に2ndシングルになる事が決定したらしい（会場のあいちゃんの紹介
のコメントにそれらしき事が記載されてた）その「twelve seasons」を静かに静かに
歌って、この日のステージを締めくくった…。

何度も書く様だけど、会場の「クリスマス」なムードにはぴったりで、
「選曲の勝利」みたいな部分もあったと思う(笑)
前日のお台場のイベントはマナー問題で不愉快な気分だった人も多い様だが、
今日はそれほど悪質な人はいなかった様だし、（お台場を観ていないので比べる事は
出来ないけど）非常に内容の濃いステージだったと。。。
お台場を観たママさんのお話では、バックメンバーのアンサンブルも
「今日の方がずっとよかったよ」とのことで、サウンド的にもいい内容だったみたいですね。
ステージの上の方にはドーム状の屋根（アクリル？）があって、音響効果も良かった
と思われ…（時折吹く強風がマイクに入って少々残念な一瞬も何度かあったけど）。
ひと月ほどはやい「クリスマスコンサート」だったわけだけど、
あいちゃんからのグッドな「プレゼント」でした(笑)。

…と、すぐ後に横浜でのイベントが控えていましたね(^^;)
今度のイベントが今日の編成での出演なのか、あいちゃん一人でなのかは
まだ私は知りませんが、いずれにしても「川嶋あい」というアーティストは
「いつも次が楽しみ」だと思わせるアーティストだなァ。
…そんな風に思った、自分にとっては3ヶ月ぶりの「ライブ」でした。